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「大切な人に誇れる会社にしたい」代表が語るローカルイノベーションの姿とは。

こんにちは!19卒の川幡萌です!

今回は弊社代表の工藤嵩大(くどう たかひろ)さんにインタビューに行きました。
学生時代から創業までの経験や壮絶な道のり、工藤さんが理想とする会社像まで伺うことができました!

プロフィール

・長野県出身
・元野球部
・キングダムが愛読書

波乱に満ちた創業への道

・学生時代、どんな学生でしたか?

 最初の1年間はとにかく遊んでいましたね。父が長野で40年以上喫茶店を自営してまして、物心ついた頃から親の背中を見て育ったので、自分の裁量と責任で事業をすることが生き方の根幹になっていたと思います。その影響もあり、将来は自分で商いをしようと思っていました。そこで、経営者に必要なファイナンスの勉強を大学2年生から始めました。その流れで、自分でコミュニティを作ってみようと思い、サークルを立ち上げたり、大学3年生の時には就職活動を支援する団体の立ち上げもしました。昔から何かしたいと思ったことは自分で挑戦しないと気が済まないタイプだったので、大学4年生の夏休みは神奈川から福島まで往復700キロを野宿で旅したりしてました(笑)

 アルバイトは、飲食店やパチンコ店の搬送業務、広告代理店や軽井沢へ住み込みの仕事など、ありとあらゆるバイトはしてきました。そのおかげで、誰がどのように動いたら最大限成果へ繋がるかなど、視座を上げ全体を俯瞰して見る力が養われたと思います。

・すごい行動的な学生生活でしたね!


・会社創業までのストーリーを教えてください!

 20歳の時に公認会計士の勉強をしていたんですが、この時に読んでいた本の中で、24歳で起業をしている起業家が多くいることを知り、そこで夢(起業)が目標になり「自分も24歳で起業する」という人生設計を立てました。起業するためにも、まずは就職し、短期間で営業力を高めたいと考えていたので、顧客に合わせたコンサルティングができ、自身の成果がストレートに反映される保険の仕事を選びました。でも、7ヶ月年でその会社は辞めてしまいましたね(笑)

・え、それはかなり早い決断でしたね。

 辞めたのには3つ理由があります。一つは自分のセクターでトップセールスになることを目標にしていたのですが、半年で達成できたこと。もう一つは、約半年間、目標をクリアしているにも関わらず、評価があいまいに感じたこと。そして最後の一つは、このままリーダーに上がり大きな鳥籠の中で微温湯に浸かっていたら抜け出せなくなると感じ、次のステージへ行くことを決意しました。


・そのあとはどうしたんですか?

 全く真逆の更に過酷な何も無い環境に身を置きたいと思い、フルコミッションの絶対評価で、設立1年、従業員3人の営業代行の会社に転職しました。従業員1,000人以上から3人の会社になったので、本当に何もかも違いすぎて毎日が驚きの連続でした。当時は、一日300件以上の個人宅や法人に飛び込み営業をし、よく理不尽な罵声を浴びました(笑)また、営業以外にも社内の採用業務などを経験し、部下もでき、マネジメントや組織づくりなど、組織運営に必要な経験も学ぶことができました。最終的にはその会社はなくなってしまったのですが、本当に濃い一年を経験できたこと、今でも感謝してます。

・そんなところまで経験されたのですね。


・では、その後どのように会社を立ち上げたのですか?

 2011年に3人で起業したのですが、当時は自社サービスも無かったので、自分たちの強みを活かせる営業代行からスタートしました。最初はとにかく商材があれば営業し、Wi-Fiを店舗へ導入したり、花が長持ちする珪藻を売ったりもしていましたね。ただ、中々売上が立たず、だんだん貯金や資金もなくなっていき、3ヶ月目には一緒に起業した2人も離れ、同時に親友が目の前で倒れ記憶喪失になるなど、本当に心の底から辛く苦しい時期でした。


・そんな歴史があったんですね!そのあとはどうしたんですか?

 これからどうしようか悩んでいた時に、会社設立の手伝いをしてくれた八木(弊社役員)に連絡をしました。そこで八木に「結局どうしたいの?」と聞かれ「僕はやりたい!どれだけ辛い事があっても、ここでめげたまま終わりたくない!」と話したら、「それなら応援するよ!一緒に頑張ろう!」と言われたのが今でも覚えています。精神的に参っていたので、本当にその言葉に救われました。その出来事をきっかけに、八木と一緒にビジネスをしていくことになりました。初心に帰り何をしていきたいかを考えた時に、昔から人が笑顔になることや、目の前に困っている人がいたら助けたいと強く想っていたこと。そんな出来事に幸せを感じていたこと。そして、八木が人材系の知見があり、自分も学生時代に団体を運営していた経験もあったので、人の幸せをサポートできる人材の仕事をしていこうと決意しました。

・ご自身でやってきたことと八木さんとの出会いがこの事業を走らせたのですね! 



「人」と関わる仕事だからこそ「人」が強みです

・工藤さんからみて、ローカルイノベーションの強みはどんなところだと思いますか?

 人ですかね。就職支援事業では直接的に人が介在していくからこそ、ユーザーのためを想っているメンバーが多いと思います。利己主義の人は少ないし、利他主義だからこそ、「人」が強みの会社だと思います。もちろん社内でも、困っているメンバーやチームがあったら自然と手助けをしている所をよく見ます。イベントの時もみんなで助け合って実施しているところから、チームプレーを自然と出来る人が多いと思います。


・会社の理想とする形はどんな状態ですか?

 理想は創業以来変わっていないのですが、世の中の人から必要とされるサービスやプロダクトを作り続けること。そして、今ローカルイノベーションという船に乗っているメンバーが、ここで働いていくことを大切な人に誇れている状態を目指しているし、これからも大切な価値観としてブラさずにいたいです。


・では最後に、働きたい!と思うのはどんな人ですか?

 優秀な人より一緒に働きたいと思える人と働きたいです。一緒に働きたい人とは、「ローカルイノベーションっぽい人」です。基本的なスキルやマインドはもちろん大切ですが、それ以上にメンバーそれぞれが一緒に働きたい人と思えるかどうかが最も重要です。これからの会社のカルチャーを形成していく主役になりたい人。なれる人。そして、一緒に将来の夢を語り、チームローカルイノベーションとして「大切な人に誇れる会社にしたい」と強く思える人と働きたいです。個人的にお酒が大好きなので「一緒にお酒を飲める人」も大切な要素ですね(笑)
 後は失敗を賞賛し、挑戦し続ける会社であり続けたいので、自ら積極的に手を挙げ、失敗を恐れず新しい一歩を踏み出せる人、またはそのマインドをもっている人は是非お会いしたいです。その為なら、北海道でも沖縄でも、どこにでも出向きます!(笑)

・工藤さん、貴重なお話ありがとうございました!

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