みなさんは仕事をする上で、どのようにモチベーションを保っていますか?
毎月のお給料やボーナスのために頑張る、単純に仕事が楽しい、守るべき家族のため、いろんな人がいると思います。
どんな理由であれ、仕事と真剣に向き合って頑張れるなら私は良いと思うのです。
でも、自分の仕事、なんのためにやっているのかわかりますか?
「自分」のではなく、「会社」の「何」の目的達成のためにその仕事があるか、知っていますか?
そんな迷子になる社員をなくすため、会社の大きな目標を達成するため、
ロゴスウェアではOKRという仕組みで目標管理をしています。
ところで、OKRという単語、聞いたことありますか?
OKRとは「Objectives and Key Results」の頭文字からきています。
構造はとてもシンプル。
1つの「目標・目的(Object)」と2~5個の「重要な結果指標(Key Results)」でできています。
このOKRとはGoogleなどで導入されている目標を管理する仕組みのことで、
目標の60~70%の達成率が理想的とされています。
期間は四半期。3ヶ月先の、現実的な目標とそのために必要なことをじっくり考えて設定します。
OKRは「組織全体の戦略や優先度を全員が理解し、一人一人が自立的に目標に向かっていけるようにする」ためにあります。
なので、組織の全員に公開して、誰もがお互いの作業状況を確認できるようにします。
OKRをきちんと設定し運用することで、チームにとって何が必要か、何を最適化すべきか、
日々の仕事でどのようなトレードオフをすべきかが明確になるので、
モチベーション管理にもなるのです。
ロゴスウェアでは、3ヶ月に1回全社会議があります。
そこで、今期の会社OKRはこれです!と社長が発表します。
各チームは、今期はこれをやり遂げるためにどうしようか考えて、
Objectをブレイクダウンしていき、チームのOKRとして設定するのです。
ちなみに、なぜ60~70%の達成率が理想なのかというと、
OKRには「コミットするOKR」と「野心的OKR」の2つがあるからです。
自分たちが実現したい未来を描き、そのためにはどうすればいいのか考えながら達成しようとすることに意味があるのです。
つまり、全てのOKRが達成されるということは、チームが十分限界に挑戦していないことを意味するのです。
(個人的には全部達成したい!と思うのですが、なかなか達成できないのが現実です・・・。)
全員が会社のOKR、各プログラムのOKRをいつでも確認することができるので、
今期調子が良さそうだな、とか、
これは危険!なんとかしないとやばい!
とかがわかるのです。
そこにリソースを割くかどうかを社長と相談し方向性を決めることができるので、各プログラムの進捗具合を確認するのにとても役立っています。
新入社員だとしても、入社後すぐにOKRをもつことはあります。(かくして私もそうでした)
自分がやり遂げるんだ!という強い意志を持って仕事に臨めるので、
私はOKRがあって良かったなと思っています。
OKRの質をもっと上げていきたい!というのが、社長と人事の想いです。
もっとスピード感をもって事業を成長させていくためにどうしたら良いか、
四半期毎にじっくり考え、より良い、ロゴスウェアらしいOKRをつくっていく予定ですので、
私もどう変わっていくか、今後が楽しみです!