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【QAエンジニアインタビュー】ベテランQAが語る品質向上と組織拡大へのビジョンとは?

こんにちは、KIYOラーニングの技術広報担当の坪根です。

今回の社員インタビューは、弊社2人目のQAエンジニアである中井さんのインタビューです。




-まずは自己紹介をお願いします

QAエンジニアの中井です。2024年2月に正社員として入社しました。主に『スタディング』と『AirCourse』の手動テストを担当しています。

出身は東京都です。趣味は西武ライオンズと欧州のサッカーチームの応援で、決勝など特に結果が気になる試合はリアルタイムで応援しています。最近もABEMAで早朝の試合を応援していました。

また、コンシューマーゲームも好きで、龍が如くシリーズはすべて遊んでいるくらいはまってます。

最近はジムに行って運動したりサウナに入ったりしています。ジムでは主にランニングをしていて、サウナに入ることがモチベーションになっています。行けば行くほどお得なので、予定がなければ土日は必ずジムに行くようにしています。

他には、お酒が好きでハイボールをよく飲むのですが、買いだめすると飲みすぎてしまうので、ボトルではなく缶で買っています。

尊敬する人物はサッカー選手の本田圭佑さんです。同い年ということで意識しています。ワールドカップ予選のオーストラリア戦のPKでど真ん中に蹴って試合を決めていて、ハートが強いところを尊敬しています。最近ではエンジェル投資家として活動されていて、多岐にわたって活躍されているのもすごいと思います。


-働き方について教えていただけますか?

平日は8時くらいに起きて、10時くらいから働き始めることが多いです。通勤はドアツードアで50分くらいかかります。19時くらいに退勤することが多く、退勤後はお酒を飲んだりゲームをしたりして、リフレッシュしています。

残業についても担当案件によって一時的に多くなるタイミングがあるのはしょうがないですが、それ以外で恒常的に残業することはないので働きやすいです。


-当社に入社される前の経歴を教えていただけますか?

新卒でSIerの会社に総合職として入社しました。そこで品質保証の部門の方から話を聞く機会があったのですが、製品の品質を高める最後の門番という点に興味を持ったため、QAエンジニアのキャリアを選びました。その会社ではBtoB製品の手動テストを担当していて、約2年間勤めました。

その後、第三者検証会社に転職しました。QAエンジニアとしての専門的なスキルを身に付けることができ、QAエンジニアを続けるうえでの基盤になりました。得意なスキルは、テスト技法を活かした効率的なテスト設計です。テスト設計は担当者によって差が出やすいため、特にこだわりを持っています。

その会社では多くの苦労を経験しました。決済処理端末の手動テスト案件なのですが、仕様が不明確で手戻りが発生してスケジュールどおりに進まず、案件全体でメンバーの稼働が上がって最大で月に約100時間の残業をしていました。決済のテストはクレカなどの電子決済手段を多くのパターンでテストするのですが、金融系の案件で正確性が求められることもあり、ビルドの度にテストしなおすことになっていて作業量が増え続けるため苦労しました。この会社には約12年間勤めました。

その後、金融系の事業会社に転職してモバイルアプリのテストを担当してました。事業会社に勤めることで上流の仕様策定の場から関わり裁量を持って働けると思っていましたが、実際には仕様策定はグループの別会社が担当しており私は関わることができませんでした。手動テストの設計と実行をひたすら繰り返すことが多く、入社後にギャップがあったため、いい会社があれば転職したいと考えてました。


-当社への入社を決めた理由は何でしょうか?

コーポレートサイトの採用ページやWantedlyの坪根さんのストーリーを読んで、風通しがよく、いい意味で堅苦しくない印象を受けました。

社内初QAエンジニアが組織立ち上げに向けて奮闘中!あなたも一緒に活躍しませんか? | システム本部
初めに初めまして。3月1日にKIYOラーニングにQAエンジニアとして入社した坪根です。当社では一人目のQAエンジニアになります。約20名在籍するWebエンジニアが開発するサービスの品質を向上すべ...
https://www.wantedly.com/companies/kiyo-learning/post_articles/515531

上流の仕様策定の場から関わり裁量を持って働けることと、自分の経験を活かしてテストフローなどの改善ができることを知り、入社を決めました。

また、リモートと出社のハイブリッド勤務なのも理由の一つです。コロナ禍以降は月に1日だけ出社してそれ以外はリモートでした。自宅でずっと仕事しているとオンオフの切り替えが難しいため、ハイブリッド勤務なのは自分に合っていると感じています。


-今の担当している業務について教えてください

業務ではスタディングとAirCourseの手動テストをメインで担当していて、テスト計画からテスト完了まで実施しています。入社直後はMagicPodでAirCourseの自動テストケースの作成を1か月くらい担当していて、そのおかげでAirCourseの仕様理解を進められました。

QAグループでは、テスト手法が確立していなかったり、ルールが明確に決まっていない部分があり、そういったテストプロセスを改善したり、標準化する余地がある点にやりがいを感じています。これまでの改善としては、テスト計画書にテスト種別定義の表を追記することで、関係者間でどういったテストを行うのか共通認識を持てるようにしました。

他にもQAグループ内でテスト設計書の読み合わせ会を主催することで、担当者ごとに発生するテスト設計の違いをグループ内で吸収し、読み手に伝わりやすいテスト設計書を作成できるようにしています。

今後は不具合の原因分析を強化し開発時点でバグが作りこまれないようにするなど、上流工程から製品の品質向上にアプローチしていく予定です。

図1 テスト種別定義の表


-当社で働く魅力とは何でしょうか?

会社の成長を感じながら働けることです。会社の規模も拡大し続けていて、会社を良くしていこうという気持ちを持った人が多いと働いていて感じています。自動テストなど今まで経験していなかった業務を経験したり、これまでの自身の経験を活かした改善を行えているので、自身も成長していると感じます。

また、フレックスを活用して自分の働きたい時間に働くことができる点や、現状は2名体制で業務の範囲が広く、さまざまな経験ができるのも魅力に感じています


-今後の目標を教えてください

上流工程から製品の品質向上にアプローチすることです。また現状はどうしてもQAグループのリソース不足によって開発完了後に手動テストを即座に実施できず、リリースをお待ちいただくケースがあります。なので3人目のQAエンジニアの採用や教育などを行い組織拡大することで、待っていただくケースを減らしていきたいと考えています。

どちらかというとスペシャリスト志向であるため、マネジメントよりも現場で手動テストや自動テストを極めていきたいと考えています。


-QAエンジニアの積極採用中ですが、どのような仲間と働きたいですか?

協調性のある方を求めています。QAエンジニアの業務は一人で完結しない業務ばかりで協調性が求められるからです。また製品をよくしていこうという気持ちを持っていることも重視します。QAエンジニアは製品の品質を高める最後の門番なので、仕様書に明文化されていない部分についても、製品をよくするための改善提案をすることが求められるためです。

同僚として、中井さんのキャッチアップ能力は抜群に高いと思っています。入社直後にお任せしたテスト自動化についても、使うツールも対象の製品もわからない状態からのスタートでしたが、すぐにキャッチアップして自動テストケースを量産してくれました。現在は自身がテストケースを作成するだけでなく、開発者が作成したテストケースをレビューする立場になることで、自身だけで作成した場合よりも多くのテストケースを量産してくれています。

これからも益々の活躍を期待しています!中井さんどうもありがとうございました。

QAグループでは限られたリソースで製品の品質を向上していくために、製品の品質を分析し、テストフローを改善していきたいと考えているので、そのようなご経験のある方のご応募をお待ちしています!

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