こんにちは!インターンのミヤマエです!
いつからか、母は私と海外旅行に行くのが夢だと口にしていました。
そして、ふと気付いたら、それは私の夢にもなっていました。
そんな母と2週間弱、トルコ旅行に行ってきました~!!
念願が叶ってとっても嬉しい!!!
都市としてはアンタルヤ、カッパドキア、イスタンブールに行ってきました。
アンタルヤのカシュという小さな港町から、20分ほど船に乗るとギリシャ領のカステロリゾ島というカラフルな建物が立ち並ぶ可愛い島に行くことができ、ちょこっとギリシャも楽しんできました♪
今回の日記では、旅行で撮った写真の紹介と、旅行を通して得た大切な学びについて前編・後編の二つに分けて書きます。
これはホテルの朝食です。イスタンブールで泊まったホテル以外は朝食がついていたのですが、その内容が豪華で驚きました。
トルコではチャイという紅茶が有名で、まちを歩いていると現地の方が家の前に椅子を出して家族や友人とチャイを片手におしゃべりしているところをよく見かけます。
そのくらい現地の方に身近なチャイはもちろん、パン、サラダ、チーズ、フルーツなどが中心に出て、見た目の華やかさに感動しました。ビュッフェ式の朝食を提供しているホテルが多い印象で、一番テンションが上がったメニューは巣蜜(ミツバチが巣に貯蔵したはちみつを巣ごと切り取ったもの)と自家製フルーツジャムでした。
日本は天候のせいか外に席が用意されていることは少ないですが、トルコでは飲食するときに外の席で食べるという選択肢が当たり前のようにあり、外で食べることに毎回ワクワクしていました。外で食べると何倍も美味しく感じるのです!
トルコには至る所に猫がいます。ホテルで朝食をとっているときも必ずと言っていいほど、猫が「なにかくれないかニャー」と言わんばかりに寄ってきます。人懐っこく、撫でるともっと撫でてほしいのか、足に体をくっつけてきて終始癒されていました。どの猫も人に慣れている様子で、トルコの人々が日頃から見守り、可愛がっているんだろうな~と、トルコの人々の温かさを感じ、ほっこりしました。
これはトルコから船で行けるギリシャ領のカステロリゾ島です。トルコからギリシャへ国を越えることになるので、船に乗る前に出国審査、船を降りた後に入国審査があります。
海が透き通っていて、この日は2,3度ウミガメを見ることができました!ゆったりと島時間が流れていて、島にいる時間がとても心地よかったです。
カステロリゾ島では、青の洞窟というスポットが有名です。6人ほどが乗れる小型ボートで向かい、入り口で身をかがめて洞窟に入ると神秘的な光景が広がっているとのことで、私も母もとても楽しみにしていました。
いざ、青の洞窟の付近にボートが到着すると、操縦していたギリシャのおじさんが私たちに何かを告げました。ジェスチャーや雰囲気で何となく察したのですが、波が高いので洞窟の狭い入り口には船が入ることができないようです。したがって「俺はここで待っているから、洞窟内に入りたいなら泳いで行け。ただし5分で戻って来いよ」とのことでした。
いや~~~、びっくりしました。ライフジャケットは無いし、海は結構深そうだし、サメがいないか不安だし、最後に海で泳いだのは随分前のことだったので一瞬迷いましたが、気付いたら海に飛び込んでいました(笑)
ボートと洞窟の距離はそこまで近くなく、泳いで離れていくほど不安になりましたが、洞窟の中に入ると、海底から青い(この日は紫のように感じました)ライトで照らしているような輝きを見ることができ、思わず息を呑みました。暗く、少し怖い印象も受けましたが、冒険している感じでワクワクしました。ボートには私たち親子の他にフィンランドのご家族が乗っていて、誰一人水着を着ていなかったのですが、次々に海に飛び込んでいました。
ボートに取り残された私の母。もちろん水着は着ていません。
しかし、さすが母です。おじさんが海に入っている私たちに船に戻るよう声をかけるなか、「私も行っていい?」と海に飛び込みました。
