広報アズです!
UrSTUDX(ユアスタ)は「誰でも先生になれる」そして「生徒はどこでも授業が受けられる」サービスとしてこれまでご紹介してきました。
厳格で正式な教育の資格を持つ先生に限らず、なぜあえて「誰でも先生になれる」ことをコンセプトとしているのか、疑問に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。その理由をお伝えしていきます。
目次
- 日本の教育現場の過酷な状況
- 求められる「学習者中心の教育環境」への転換
- 現状打開のカギは「教師の数」と「オンライン」
- 今すぐに、教師の数を増やしてオンラインで授業をする意義
日本の教育現場の過酷な状況
記事にあるように、今、学校現場では教員不足が課題になっています。
その背景としては、団塊世代の大量退職で教員の採用が増える一方、長時間労働や無償での活動を含む過酷と言って申し分ない職務環境に教職志望者が減っていることが指摘されています。
この背景に関して、”若い世代は長時間労働嫌うため”などと表現されることもありますが、この記事では避けたいと思います。
求められる「学習者中心の教育環境」への転換
過酷な教育現場とは裏腹に、グローバル社会化とダイバーシティ概念の浸透により、社会人になる前に学習者が身につけるべきスキルは多様化しています。
これまでの学校教育に代表されるのは「1人の担任の先生が、決められたカリキュラムに応じてクラスの複数人に指導をする環境」=「画一的・一斉型の教育環境」でした。
それに対して、これからは一人一人の学習者の能力・特性・適性や興味・関心に応じて教育を施すような環境が必要とされるようになるととれます。
しかし、経済産業省が2019年2月に発表した「EdTechを活用した学校現場の業務改善等検討事業 調査報告・打ち手提案」という資料にもあるように、教育現場における業務改革が教職員の業務負担が大きいことを含む様々な要因から求められる状況には至っていないことが確認されています。
現状打開のカギは「教師の数」と「オンライン」
こうした学校現場を改善するためのキーになるのは、単純に「学習者中心教育」が十分にできるように教師の数を増やすことと、ICT・EdTechの導入推進だと思います。専門的なスキルを指導できる先生を増やすこともそうですが、人数が増えれば一人の先生に求められる学校以上の学習における負担は減り、オンライン教育の普及によって諸労働の時短や改革に繋がるからです。
正式な教員免許をもった教師の数を増やすには、現行の教育現場の在り方を、日本社会が共通の課題として認識し、改善しようという動きが必要になるため、かなりの時間がかかります。
その一方で、教員の皆さんや保護者の方々負担に感じているこの現場の問題は、切に早急な改善が必要な段階にあります。時間をかけるのではなく、今すぐできることに取り掛かり始めなければならないでしょう。
今すぐに、教師の数を増やしてオンラインで授業をする意義
そこで、私たちは学校の先生が専門的なスキルを提供するなど、学習者中心の学習が学校の範疇を越えなければすぐには困難だと考え、誰が提供できるかを考えました。
それは様々なスキル、経験を持つ、教育者ではない方々だと思い至りました。
だからこそUrSTUDXは誰でも先生になれる教育の場を作ろうとしています。
もちろん、教育のレベルを一定レベルに保つために、私たちサービスを開発する側が環境を整備しなければならないと考えます。
そのため、先生方にはクラス設立の前にプロフィール入力をお願いしていきます。そして、注意事項の確認は徹底させていただきます。丁寧に取り組まなければならない大切なポイントだと考えています。
そして先生方には子どもたちのために必要なありとあらゆる教育を、UrSTUDXで提供してほしいと考えています。
生徒の皆さんには、その教育を思いのままに選んで、学んで、育っていただきたいと思います。
みなさんが安心して学べる場を先生たちと一緒に作るため、これからもサービス開始に向けて誠心誠意、開発していきます!
◯公式サイトはこちら
◯学生インターン募集中!
現在UrSTUDXでは、学生の方のインターンを募集しております。ぜひお気軽にご連絡をいただけますと幸いです!話を聞きたい、だけでもOKです!よろしくお願いいたします!