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リファラル採用で社員自ら理想の組織をつくる。「この人と働きたい」を後押しする採用手法の実際

テーマは「リファラル採用」です。社員が友人や知り合いを紹介する採用手法で、制度として取り入れている企業も多く、LINE Fukuokaでも、積極的に取り入れています。

今回はLINE Fukuokaのリファラル制度について、その仕組みや実際に「紹介した社員」と「紹介を受けて入社した社員」の声をお届けします。

目次

①採用担当者に聞く!リファラル制度
 1.リファラル制度とはどのような制度ですか?
 2.紹介から採用までの流れは?
 3.多くの企業が取り入れているリファラル制度。LINE Fukuoka独自の取り組みは?
 4.すでに多くの社員が利用している社内制度ですが、どのようにして制度は浸透していったのでしょうか?
②制度利用者の声

採用担当者に聞く!リファラル制度

まずは、リファラル制度の運用を担当するPeople Growth室 増田さんに、LINE Fukuokaのリファラル制度について聞きました。

リファラル制度とはどのような制度ですか?

紹介から採用までの流れは?

多くの企業が取り入れているリファラル制度。LINE Fukuoka独自の取り組みは?

すでに多くの社員が利用している社内制度ですが、どのようにして制度は浸透していったのでしょうか?


制度を知ってもらうための活動

・ポスターの社内掲示

オフィス内のさまざまな場所に掲示されているポスター

・メルマガの配信

実際に送信されたメールマガジン


制度が活用されるための活動

・定期的に社内アンケートを実施

・オフィスツアーを計画中



制度利用者の声

実際にリファラル制度を利用して紹介した・入社したお二人に話を聞いてみましょう。

今回話を聞いたのは……

紹介した人

福永誠
飲食業界から情報系の専門学校後、2014年LINE Fukuoka入社。
品質保証を専門にするサービステストセンターでテスターを経て、現在はService Test2室にてマネージャーとして、テストプロセス構築・推進を行う。上記写真右

紹介された人

熊野省吾
新卒で小売業の社内システムエンジニアとして8年経験後、2021年LINE Fukuoka入社。
Service Test2室でテストマネジメント、テスト実行業務を担当。上記写真左

─ 同級生だったお二人はリファラル制度を利用して、現在は福永さんがマネージャーを務める部署で同僚として働いています。どのような流れで同級生から同僚になったのでしょうか?

福永 : 私と熊野さんは情報系の専門学校に通っていたときに同じクラスでした。
同級生とのLINEグループがあって、そこへ定期的に「転職を考えていたら読んでみて」と採用関連の情報や、募集中の職種のURLを送っていました。2021年に入ってメッセージを送ったときに、熊野さんから「詳しく話を聞かせてくれない?」っていう反応をもらい、そこからリファラル制度を利用して紹介しました。

熊野 : 6年の間に、3~4回はそのLINEメッセージを見ていました。前職に入社してすぐだったり、役職についてすぐだったり、転職を考えていないときに届いていたので、メッセージにリアクションしたことはありませんでした。
長く同じところで働くことのメリット・デメリットについて考え始めたくらいに、またメッセージが届いて。まずは話を聞いてみたいなと思い連絡して、食事をすることになりました。

福永 : 地頭も物事の考え方に対するセンスも良くて、ずっとポテンシャルの高さを感じている友人だったので連絡が来て嬉しかったです。


─ 定期的に同級生へ採用情報を送っていたのには、何か狙いがあったのでしょうか?

福永 : LINE Fukuokaは、友人たちが専門性を発揮して活躍できる場所だと思っているからです。
LINE Fukuokaに入社して8年経ち、マネージャーという立場もあり、組織の良い部分だけではなく課題について考える時間が増えました。熊野さんが「話を聞きたい」と連絡をくれた時期は特に、組織の中で浮き彫りになっていた課題に対して改革を始めようとしているタイミングでした。

食事をしながら前職の実績や経験を話してくれて、私の中で一緒に働きたい人だという確信が強くなりました。
私からは、直面している課題とそれをどう変えていきたいか。そのために熊野さんが必要だから仲間になってほしいということを伝えました。

熊野 : 福永さんが感じている課題も含め、社内のことを包み隠さず話してもらえたので、それを聞いた上でじっくり考えることができました。
当時の勤務先は、年齢や勤続年数に応じて順に役職が決まってくような、年功序列のシステムを感じる環境でした。もし、勤続年数や年齢に関わらず、成果を出すことで仕事を任せてもらえるとしたら、チャンスは増えます。

福永さんの話を聞いて、チャレンジを後押しするカルチャーを感じましたし、もし入社できたらチャンスがたくさんありそうだという印象は強かったです。
迷いはありましたが、チャレンジできる環境を良いなと思ったら、そこから先は聞けば聞くほど「いいじゃないか!いいじゃないか!」と雪だるま式に気持ちが高まっていきました。


─ そこから、入社まではどのように進みましたか?

福永 : リファラル制度専用のURLがあるので、私がしたのはそのURLを伝えるまでです。それ以降は採用担当者とのやり取りです。

熊野 : そうですね。履歴書と職務経歴書を送り、その後、オンラインの一次試験を受けました。合否の連絡がメールで届いて、一次面接、二次面接、三次面接と続きました。オンライン試験の有無や面接の回数は応募した職種によって違うと思います。

─ 紹介者は採用状況の進捗はわかるのでしょうか?

福永 : 最後の合否だけは共有を受けますが、リファラル制度利用だからと言って状況が報告されるわけではありません。エントリー後は、他の応募者の方と同じ動きです。部署内で採用に関わっていたとしても、紹介者の場合は選考担当から外れます。
私の場合、選考中の状況は熊野さん本人から聞いていました。


─ 採用に至るまでの優遇はありませんが、リファラルだからこそのメリットはありましたか?

熊野 : 福永さんからの声かけがなかったら、LINE Fukuokaを転職先として考えることすらなかったと思います。
僕の場合は、前職がシステムエンジニアだったので、品質保証の領域はジョブチェンジでした。
福永さんと話をする中で、システムエンジニアの経験がいかせることを具体的にイメージできました。もし、その機会がなかったら、前職と同業の企業に絞って転職先を探していたはずです。

福永 : 私自身が一緒に働きたくて紹介した人だったからこそ、採用になってほしかった。だから、面接が決まったときは面接担当者が誰になったかを事前に聞いて、その方の考えが分かりやすいブログやメディアの記事を一覧で送って、読むように伝えました。

熊野 : ありがたいですね。

─ 組織にとって必要なメンバーを自分で探して見つけ、仲間にした福永さん。「リファラル制度」がその後押しになったように感じました。最後に、同級生から同僚になっていかがですか?

福永 : 熊野さんは、思った通り活躍してくれています。本質を捉えた意見を言ってくれる、なかなか出会えない人だと思っていたので、仲間になってもらえて嬉しいです。
友人関係から同僚って、ちょっと気まずいのかなと心配はあったんですけど、意識しなくても仕事は仕事としてはっきり線引きできています。

熊野 : 仕事は仕事ですね。仕事が終わった後は、友人としてこれまで通りってかんじです。


「リファラル採用」がLINE Fukuokaでどのように制度として運用されているか。そして、自らで理想の組織を作っていくという社内のカルチャーを感じていただけていたら幸いです。

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