※2022年10月作成/2024年5月更新
こんにちは。
人事採用担当の福本です。
当社の今期のスタート月である、2022年7月から新しい手当制度が始まりました!
新しくスタートした手当制度は、下記になります。
・近隣通勤手当*1
・在宅勤務手当
・AtCoder手当
・資格手当追加(手当対象資格追加)
・営業手当
*1 ▼ 近隣通勤手当については下記の記事をどうぞ。
その中で、この度の記事テーマは「AtCoder手当」についてのお話になります。
制度名だけだと「?」となる方も多いかと思いますので、「競技プログラミングとは…?」「AtCoderとは何ぞや?」というところからスタートしていきますね。
(既にご存知の方は、手当の概要から読み始めてください~。)
社員のスキルアップのためのユニークな手当制度の1つですので、ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです!
01|はじめに
皆さん、競技プログラミング、競プロという言葉をご存知でしょうか。
本記事を読んでくださっている方の中には、「競技プログラミング(競プロ)」「アルゴリズム」といった言葉を初めて聞いた方もいるかと思います。
競技プログラミングとは、「アルゴリズムとプログラミングスキルを競い合うコンテスト」の総称です。ものづくり的なアイデアを競う部分を排除し、純粋に技術のみで戦い、与えられた課題を参加者がプログラミングで解決する競技のことで、主にプログラムの作成時間やプログラムの性能を競い合います。
競技プログラミングの中には、プログラミングの知識の中でも「アルゴリズム」に特化している競技が多く見受けられます。
アルゴリズムとは日本語に訳すと、「演算法」「算法」などと呼ばれ、同じ答えを出すプログラムでも解き方や考え方が違うと処理の数が大幅に変わってしまう場合があり、その時の「解き方」や「考え方」のことをアルゴリズムと呼びます。
私(非エンジニア)は、アルゴリズムという言葉がでてきたら「方法」や、「やり方」のことだな!と変換するようにしています。
競プロやアルゴリズムに関しては、検索していただくと様々な情報がありますので、「もっと詳しく!」と思われた方は、これを機に情報収集してみてくださいね!
02|AtCoderって?
現在、世界中で多くの競技プログラミングコンテストが開かれています。レベルは易しいものから難しいものまで幅広く、規模も1日から数ヶ月にわたるものまでさまざまです。
その中で、日本最大級のプログラミングコンテストが開かれるサイトがAtCoderになります!
▼AtCoder公式サイト
AtCoderの特徴としては、多くの人が参加できるようにするため、専門分野に対する知識等は出題されず、ベースとなるアルゴリズムに関する問題が出題されます。
コンテストは毎週開催され、10,000人(2022年10月情報)ほどが同時に参加しています。スキルによってレーティングという実力指標が更新され、そのレーティングによってランクが決まります。そのランクはIT企業の面接で役に立つことも多く、実際当社ではエンジニア採用のスキル基準として利用しています。
★レーティングについてはこちらの記事 *を参考にしてください。
*参照:chokudaiのブログ
03|当社のAtCoder手当の概要について
ではでは!そんなAtCoderを利用した、当社の「AtCoder手当」をご紹介します!
AtCoder手当の概要は、全部署の正社員・準社員を対象とし、
4半期における最高パフォーマンスにより、AtCoder 手当が算出され付与されます。
概要全体像は下記をご覧ください。
前半の説明からすると、基準となるのはレーティングじゃないの?と思われた方もいるかと思います。
AtCoderレーティングは参加回数が少ないうちは低めに出る傾向が強いため、レーティングとは別にパフォーマンスという値が算出 & 公開されています。
パフォーマンスとはざっくり「コンテスト1回分のみのレーティングのようなもので、毎回そのパフォーマンスを取るとそのレーティングに収束する」という値です。
ですので、AtCoder手当をきっかけにAtCoderを始めたスタッフにも寄り添った手当になっているのではないでしょうか!
次に、上記の説明だけでは分かりにくいので、付与金額シミュレーションを公開します。
パフォーマンスの数値基準はありませんし、以下の前提条件を満たしていれば、誰にでもチャンスのある手当となっています。
【前提条件】
*1問以上正解することが必須
*1問も正解できなかった場合は対象外
04|当社のAtCoderユーザーをご紹介!
ここまでお付き合いいただきまして、ありがとうございます!
