UIデザインや画面レイアウトをはじめ、プロダクトの使いやすさに直結する視覚的な領域の開発に携わるフロントエンドエンジニア。
今回は、ユーザー目線でより良い機能開発に取り組むエンジニア・何(ほ)に話を聞きました。
これまで歩んできたキャリアやLegalOn Technologies(以下、LegalOn)入社の決め手、実際に入社した後に感じたことや、今後の展望などについて語ってもらいました。
何 韋宏(ほ・うぇいほん) フロントエンドエンジニア
台湾大学卒業後、新卒で台湾の大手IT企業に入社しエンジニア業務に従事する。アプリ、ウェブ開発、デザインなど様々な経験を積みながら日本語を勉強。2020年に来日してからはWeb系受託会社に就職し、2021年1月にLegalOnに入社。
プロダクトの提供価値やエンジニア組織の文化に共鳴し、LegalOnへ
― まず、何さんのこれまでのキャリアを教えてください!
私は台湾出身で、大学卒業後は半年間の兵役を経て、台湾の大手IT企業でフロントエンドエンジニアとしてキャリアをスタートしました。
ヘルスケア分野のBtoB向けのSaaSプロダクトなどを開発。サーバーサイドを含め、短い期間でさまざまな経験をしました。
2年勤めた後、日本に渡りWeb系受託開発企業へ転職。ECサイトやライブ配信サイトなどの開発に従事し、1年後にLegalOnに入社しました。
― なぜLegalOnへ転職することにしたのですか?
前職では、そろそろ学ぶことに限界があると感じていて、もっと成長できる環境に身を置きたいと思い始めていました。
転職を考え始めた時に、SNS上でエージェントから紹介されたのがLegalOnでした。
正直リーガルテック領域は知らなかったのですが、カジュアル面談に参加。
そのときに「LegalForce(AI契約審査プラットフォーム)」のデモ画面を見せてもらって、UIデザインがすごくかっこよくて驚きました。
こだわりを持って作っている、提供価値が大きいプロダクトだと感じました。
また、面接で現在の上司と話して、面接と言ってもエンジニア技術交流会みたいな感じだったのですが(笑)、技術雑談や経歴の話ですごく盛り上がって、開発全体の流れや技術運用の方針など、カジュアルな雰囲気で伺えてすごく勉強になったのを覚えています。個人的に、これまで受けた面接の中で一番選考体験がよかったと感じています!
今後もこういう風に学べる環境なんだろうな、こんな人と一緒に働きたいな、と思って入社を決めました。
LegalOnの技術レベルの高さを実感 多彩な開発に携わり、経験を積んでいる
― 入社して、LegalOn のエンジニアの技術レベルの高さを感じたそうですね。
はい。前職は受託開発で、どんな技術を使うかはお客さま次第なところもあり、システムに合わせ古い技術を使うこともありました。
LegalOn は常に最新の技術にアップデートしながら自社プロダクトを開発していて、チーム内でソースコードレビューをするだけでも勉強になることが多かったですね。
コードのガイドラインやリリースの仕方もNotionでまとめられていて、短い時間でも理解しやすかったです。
また、フロントエンドのメンバーで週1回はミーティングを行い、それぞれが進め方について提案するボトムアップ型で開発を進められるのも印象的でした。
エンジニア個人の持っている裁量の大きさを感じることもできました。
― 実際に入社してみて、LegalOnの印象はどうでしたか?
メンバーの仕事に対するモチベーションが高くて、リーダーシップをとれる人がたくさんいると感じました。
それぞれが自発的に課題を発掘して仮説立て・検証を行い、解決案を出して、メンバー全員でそれを検討。良いチームワークを実践できていると感じています。
「誰かが困っていたら助けるのが当たり前」という文化もあって、私も入社以降たくさん助けてもらいました。
Slackでメンションすれば良い答えが必ず返ってきますし、チームが大きくなってからもその文化は変わっていないですね。
― とくに大変だったことはなんですか?
今も携わっている「LegalForce」のオンラインエディタ機能の開発です。
契約書の作成と修正には、ほぼすべてのお客さまがWordを使っています。
つまり競合相手はMicrosoftなので、要求水準が高くかなりハードルが高いんです。
Wordファイルをアップロード・ダウンロードする際に、オンラインエディタで編集するためにブラウザで対応できるようデータ形式を変換する必要があるのですが、その変換実装がとくに難しいですね。
オンラインでの編集操作はそこまで実装が難しいものではないのですが、体裁を崩さずに変換を行うプロセスを入れるのは苦労が多いですね。
Wordには「Office Open XML(OOXML)」というドメイン知識が必要で、新たに勉強しなければなりませんでした。
しかし、新たな知識を吸収できる分やりがいはありますし、先ほどお伝えしたLegalOn のチームワークを最大限発揮すれば、提供価値の高い機能になっていくと信じています。
― ほかにもいろいろな機能開発に携わってきたんですよね。
機能単位でチームが分かれていて、必要となったときにアサインされていたので、「LegalForce」のあらゆる機能、レビュー比較機能や、ひな形機能などにも関わりました。
それらが無事にリリースされたときはうれしかったですね。
今年の5月にはUSプロジェクトにも参画。日本とは法律もニーズも違う米国向けのプロダクト開発に携わることができ、良い経験になりました。
今所属しているオンラインエディタチームでも、レビュー機能の追加など多様な業務に対応。
こうしていろいろ経験できるのは良いことですし、「LegalForce」の機能をどんどん拡張していけるのはおもしろいですね。
お客さまの声を生かす開発はLegalOnならでは 自分の成長を会社の成長につなげる
― LegalOn のフロントエンドエンジニアだからできることは、どんなことでしょうか?
お客さまからの声を生で聞きながら開発できることですね。
ユーザーヒアリングにはPdM(プロダクトマネージャー)だけではなく、フロントエンドの開発メンバーも参加して、感想や改善点をお客さまから直接伺うことができます。
CS(カスタマーサクセス)など営業担当が実施するミーティングに同席して、お客さまのフィードバックをいただくこともありますね。
お客さまからの意見をもとに、優先順位の高いものからスピーディーに実装しているのがLegalOn の強み。
これが、当社が提供するバリューのひとつ「We delight customers. / お客様に驚きと感動を」につながっていると思います。
― 今後挑戦していきたいことを教えてください。
引き続き、フロントエンドエンジニアとしての経験を積みたいですね。
LegalOnはまだ急成長の段階。自分の成長が会社の成長につながればと思いながら働いています。
また、今担当しているオンラインエディタは、「LegalForce」にとって重要な機能。その魅力を伝えながら、より多くの人と開発を進めたいと思います。
― 最後に、転職を考えている読者のみなさんに一言お願いします!
「仕事の日々の変化を楽しみたい」「考え続けて課題解決をしていきたい」「自分の成長を会社の成長につなげたい」というエンジニアの方は、きっとLegalOnで活躍できると思います。
ご応募お待ちしています!
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