カステロリゾ島で一番の思い出は、母と一緒に地中海を泳いだことかもしれません。
これは散歩をしていたら見つけた素敵なカフェです。私はカフェが大好きで、普段から一人で行って本を読んでのんびり過ごしたり、友達と行くときはおしゃべりを楽しんで過ごしたりするのですが、トルコのカフェでは、他のお客さんに目が行きました。
テラス席に座っている女性たちはどんな間柄で、どんな会話をしているのだろう。
フラペチーノを注文したあの男性はこのカフェに来るのは初めてなのか、それともお気に入りのカフェで常連なのだろうか。どんな目的でこのカフェに来たのだろうか。
ぼーっと眺めながら、そんなことを想像する時間すら、とても楽しかったです。
気球が空を飛ぶことで有名なカッパドキア。天気が悪いと中止になるそうで、中止になる確率は決して低くないと聞いていました。そのため、カッパドキアでは3度朝を迎えられるようなスケジュールを組んでいました。
結果、幸運なことに私たちは3日連続で気球が空を飛ぶ様子を見ることができました!カッパドキアで迎えた最初の朝は、アンタルヤという都市から夜行バスに乗り、午前4時頃にカッパドキアに着いた日のことでした。カッパドキアはとても寒く、凍えながら気球を見ることができるビューポイントまで登ろうとしていると、ちょうど近くにいた犬3匹が私たちの前を歩いて行きます。気のせいかと思いましたが、犬たちは私たちと距離が空くたびに、後ろを歩く私たちを見ながら待っています。その様子は丘の上にあるビュースポットまで「こっちだよ」と私たちを案内してくれているように見えました。なんとも愛らしいカッパドキアのワンちゃんたち!♡
ビュースポットに着いてからも気球が上がるまで1時間以上待ちましたが、寒さに堪える私たちのそばにワンちゃんたちがくっついていてくれて、癒されました。
淡い空に浮かぶたくさんの気球たち。Instagramでよく見ていた光景でしたが、実際にその光景を目の前にすると、感動していろいろな感情が浮かんできました。
話が少し変わるのですが、今回トルコへは中国の航空会社の飛行機に乗って行きました。日本を出発するまで、中国の航空会社や空港に対して正直少し不安がありました。しかし、実際に飛行機に乗ってみると、中国のCAさんや空港の方はとても丁寧で親切に接してくれて、機内も広くて快適で、サービスもとても手厚いものでした。偏見を持っていた自分が情けなくなり、中国の方に申し訳なくなりました。
カッパドキアの気球の光景や、中国の航空会社などを通して、これからも「本物を見る」、「自分の目で確かめる」ことを続けていきたいと思いました。また、どれだけ広まっている噂だとしても鵜呑みにせず、自分の目で確かめたものを信じていきたいです。
カッパドキアで他に強く印象に残っていることは、レストランの店員さんがご機嫌に仕事をしていた姿です。ある一人のトルコ人の店員さんが、るんるん♪と歩きながら私たちのテーブルを見て立ち止まり、まだ飲み終わっていない私のドリンクを「終わった?」と言って下げようとするので、「まだ終わってないよ」と伝えると、「ふふふん♪」と笑顔を見せて、またるんるん♪と鼻歌を歌いながら帰っていきました。その姿が微笑ましく、こちらまで楽しい気分になりました。
日本では、働くことに対して「一生懸命頑張る」、「真摯に取り組む」という姿勢がありますが、仕事そのものを「楽しむ」ことの大切さをレストランの店員さんから学んだ気がします。自分が笑顔で楽しんで、ご機嫌でいることは、結果として周りの人を幸せにしたり、安心させたりすることにつながるのではないでしょうか。
私は何事にも一生懸命取り組みますが、真面目すぎるところがあり、肩の力が入りすぎてしまうことがあります。そういうときにこそ店員さんを思い出し、一度肩の力を抜いて、鼻歌を歌いながら「楽しむ」ことを忘れないようにしたいです。