【大阪スタジオOPEN記念 特集②】“大阪スタジオを作った男”を直撃!新スタジオ構築に込められた想いとは?
みなさん、こんにちは。M3DCライブチームのカワシマです。
この春、M3DCは関西進出を果たしました!
これを記念し、「大阪スタジオOPEN記念特集」と題しまして、シリーズ企画でお送りしたいと思います。
前回の(前回記事リンク)大阪淀屋橋スタジオの訪問リポートに続き、今回はそのスタジオ構築に携わった萱嶋さんにインタビューを行いました。
お話を伺っていくと、そこには社員の誰もが知らなかった舞台裏が!
社内でも「先生」「神様」と呼ばれるほど、人望の厚い萱嶋さん。
そんな萱嶋さんが大阪スタジオ構築に込めた想いとは・・・直撃しました!
最初は横から見ているだけだったプロジェクト。
だからこそ、任された「大阪」への想いがある
―大阪スタジオがオープンしましたね!
この重大任務「大阪スタジオ構築」を任された時、率直にどう思いましたか?
テンションが上がりました。
もともと僕が入社した当時は、自社スタジオなんて無くて、講演会開催の都度、外部の会場やスタジオを借りていました。
そんな中で「スタジオを自社で構築する」プランが浮上しました。当時、必要な機材を洗い出すように、依頼を受けましたが、振り返るとそれがM3DCでスタジオ構築に関わった初めての記憶です。そこから紆余曲折を経て、2018年1月に M3DCとして初の自社スタジオである 虎ノ門スタジオの開設に至ります。
―そんな歴史があったのですね。知らなかったです!
そして、その後は虎ノ門スタジオから現在の日本橋スタジオに移転したのですよね。
そうです。日本橋スタジオへの移転までは、別の主担当がいて、僕は機材を考えたり、見積もりや資料を作っていました。
ただ、本格的に動き出すようになった辺りから、配信の現場の仕事で忙しく、次第に自分は関われなくなっていきました。
興味もあったし、もっと仕事を振ってくれてもいいのにと思う反面、自身も明るくない分野のため勝手に手も出せないので「大変だなぁ」と横から眺める事しか出来なかったんです。
―その悔しい思いがあって、今回の大阪スタジオ構築に繋がっているのですね。
「ずっとやりたかった」とか「狙っていた」訳ではないですが、「あぁ、とうとう自分もやることになったか」という感じでしたね。
「何も分からない」ところから手探りの日々
―ところで、萱嶋さんは、これまでスタジオ構築のご経験は無いですよね?
「経験ゼロ」からのスタートは大変だったのでは?
大阪に拠点を作ることになったタイミングで、前任者から引継ぎが行われました。予め把握していた部分もある一方で、全然何をやっているか想像すらつかなかった部分もあり、最初は戸惑う事もありましたね。
当時は「B工事」「C工事」とか、オフィス構築で当たり前に交わされる用語が何を指しているのか分からなくて・・・正直、手探りの状態からのスタートでした。
ー実際に、メインで携わってみて、印象深かったことはありますか?
そもそもライブ配信や技術の仕事をしている人って、モノが出来ていく工程を眺める事が好きな人が多い気がします。自身としても「自分が関わっているモノが出来ていく」というのは、単純にそれだけで嬉しいですね。
ーすごい分かります!とは言っても、実際にカタチになっていくまでの道のりも長いですよね?ここだけの話、面倒だなと思うことはありませんでしたか?
正直な話、あまり無かったですね。
大阪で言うと、最初に様々な会社からレイアウト案や図面が上がってくるのですが、それを見ただけでも結構テンションが上がりましたよ。
プロセスの中で、色々な提案もしていただきました。「ガラスのパーテーションの方が解放感があるしカッコいいと思うのですがどうですか」とか、結局実現には至りませんでしたが壁画の案もありましたね。それらの提案を受ける度に、「こういうのが出来るんだ」とワクワクしましたね。
―大阪スタジオのガラスの感じはいいですよね。広く見えますよね。
かっこいいですよね。
・・・
細部にまで、こだわったスタジオを“限界まで”使いこなしてほしい
ーそうして萱嶋さんの理想のスタジオが出来たわけですね。ズバリ手ごたえはいかがですか?
手ごたえはもう十分にあります!
良いものが出来上がったなぁと思っています。
―おぉ!素晴らしいですね。こだわりのポイントはありますか?やはりスタジオですか?
今ある東京日本橋スタジオから学んだ事がたくさんあるので、「より良いものになるように」を第一に考えてつくりましたね。ただ、東京のものをそのままコピーする様な事はしないようにしました。また、細かいディティールにもこだわり続けたと自負しています。
ーオペレーションルームもかっこいいですよね!オペレーションしている側のテンションも上がります!
ライトとか、照明がいいですよね。
正直、オペレーションルームのダクトレールのライトは、お客様の目につくところではないけれど、あるだけで空間が締まっている印象を与えます。
ー大阪スタジオの今後の展望を教えてください。
兎にも角にも、お客様にたくさんご利用頂く事が1番だと考えています。「そういうスタジオの使い方があるんだ」とか、「なるほど、その演出は考えた事なかった」とか、お客様に新たな発見を提供出来る様になると面白いと思いますね。
今回、様々なご要望にお応えできるように工夫を凝らしスタジオを作りましたが、いっその事、限界までスタジオを使いこなせるような依頼が来たら嬉しいです。他にはイメージですが、大阪の独自カラーが出てもいいのではないかと思います。
・・・
―大阪スタジオに何度も足を運んでますよね。近辺はどんな場所ですか?
大阪スタジオのある北浜や淀屋橋近辺の街並みは、自分が普段目にする東京より全然かっこいいんですよね。
現代的な外観の建物やガラス張りの建物、変わった形をした建物や、未来っぽい建物がたくさんあります。街の感じが新鮮ですごい好きですね。
美味しそうなお店も沢山あります。今後は、大阪スタジオの案件終わりにお店も開拓したいと思います。
―スタジオ構築時に外出する時間はあまりなかったのですか?
はい、正直期待してましたが、思いの外忙しく、全くありませんでした!
スタジオを作っているときは、ずっとスタジオに籠りっぱなしでした。
大きな作業で言うと、机を組み立てたりモノを搬入したり、細かな作業で言うと、サーバーラックのNWの設定をしたりと、自分が思っている倍くらいの作業がありました。
―ゆくゆくは関西ライブチームが居てくれると嬉しいですか?
はい、必要です!そう聞くとテンションも上がりますね!
―関西でも関東でも、ライブチームへの応募をお待ちしております!!
大阪進出したM3DC、これからまだまだ飛躍しますよ!
ぜひご期待ください。
また、この萱嶋さんへのインタビューで、新たな事実が発覚しました!
M3DCは、さらに拡大していくようです・・・
その全貌はまた次の記事で明らかにしたいと思います。
お楽しみに!
萱嶋さんも所属しているライブチームのミートアップイベントは、こちらからご応募ください。
別の採用サイトからもたくさんのご応募をいただいております。
お待ちしております!