はじめまして!今年の4月に株式会社リヴァに入社した、菅野智佐(すげのちさ)です。
リヴァでは、3年ぶり通算3人目の新卒入社社員になります。
現在は、「みらいか」という業務効率化と通所者の自分らしさを支援する、障害福祉施設向けサービス(BtoB)を提供する事業部に関わりながら、新卒採用や自社のHPにある「リヴァマガ」というコンテンツ作りにも関わっています。
今後、Wantedlyブログでは「新入社員のリアル」として、私の奮闘ぶりをお伝えしていきます。リヴァに関心のある方はもちろん、社会人のリアルを知りたい学生の方にも読んでもらえるよう、赤裸々に更新していきます(笑)。
今回は、私とリヴァの出会いについて。
リヴァの選考を受けるきっかけとなったのは、
「自分に正直に」 というリヴァの代表、伊藤の言葉です(笑)。
忘れもしません。初めて会った日の帰り際にこの言葉を放たれ、当時抱えていた自分の将来に対する迷いを全て見透かされた、と思いました。
その頃の私はというと、山形でアナウンサーになることを目指し、アナウンススクールに通っていました。
進学をきっかけに住み始めた山形が大好きで、もっと色んな出会いを積み重ねて、情報を発信し、山形で暮らすことを誇りに思う人を増やしたかったからです。
でも、アナウンススクールで練習を重ねて上達するたびに、なまりは消え、声質も変わり、なんだか私の個性が消えていく気がしました。求められる「アナウンサー像」に合わせるばかりで、素を出すことができない(今振り返れば、素と真逆であるおしとやかな自分を演じていましたね)。
本当の私は必要ないのかなあ・・・でも偽った自分のまま働くのは苦しそうだなあと、モヤモヤ・・・。
同時期に関心を持っていたのは、LGBTについてです。LGBT当事者の友人から話を聞いたことがきっかけで、自分が生きやすいと思っていた山形はカミングアウトをしにくい環境であり、性別への偏見が理由で自分らしくいられない人がいる現状を知りました。
ショックを受けたのと同時に、当事者の方々の力になりたいと強く思い、LGBTに対する理解を深めるための「ワークショップ(以下、WS)」を主催しました。
掲げたテーマは「一人ひとりが自分らしく生きられる社会をつくるために、私たちに何ができるか」。
数か月にわたって準備したWSが無事終わると、このテーマこそが私が取り組んでいきたい課題なのだと気づきます。
リヴァと出会ったのは、それから3日後。企業から学生にアプローチをかける“逆求人サイト”を通じて連絡がありました。
当時のリヴァの理念は、「ひとりでも多くの人が自分らしい生き方に気づき、ともに実現を目指す(現在は『自分らしく生きるためのインフラをつくる』)」。
主催したWSのテーマと一致している!と驚きましたね。私のやりたいことを理念に掲げる会社から声がかかるなんて・・・と「運命」を感じました。すぐに返信をして、数日後、伊藤と会うことに。
正直、うつ病についての知識はほとんどなく、どちらかというとネガティブなイメージを持っていました。しかし、「うつ病になって、『人生がいい方向に変わった』と話す方もいる」と聞き、とても興味を持ちました。
何より伊藤がこれからやってみたいことを楽しそうに話す姿につられて、私もおしゃべりが止まらず、この人と一緒に働くリヴァならありのままの自分を受け入れてもらい、やりたいことを仕事にできるのではないかと思えました。
しかし、すぐにも選考に進みたいという気持ちと、今までお金も時間もかけて、積み重ねてきたアナウンサーになるための勉強を手放していいのだろうか・・・と葛藤。
そんな迷える帰り際に「自分に正直に」 と、言われたのです。
「私だって正直になりたいし、本当はやりたいことは違うかもしれないって気付いてるよ・・・」と悔しい気持ちになるのと同時に、これも何かのチャンスだから選考を受けて本当に自分がやりたいことと向き合おうと決心しました。
これが、私の「自分に正直でない就活」を辞めた瞬間です。実際に働いてみて、この選択は間違いではなかったと確信できています。
「企業に合わせた志望動機を考え続ける就活でいいのかなあ」
「私の本当にやりたいことは、この会社で働くことなのだろうか?」
そんなモヤモヤを抱えている方は、ちょっと立ち止まって自分の正直な気持ちと向き合ってみるのもいいかもしれません。
次回は、この後どのようにしてリヴァの内定を得たのか・・・(私が感動した)リヴァの選考方法について書いてみようと思います!