【インタビュー2024】山下 祐太朗／企画部

好評のインタビュー企画、2024年も張り切ってまいります！

今回は、昨年joinしてフレッシュに活躍中の、企画部山下さんにお話を伺いました。

Makipへjoinするまでの経歴を教えていただけますか？

大学では情報系を専攻し、長らくアパレルのアルバイトをしていた経験から、アパレル×ITの仕事を希望していました。Makipは私にとって3社目になります。

最初に入社したのはアパレルECサイトの運営などを手がけているベンチャーで、紆余曲折あり、結果的に人材派遣事業の営業を担当しました。業務範囲は広く、派遣スタッフのマネジメントも私の責任で行いました。忙しい中でのマルチタスクに鍛えられ、良い経験を積むことができました。しかし、自分の理想とする仕事から離れていることに気づき、転職を決断しました。
2社目はWeb接客ツールの会社で、カスタマーサクセスを担当しました。アパレル業界のクライアントに対し、サイト課題をヒアリングして提案する、ECサイト内改善に携わりました。当初は自分の希望にマッチした仕事だと感じていましたが、やがてクライアントの悩みをより根本的に解決したいとの思いが芽生え、プロダクトマーケティングマネージャー（以降PMM）を目指して転職することにしました。

Makipに入社するきっかけと決め手を教えてください

PMMを目指して転職活動をしていましたが、未経験でチャレンジできる会社に出会えませんでした。Makipには直接的なPMMのポジションはなかったものの、それに関連する業務があり、スキルを向上させるチャンスがあるとエージェントの方に紹介され、応募しました。

入社については、大きな決め手が2つありました。
1つ目は「運命」です（笑）。情報系の大学を選んだきっかけは、実は『リッチマン・プアウーマン』というTVドラマで見たバーチャル試着システムでした。将来こういう仕事がしたいと思い、進学し、卒業後はアパレル×ITの仕事を目指して頑張ってきました。Makipの事業内容を知った時は、まるで原体験と再会したようで、完全に運命を感じました。
もう1つは、「大人の組織」という行動指針に惹かれたことです。過度なマネジメントや社内政治的なしがらみがなく、ビジネスに集中できる環境で、「自分のアイデアをどんどん出して結果を出すことが求められる」という点が特に、物事を主体的に進めていきたい自分に合うと感じました。

山下さんは現在企画部の所属ですが、どのようなお仕事をされていますか？

今の私の仕事は、担当するプロダクトがターゲット市場に対して、どのようなスタンダードを確立できるかを考えることです。プロダクトがどうあるべきか、市場に対してどのような価値を提供するのか、ユーザーの悩みを解決できるポイントは何か、それに応じてどの機能を開発すべきかなど、企画の全般にわたる業務を行っています。

具体的なプロセスとして、アシスタントと協力して市場・競合調査を行い、その結果を分析しながらプロダクトのあり方や方向性について検討します。そして開発すべき機能を見つけ、社内会議で提案し、開発部門と協力して実現を進めます。
さらに、完成したプロダクトの受け入れテストをアシスタントと協力して実施。新しいサービスについてはデザイン会社と連携してLP（ランディングページ）の作成も行っています。担当範囲は非常に広く、様々な工程で協力しながら、最適なプロダクトを提供するための戦略を練っています。

企画部の雰囲気はいかがですか？

雰囲気は、一言で言うと「本気」です。例えば、機能を作るにしてもまとまった費用がかかるので、それをかけてまでその機能を作るべきなのか、価値があるのかといった議論を常に真剣に行なっています。

入社当初、会議でこの手の議論が熱くなって厳しい指摘を受け、苦しんだ時もありました。しかし、会議が終わると皆、何事もなかったようにフランクに接してくれるのです。皆が仕事にプロ意識を持って取り組んでおり、個人の好き嫌いを混ぜない文化が根付いているので、「この人にこんなことを言ったら嫌われそうかな」といったしがらみが本当にありません。本気でビジネスを進める環境が整っているという印象です。

企画部にはどのような方がマッチすると思いますか？

会社の方針として、定型的な仕事はできるだけアシスタントに任せ、社員は主にクリエイティブで考える仕事に注力することが求められています。そのため、0→1や1→10のアイデアを生み出すことをメインで追求したい人にはピッタリだと考えます。ただし、データやロジックに基づいた根拠が非常に厳しく求められるので、数字やロジカルシンキングが苦にならない人でないと難しいかもしれません。

また、個人的にそれよりもっと重要だと感じるのは、どんな場でも臆せずに自分の考えを言えることです。例えば、プロダクトの方向性に関する議論は真吾さん（CEO）、てるおさん（CFO）が参加する会議で行われるため、そういった場でも自分の意見を堂々と述べられる人が最もマッチすると思います。
私自身、ある意味でKYなところがあり、プライベートでも空気を読まずにただ正論を言ってしまうところがあります（笑）。そこがMakipにはうまくマッチしました。

Makipは自律自走する組織と掲げていますが、山下さんが自律自走する為に心がけていることはありますか？

自分の夢と仕事を結びつけることです。夢というのは、仕事だけでなく、プライベートを含めた理想の人生像全体を指します。私は、結婚や子供のことなど細かい部分まで含め、いつまでにこんなことを叶えたい、という明確な夢があります。
そして、仕事も夢の一部と位置付けると、仕事はただ誰かにやらされるものではなく、自分の夢を叶える手段となると捉えられます。すると、不思議な感覚ですが、自責思考や自律自走は自然と芽生えるようになります。同時に、夢を叶えるためにはこの学びや挑戦が必要である、といった課題も明確になり、主体的に取り組むようになります。

Makipで今後何をMake IT Possibleしたいですか？

私はやはりファッションが好きなので、ECサイトでユーザーが洋服を買う際に感じる不満や不便を、ITの力でどんどん改善していきたいです。そのためには、Makipが持つ大量の体型データなどのアセットを積極的に活用していきたいと考えています。

最後に、転職活動をしている方にメッセージをお願いします

転職活動中、エージェントさんからいただいた言葉で印象深かったのは、「転職することと転職活動をすることは別物である」という言葉です。単に会社を変えることが目的の「転職する」という行為とは異なり、「転職活動」は、世の中に存在する様々な仕事を知り、その上で自分がどのような仕事を望むかを考えるための活動だと教えていただきました。

転職活動には様々な感情が交錯するかと思いますが、自己分析や異なる企業を見ることで、どのような人生を歩みたいか、その人生において望む仕事や適性は何か、自分なりの答えを見つけることが大事だと私は思います。そうすると、自分自身の軸ができ、迷いも少なくなるのではないでしょうか。

そんなアプローチもあるので、よかったらご自身の転職活動で活用してみてください！

山下さん、素敵なお話をありがとうございました！
運命の話は、私も聞いていて「それは運命だ！」と思いました笑

サッカー観戦、ランニング、映画鑑賞、散歩など、趣味もたくさんお持ちだそうで、そちらの話もまた聞いてみたいですね〜。

さて、インタビューを読んでみて、Makipって自分にも合ってるんじゃないか？と思ったあなた。
そこまではいかないものの、興味がちょっとだけあるあなた。

一度お話してみませんか？

ご連絡、お待ちしています！