イベントの要!登壇企業選定のポイント ーマーケ企画のちょっと裏側 #03ー
こんにちは。
マーケティングマネージャーの渡辺です。
当ブログではイベント開催までの足取りをご紹介していきます。
Pharma Marketing Dayは、製薬・医療機器マーケティング向けのサービスを展開する複数の企業の協力で成り立っているイベントです。今回は、登壇企業選定の進め方についてお話したいと思います。
登壇企業の顔ぶれやセッションテーマはイベントを開催する上で最重要事項と言っても過言ではありません。非常に難しいことですが、大胆さと慎重さを持ち交渉・調整を進めるスキルを身につけることができます。
▼LinkedInでの募集
進め方ですが、まずは協力頂けそうな企業・団体のリストアップから始まります。その中から順番に出展交渉を進めます。交渉を行う上で気を付けるべきポイントは2つです。
- イベントの趣旨にマッチするか
- 双方のビジネスを毀損しないか
それぞれのポイントを解説します。
イベントの趣旨にマッチするか
イベントのコンセプトやテーマ、視聴者層など総合して趣旨にマッチするかは非常に重要です。趣旨に反するものが目立ってしまうとイベントの全体バランスが崩れてしまいますし、何より視聴者の期待を裏切ることにも繋がります。このミスマッチをさせないため、企画説明の場では趣旨やイベントへの想い・コンセプトについて厚く&熱く説明します。
双方のビジネスを毀損しないか
企業を代表して登壇頂く以上、ビジネスメリットの有無は重要な判断軸です。競合製品がある場合に出展を見送ることもあります。主催者である当社の他、登壇企業間でのカニバリゼーションを起こさぬよう各社と調整します。
冒頭で「大胆さと慎重さを持ち交渉・調整を進めるスキル」と書いておりますが、なぜ慎重さが必要かはご理解いただけたと思います。一方で、私は大胆さも必要だと考えています。守りに走ってしまうと新鮮さを失い、視聴者の期待を超えることはできません。業界に一石を投じる…とは言い過ぎですが、気づきや学びを得て頂くためにも新しさは必要ですし、実際に昨年登壇頂いた各社のセッションは非常に学びの多いものだったと反響も頂いています。
今年度は7社に登壇頂く予定で各社との調整を進めています。9月頃には登壇企業の顔ぶれも公開しますのでチェックしてみてくださいね。