こんにちは!株式会社レイン(以下、LeIN)の採用広報担当です。
今回は、LeINの創業者である芦川CEOへインタビューしました!
これまでのキャリアやLeIN創業までのことから、LeINのRPO事業が他社とどう違い、どういった強みがあるのかを語っていただいた記事です。
「IT採用には絶対の自信がある」「LeINでキャリアを積めばHR業界で活躍できる高いスキルが身につく」と言い切る、その秘密に迫ります!
プロフィール
CEO 芦川 由香
大学時代に独学で画像処理ソフトを開発したことがきっかけでITに興味をもち、エンジニアとして電力系SIerへ入社。リクルートエージェントへ転職後、IT・製造業領域の採用コンサルタント・キャリアアドバイザーを担当し、100社以上のIT企業、2,000名以上のエンジニアの転職をサポート。連続MVP受賞などの成果を上げる。2014年にフリーの採用コンサルタントとして独立し、多くの企業の採用を支援。2019年に株式会社レイン(LeIN)を創業。LinkedInのオフィシャルビジネスパートナーとしてLinkedIn製品とHRコンサルティングサービスを提供している。
ー Contents ー
1, これまでのキャリアとLeIN創業まで
2,「ITエンジニアの働きやすい社会づくり」とは
3, LeINのRPO事業は他社となにが違う?
4, LeINにマッチする人、今後求めたい人
5, LeINでのキャリアを通じて得られること
6, 今後の目標と課題
7, これから一緒になる人へ
新卒未経験のエンジニアを経て、採用支援の世界に
ー これまでのキャリアとLeIN創業まで
新卒入社した電力会社で未経験から4年ほどエンジニアとして仕事をし、その後キャリアチェンジをしてリクルートキャリアへ転職しました。
リクルートキャリア時代は「人材業界トップの会社で営業として一番になる」と取り組み、連続でMVPを受賞できるなど営業として一定の成果を出せていました。
ただ一方で、採用手法全体でみるとエージェント経由の候補者が占める割合は30%程度しかなかったことから、もっと広い視野で採用活動に携わりたいと考え、独立していろいろな企業にRPOとして入らせていただくようになりました。
数年フリーで活動し多くの支援に携わりましたが、1人でできることには限界があると感じ、社会に影響力を発揮するには組織でないとできないことが多いのではと思ったことが起業を考えたきっかけです。
ちょうど起業を視野に入れたタイミングで、LinkedInさんからパートナーを探しているというお話をいただきました。
当時の日本におけるLinkedInのパートナー企業は1社のみだったので、「今後の採用チャネルとしても可能性があることに加え、2社目であればアーリーアダプターとして色々チャレンジもできるのではないか」と感じ、LinkedInへのプレゼンと許可を経てパートナーになりました。
パートナーになるのと同時期にLeINを創業(2019年)しましたが、創業後すぐに新型コロナウイルスの感染拡大もあり、当時は苦労しましたね。
そんな苦しい状況のなかでも、クライアントの要望に対して地道に応え続けた結果、仲間が増えて、クライアントが増えて、今があるという感じです。
「ITエンジニアの働きやすい社会づくり」の実現 その先に見据えること
ー 「ITエンジニアの働きやすい社会づくり」とは
エンジニアの人々がパフォーマンスをしっかり発揮できる環境に身を置いてもらえるようにしたいと考えています。
エンジニアが正しく評価されて活躍するためには環境も重要です。そこで大事になるのが入り口、つまり「採用」です。スキルマッチはもちろんのこと、所属する企業のカルチャーにマッチするかも考えないといけません。
我々が代行しながらIT採用の現場を整えることはもちろんですが、ITエンジニアへの理解を深めるための勉強会を企業(エージェント含め)向けに実施したり採用広報をお手伝いする活動もしています。
社会問題となっているエンジニア人口の不足も、パフォーマンスを発揮できるエンジニアが増えれば一定はカバーできると考えています。
そして海外のエンジニアが活躍できる環境を日本の企業内に整えることも重要だと考えています。既に環境を持っている企業様から我々もアドバイスをいただき勉強させていただきながら、これから環境を構築したい企業様にアドバイスさせていただくこともあります。
少し大きな話になりますが、活躍できるエンジニアが増えれば、世界における日本のエンジニアの評価も高まるはずです。エンジニアの適切な採用を促進することで、日本をIT大国として活性化できると思いますね。
「IT採用に関しては絶対の自信がある」LeINのRPO事業
ー LeINのRPO事業について 他社となにが違う?
