クール、だけどアグレッシブに。冷静と情熱に満ちたライブイベント当日 ーマーケ企画のちょっと裏側 #09ー
こんにちは。マーケティング担当の秋葉です。
当ブログではPharma Marketing Day2022 開催までの足取りをご紹介していきます。今回はプロジェクトの集大成、2022年10月5日のライブ配信当日についてお話します。
当日は朝9時に集合。ライブ配信チームはリハーサルの設定を最終確認、マーケティングチームはぎりぎりまで進行台本の見直しを行いました。
イベント全体の構成は、セッション幕間のスタジオトーク、ライブ配信セッションと録画セッションをミックスしたもので通常のメディカル向けWeb講演会と比べるとかなり複雑な構成に。オペレーションミスを減らすため、CMや録画セッションなどの動画素材は予め繋いだ状態で準備しましたが、こういった細かい仕込みがスムーズなオペレーションを実現させていたと思います。「どこまで想定して準備ができるか」が配信を成功させる秘訣ですね。
ライブ配信は12:00〜17:00の長丁場だったのでお昼休憩も無く、スキマ時間で食べられるよう、25個のおにぎりを急いで買いに走ったのも印象的でした。笑
最終確認の時間もアッという間に過ぎ、いよいよ運命の開演12時となりました。
華々しくスタートを切ったのはフィールドセールスKさんとカスタマーサクセスHさん。抜群のトーク力を発揮し場を盛り上げたのはもちろん、デジタルコンテンツ制作チーム制作のバーチャルセットやテロップもイベント統一感の演出として十二分に機能し、最高のスタートとなりました。
▼オープニングトーク
この後も続々とセミナーセッションが続き、デジタルイベントチームのオペレーション力が光ります。
セミナー内容については「客観的に製薬業界やドクターを見た意見が新鮮で気づきが多い」「データが裏付けされていて理解しやすい」など多くの視聴者の方から反響をいただきました。
▼イベントタイムテーブル
運営者として特に印象的だったのは、はじめての試みとなった視聴者参加型企画「PMD Meetup!視聴者と考えるセールス&マーケティングのリアル」です。アンケートツールを活用し視聴者の生の意見にコメントしていくこのセッションは、まさにライブ配信ならではといったセッションだったと感じています。
テーマは「営業組織のデジタル活用のあり方」「デジタルマーケティングの取り組み」のような大きいテーマから、「Web講演会でやってよかった事、やってみたい事」などすぐに参考できるクエスチョンも取り入れてバリエーション豊かに。
安定感のある司会のHさん・コメンテーターのKさん・Nさんらが会を盛り上げる傍ら、スタジオの裏側では「フリートークもう少し伸ばして!まだ回答数は増えるよ!」「今出てきたフリーコメントのこれとこれ、司会に拾ってもらって話題に組み込んで!」のように手に汗握る会話が繰り広げられていて、イベントオーナーとしては少し寿命が縮んだかもしれません。笑
▼PMD Meetup!視聴者と考えるセールス&マーケティングのリアル
一方、セミナーセッションと同時に進行している「Web懇親会」も滞りなく進みました。Web懇親会は、バーチャルオフィスを懇親会用に応用したもので、実際に隣に人がいるかのような自然なコミュニケーションができることが特徴です。
イベント用に仕上げた工夫としては、登壇企業の紹介リンクを各ブースに設置しアバターが近づくと閲覧できる仕組みや、会議室など個室も用意しその場で商談ができるような場づくりをしたことです。
▼Web懇親会の全体像
当日参加者をアテンドしたのはフィールドセールスチームとインサイドセールスチームでした。
中には弊社スタッフの名前を聞いて入室してくださった参加者の方もいらっしゃったそうで、「BGMもあって懇親会場らしいね」「アバターが近づくと声が大きくなったり逆に離れると小さくなったりするんだね」といったように会場の機能を楽しんでいただきながら、リラックスした雰囲気でディスカッションできたと評判でした。
さて、キックオフからイベント当日までおよそ5カ月に渡る長期プロジェクトとなりましたが、イベント申込者数は600名超、当日視聴は400名超となり、昨年実績を上回る結果で幕を閉じました。
しかし、まだまだ改善の余地があります。
よりコンテンツに磨きをかけ、より多くの人を巻き込みながら、ポジティブな驚きに満ちた「M3DCらしいイベント」となるよう、これからも会社全体でベストを尽くしていきたいと思います。