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ないものは創り、あるものは活かす姿勢

仙台プロジェクトリーダーの吉田です。

先日宮城県へ1週間出張してきました!

リヴァ取締役の青木とともに、宮城県栗原市のNPOまきばフリースクールさんに2泊し、交流させていただきました。

グループホームや作業所見学。フリースクール、就労支援に通う若者達と一緒にフットサルや芋煮作りなど体験させていただきました。

11月3日には、まきばさんが主宰している東北のフリースクールが集結したフットサル大会「MKBカップ」に参加。

東京から来た私達(ダイバーシティサッカーサポーター)は全敗という結果でしたが、、

大会の随所にどんな人でも参加できるようにという仕掛けがちりばめられていました。

開会宣言も閉会宣言も、「開会宣言やりたい人~~っ」と、その場で決める自由な雰囲気。

運動が苦手でも芋煮ブースや、団子ブースで大会運営に参加していたり、表彰も「応援大賞」や「個人表彰」など個人の頑張りに焦点があたるユニークな仕組み。

滞在中、理事長の武田さま、理事中山さまから様々なお話をいただきました。

「目の前に困っている人がいれば、まず手を差し伸ばす」「ないものは創り、あるものは活かす」ということを大切に、なんども団体が無くなってしまうかもしれないような困難がありながら、乗り越えてきたこと。

困難なことそのものが、人と人との繋げたり、団体や人を成長させてきたこと。

そういったことを繰り返して、設立から20年たってきたこと。

一つ一つの壮絶なエピソードに驚嘆するとともに、その一貫した真摯な団体としての姿勢に心打たれました。

リヴァとの共通点も沢山感じました。

理念がしっかりと組織に根づいていること。現在のまきばで働くスタッフの中に、ケアを受ける側にいたメンバーが多くいらっしゃること。利用者さんと支援者が隔たりを感じさせないフラットな関係であること。ちょっとした笑いや余白を大切にする雰囲気etc...

一方、リヴァに足りない部分も見えました。

リヴァは東京という資源に恵まれている場所で、これまで事業を展開してきました。ある程度就労経験があって、うつ病で働けなくなっている方の支援に強みを発揮してきましたが、その結果、自分たちの枠の中で考えられる範囲内の支援にとどまりがちになってきている。

一方、まきばさんは、制度の狭間にあるニーズ、支援がより難しい人びとを支えることを実践し続けています。

私たちがすぐに同じことが出来るとは到底思えませんが、これまでの枠に捉われず、「目の前に困っている人がいれば、まず手を差し伸ばす」「ないものは創り、あるものは活かす」姿勢を大切にしていきたい想いを強くしました。

初の地域進出を前に、私にまきばフリースクールさんの支援を見せてくれた役員青木ときっかけとなってくれたリヴァのOGさんに本当に感謝。

私個人としては、「ないものを創る」ときに自分がワクワクすることを大切にしていきたい。

その第一歩として、宮城県で、「うつの方を主体としたフットサルチーム」を作って、まきばフリースクールさんと試合をしたいという目標が出来ました!

まきばさんとは、これからもスタッフ交流や、農作業のお手伝いで関わりが出来たらという話をしております!

別件ですが、大きな進捗として来年4月開所へ向けて物件が決まりそうです。

仙台駅から多少歩きますが、明るい雰囲気のセンターになりそうです。(まだ非公開ですが、楽しみにしていてください。

(画像は物件を内見して悩む代表伊藤)


【まきばフリースクールHP】

http://npomakiba.org/effect.html

まきばフリースクール|団体紹介
まきばフリースクール
http://npomakiba.org/effect.html
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