最後は、私がこの記事を作成する中で一番楽しみにしていたコーナーになります!!笑
それは...、
当社のAtCoderユーザーのご紹介になります🎊
この度紹介させていただく、5人のスタッフはこちら!↓
「最高レーティング」「いつからAtCoderを始めたか」に加えて、その他簡単な質問に答えていただきました。「色」については画像にて表現しています。
当社にはまだまだAtCoderユーザーが在籍していますが、全貌はまた別の記事でご紹介できればと思います。
では!勤続年数順にご紹介しますね。
■ 橋本 │ 開発部 開発課 フロントエンドエンジニア 係長 入社歴3年目
---AtCoderを始めたきっかけを教えてください。(簡単で結構です、一言でも!)
たまたまAtCoderが出てくる記事を読んで面白そうだったのと、その頃プログラマーへのキャリアチェンジを考えていたので役に立つかなと思って始めました。
---どれくらいのペースで参加されていますか?
最近はほぼ参加できていません…。
---AtCoder手当について一言お願いします!
AtCoderがきっかけで入社したので、この手当を機会に再開していきたいと思います!
■ 小泉 │ 開発部 開発課 バックエンドエンジニア 係長 入社歴3年目
---AtCoderを始めたきっかけを教えてください。(簡単で結構です、一言でも!)
パズル的な感じで面白そうだと思ったので。最初はコンテストには出てませんでした。
---どれくらいのペースで参加されていますか?
気が向いたとき。9時前であまり眠くなかったとき。
---AtCoder手当について一言お願いします!
Raitingでなく最高パフォーマンスなので、うまく解けない回があっても精神的ダメージが少ないと思います。
■ 藤井 │ 開発部 開発課 バックエンドエンジニア 入社歴3年目
---AtCoderを始めたきっかけを教えてください。(簡単で結構です、一言でも!)
プログラミングの練習になると思い、始めました。
---どれくらいのペースで参加されていますか?
最近は不定期で参加しています。
---AtCoder手当について一言お願いします!
ありがとうございます!モチベーション上がります!
■ 西田 │ 開発部 開発課 バックエンドエンジニア 入社歴2年目
---AtCoderを始めたきっかけを教えてください。(簡単で結構です、一言でも!)
AtCoderに興味を抱いたころは独学でプログラミングを学習していたのですが、自分にはアルゴリズム力が足りないなと感じて、勉強目的で始めました。
---どれくらいのペースで参加されていますか?
ここ最近はあまり参加できていませんが、多い時期だと毎週出ていました。
---AtCoder手当について一言お願いします!
参加するモチベーションになります!
■ 大島 │ 開発部 開発課 バックエンドエンジニア 入社歴1年目
---AtCoderを始めたきっかけを教えてください。(簡単で結構です、一言でも!)
プログラミングを一通り勉強したあと、特に作りたいものもなかったのでパズル感覚でコンテストに参加してみたのがきっかけです。
---どれくらいのペースで参加されていますか?
毎週参加しています。土曜夜のコンテストにむけて、日中に子供と遊んだり家事をやったりして「徳を積む」ことで、心置きなく参加できるのです。
---AtCoder手当について一言お願いします!
えっ!こんなに面白いゲームで遊んで手当がもらえるなんて、本当にいいんですか!?(笑)
---その他、何かあれば何でもどうぞ!
AtCoderは私にとってエンジニアを目指すきっかけになった特別なものですし、今後も趣味として末永く続けたいと思います。
皆さん、お忙しいなかご対応ありがとうございました!
…と、ここで終了する予定でしたが、代表ホイホイが作動してしまいました。笑
▼ 代表ホイホイについては下記記事をどうぞ。
追加で、AtCoderが好きすぎる当社の代表のご紹介…
以下、代表と私のやり取りです。
福本:「社長も記事に載せましょうか?」
西村:「うん」
福本:(即答やん。笑)←心の声
■ 西村 │ 代表取締役 兼 開発部/管理部 部長 創業11年目
かっこつけてますね!笑
▼ 代表について詳しくは下記記事をどうぞ。
いかがだったでしょうか?
今後もスタッフの皆さんのスキルアップのための制度を増やしていければと思います!
最後に、
この度の記事作成及び、手当概要について公式公開することを快諾してくださった、AtCoder株式会社 ご担当者さま、本当にありがとうございました。
この記事を通して、エンジニアを目指している方や、AtCoderユーザーに当社が転職先として気になる企業の1つになれれば幸いです。
まずはカジュアルにお話しましょう!
▼ 当社のカジュアル面談については下記記事をどうぞ。