3つあると思っています。
まず1つ目は、品質です。当社はオペレーション代行ではなく、人事業務の代行者・コンサルタントとして、クライアントに深く入り込んで採用活動をします。
一般的なRPO事業は、採用進捗の対応やオペレーション代行などが多いかもしれませんが、LeINでは改善まで踏み込み、コンサル的なサービスを提供しています。
そのため、クライアントとの関係性や提供する仕事に深さが求められますね。
クライアントからも「スカウトを打つ・選考代行をするといったタスクベースでの活動ではなく、事業背景や課題を理解した上でプロジェクトのゴール設定などを一緒に考えながらやってもらえる。LeINさんとはワンチームで一緒に採用活動ができる」と言っていただけます。
2つ目は、「IT×グローバル」です。
私を含め元エンジニアのメンバーが多いことから「ITに強い」こと、そして「グローバル」採用の対応が可能であることです。
ITに関する知見は、エージェントでIT担当でした、という程度では深く知っているとはいえませんので、入社したあとのオンボーディングや勉強会で徹底的に知識を入れていきます。あるメンバーは、料理をしながらIT動画をひたすら見ていたそうですよ。笑
各職種に明るいメンバーがいますので、何かあったら教えてもらえる環境があるのも強みだと思います。
加えて最新の業界知識と現場を理解したうえでサポートしますので、その点をクライアントからも高く評価していただいています。
私もITに関しては継続して情報収集し続けています。創業以来自らお客さんを持ち続けており、現場感を損なわないようにしています。
グローバルの観点でいえば、日英バイリンガル対応ができる企業が少ないため、需要と供給のバランスから当社に白羽の矢が立ちやすいですね。とくに日系企業の風土やルールを理解した上で活動できる点は重宝されていると感じます。
3つ目は、LinkedInのパートナーであることです。LinkedInに詳しい事業社が他に少ないため、業界内において優位性があります。
LinkedInが採用市場の中で利用される機会も増えてきており、LinkedInに関する問い合わせも年々増えていますね。採用代行だけではなく、採用広報や広告運用についても対応させて頂いています。
こうした活動が実を結び、現状ではありがたいことにリファラルでのお取引が多く、メンバー個人に対して信頼をいただいていてお取引が始まるケースもあれば、サポートしている企業様から他社様をご紹介いただくケースもあります。
クライアントの信頼が信頼を呼ぶというサイクルが回っているのも、手を抜くメンバーが1人もいないからだと思いますね。
みんな常に全力でクライアントの課題に向き合い、真面目に取り組んでいます。一度お取引がはじまると、継続率が高いところもLeINの特徴です。
LeINなら1社1社と「深く」向き合える
ー LeINにマッチする人、今後求めたい人
LeINではお客様の採用パートナーとして、クライアントの内部にまで入り込み、ワンチームでプロジェクトを進めます。
パートナーである以上、当然ながらクライアントからの期待も高く、その期待に答え続ける必要があります。知的好奇心をもって期待に答えるために挑戦しつづけられる人が合うと思います。
入社してくれたメンバーからは「広く浅く数を追うような営業ではなく、コンサルタントとして、もっと深くクライアントとお付き合いをしたいからLeINを選んだ」とよく言ってもらえます。
単純なモノ売りではなく、ソリューションを提供したい。クライアント1社1社と向き合い、深くやり切りたいという人に、すごく楽しんでもらえる仕事だと思いますね。
当社のバリューにもあるように「お客様の半歩先」の提案をするためには、常にアンテナを高くしておく必要があります。知的好奇心を持ち、新しいことの経験値を高め続けられる人がいいですね。
また、弊社はフルリモート・フルフレックス・ロケーションフリーでの業務となるため、やる時はやる、自分の家庭や時間を大事にする時はする、というようにオンとオフを自分で切り替えることも大事だと思います。
「ITに強い人事」としてのキャリアを構築できる
ー LeINでのキャリアを通じて得られること
LeINでスキルを磨いておけば、どこにいっても採用担当として活躍できると思います。
なぜなら「ITに強い人事」は今後も確実に求められるからです。LeINには、ITに強い人事になるためのスキルを徹底的に教えられる人材が揃い、ITやエンジニアに関する最新の知見と経験が積める環境があります。
LeINで仕事してもらえたら、いいキャリアが身につくと思いますね。もちろん辞めないでほしいですけど・・・。
また、正社員だけでなく、業務委託のメンバーにも優秀な人材が多いため「人の繋がり」という財産ができる環境面も魅力です。出会いの数だけ知識やスキルを得るチャンスも多くなります。
「エンジニア採用=LeIN」というイメージの確立
ー 今後の目標と課題
「エンジニア採用といえばLeIN」とイメージしていただける立場になりたいですね。第一に相談を受けられるポジションを確立したいと考えています。
一方で、課題はナレッジの共有と、仕組み化です。
個人レベルでは新しい情報を取りに行き、提案できていると思いますが、まだ共有という観点では弱いかなと。
今期から「知見の横展開」を重点目標としていますので、会社内でナレッジを共有する機会を増やしたいです。
また現状では共有方法が属人化しており、これから規模を拡大するなかでLeINが大事にしているDNAを受け継いでいくためには仕組み化することが必須ですのでプラットフォームも整えているところです。
ー これから一緒になる人へ
LeINでは「謙虚と挑戦」というのを大事にしています。
まわりからのアドバイスは「ギフト」と捉えて謙虚に受け止め、しかし足踏みせずに挑戦し続けることを自身にも社内のメンバーにも求めています。
基本的にメンバーが挑戦することは、間違っていなければ止めません。いま在籍しているメンバーは「謙虚と挑戦」を大事にしながら仕事してくれているので、これから入社される人にも大事にしていただきたいと思います。
自分のやりたいことを思いっきりレインで実現してください!
今は立場や役割をご自身で作っていけるフェーズでもありますので、挑戦したい人のジョインをぜひお待ちしています!