【前編】CTOインタビュー 未知なるビッグデータの可能性 | 株式会社メイキップ
こんにちは!メイキップ佐々木です。最近、色々とリリースも出させて頂いておりますが、「人にフォーカスした記事をもっとみたい!」というご要望をたくさん頂きましたので、今後AIやビッグデータを活用した...
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↑先日実施した、メイキップ合宿の写真です。
みなさん、こんにちは。メイキップの佐々木です。
前編から少し間が空いてしまいましたが、CTO田村のインタビュー後編です。上記写真でセンターポジションでバッチリ写っているのが田村です。
※前編はこちらからどうぞ。
後編では、現在の仕事内容やCTOとしての田村の考えについて、話を聞いてみました。
現在の仕事内容を教えてください。
社内のエンジニアの作業効率が高まるようにするためのサポートや、会社の状況を加味した優先順位付を的確にすること。
もう少し上位概念では、対外的な契約において技術面で損をしないように適切な価値判断をすることでしょうか。
技術に関しては自社のコア技術として投資していくものか、スピード重視で外部技術を活用するかの方向性の示唆も重要な役割かとおもいます。
CTOという役割について個人の意見を聞かせてください。
会社が成長するフェーズ毎に求めらるCTOの仕事は違うかと思いますが、会社の経営戦略含めて各部署との相互理解、さらにはそれを技術チームと共有することは重要なミッションだと思っています。その為には、単なる研究部門長や開発部門長を超えた、広い視野と知識が求められるかと思います。
AIを活用した仕事の面白い部分、難しい部分を教えてください。
面白い点は、自分ができないことを高精度で実行してくれる優秀な部下を持った気分になれますね。
AIと一言でいっても、その中で実用化レベルのものもあれば、研究レベルのものもあります。研究コミュニティで発表された最先端のアルゴリムズを、いち早く自社のビックデータで将来性含めて検証できるのはメイキップならではの面白さです。
思うように動かない時の原因究明は難しいですが、ちょっとした工夫で精度が大幅に上がったりという面白い部分もあります。
メイキップでこれから挑戦してみたい事は何ですか?
数千万件を超えるファッション界の購買データと、それを日々購入する数百万件のユーザーの身体データ。さらに現在、「SASAGE.AI」という新プロダクトでモデル撮影、採寸、原稿といった新たなファッション業界のデータが蓄積されています。
※ささげ業務 =さ(撮影)さ(採寸)げ(原稿)の頭文字。アパレル商品をECで販売するうえで必須な業務
これらの、ビックデータをどのように顧客価値に変えるかが挑戦になるかと思います。
自社でのサービス開発はもちろんのこと、外部パートナーとの連携により画期的なサービスをどんどん生み出していきたいですね。
どんな人(エンジニア)と一緒に働きたいですか?
少数精鋭のチームでスピード感も早いですし、大変なことも多々ありますが、会社の成長を共に喜べる人が良いと思います。
知識はやる気と勤勉さで補えば良いと思いますし、メイキップのビジョンに沿って誠実で責任感のある人を歓迎したいと思っています。
あとは、ビッグデータをどうビジネスやサービスに活かすか。という点に興味を持てる方には、とても魅力的な環境だと考えています。実際、私もその一人です。笑
※合宿でのバックショット 左:田村 / 右:とつかっち
最後に。今後メイキップをどうしていきたいですか?
CTOとしては、技術者が魅力的に思ってくれて、「優秀な技術者が集まっている」という評判の会社にしたいです。その評判が優秀な技術者を集めてくれますので。
また、事業部門との連携をさらに強化してビジネスでも技術でも尖った会社を目指して行こうと思っています。
田村就任後、サービス開発の速度も一段と上がり、ますます目が話せないメイキップ。
みなさまを、あっ!!と驚かせるよう、今後もよりよいサービスを提供してまいります。