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元受講生から、新卒第1号入社。TechAcademyマガジン編集長の小嶋が3年目を前に思うこと KiRAMEX TALK|小嶋 大貴

プロフィール

小嶋大貴|Daiki Kojima
1992年生まれ。学生時代に複数のIT企業でインターンを経験し、TechAcademyの受講生から2016年4月にキラメックス新卒入社。TechAcademyマガジンの編集長としてメディアの成長に尽力。


留学経験者のブログに憧れ、学生時代に個人ブログを開始。

ーー小嶋さんがキラメックスにジョインしたのは大学生の頃ですが、大学時代はどのように過ごしていらっしゃいましたか。

小嶋:大学の入学時にクラスの連絡やサークル探しで、mixi、TwitterなどのSNSをよく使ってたのですが、そこで出会った人と仲良くなることが多かったので、インターネットが好きになりましたね。あと、大学に入る前から留学をすることは決めていたので、留学制度で大学を選びました。大学入学してからも、留学関連のイベントに行ってみたり、留学経験者のブログを読んだりして調べていたんですね。特に個人のブログが好きで、海外のことや新しいガジェット、インターネットサービスのことを記事にしているものが多くて、自己発信できる人ってかっこいいなと憧れ、自分も発信する側になりたいと思っていました。

ーー情報発信に興味があったのですね。今はTechAcademyマガジンの編集長をされていますが、メディア運営の経験はどこで積んだのでしょうか。

小嶋:基本的なところは、自分のブログを運営しながら身につけました。今運営しているブログは3つ目なのですが、最初はアメブロ、次にWordPressの無料版、今はレンタルサーバーを使ってブログを運営してきました。また、大学生の頃にビジネスマン向けWebメディアや、ITニュースのメディアでライティング業務をして経験を積んでいったという感じです。


小栗旬に憧れ、プログラミングに挑戦。

ーー大学生時代からプログラミングもされていたんですよね。きっかけはなんだったのでしょうか?

小嶋:はじめてプログラミングをやってみたのは、大学1年生でした。当時「リッチマン、プアウーマン」というITベンチャー企業を舞台にしたドラマをやっていまして、主演の小栗旬が社長兼プログラマーという役なんですけど、めちゃめちゃかっこよくて影響されて笑。まずは、黒い画面にわーっと文字列が出てる状態をつくりたいと思って独学でプログラミングを学び始めて、挫折しましたね。

次は、大学3年生で参加した短期のインターンで、HTML、CSS、JavaScriptで簡単なアプリケーションを作るという課題がありプログラミングに再チャレンジしました。結果的には課題に合格することができ、そのインターンを通して本格的にエンジニアリングを学びたくなったので、初心者でもOKなエンジニアのアルバイトを探し、1年ちょっとエンジニアとして働いていました。当時は「エンジニアになりたい」というよりも「自分でサービスを作りたい」という思いだったので、G's ACADEMYという短期でサービス開発が学べるプログラムに参加しました。そのうちに、自分が作りたいサービスはRuby on Railsが向いていると知ったのでTechAcademyでWebアプリケーションコースを学習しました。


就職活動・インターンなし!突然の社長からのメールで新卒第1号社員へ。

ーーもともとはTechAcademyのユーザーだったのですね。では、キラメックスへの入社に至ったきっかけは何だったのでしょうか。

小嶋:TechAcademyを受講していたことは決め手ではありましたが、実は、きっかけは関係ないところから始まりましたね。TechAcademyの受講開始が大学を卒業する年の11月でしたが、当時は学生起業のスタートアップの会社にいたんですよね。VCから出資も受けていたのですが、途中で社長がリセットしたいということでチームは解散するに至りました。それが12月中旬頃だったので、次は何をしようかと思って、自分のブログで「退職しました!」という内容の記事を書いたんですね。その記事の最後の方に「仕事ください」って問い合わせフォームを貼ったら、いくつかの会社からご連絡をいただけたのですが、そのうちの1つがキラメックスの社長の村田さんからでした。

ーー村田さんは当時、小嶋さんがTechAcademyの受講生だとは知らなかったのですか。

小嶋:連絡をくださった時点では気づいてませんでした。僕自身は、ユーザーとしてTechAcademyに共感していましたし、メディアの編集長という裁量権の大きい仕事ができそうだなと思って、入社を決意しました。


メディア運営はときには我慢も必要。

ーー入社して2年が経過しましたが、率直な感想はいかがですか。

小嶋:僕が入社した頃は、恵比寿のオフィスで10人ぐらいでした。今ではメンバーは倍以上に増えていますが、事業の成長率でいうとそれ以上に大きくなっています。日々仕事をしていると、その成長の角度には気づきにくいんですけど、定期的に数値を見たり、個々人の業務を振り返ると事業は確実に強くなっていると実感します。

僕の業務のなかには、TechAcademyマガジンに来てくれる人を増やすというのがミッションの1つとしてあるんですけれど、日々でいうとそんなに大きく変化するわけじゃないんですね。もちろん、バズる記事はありますが、それは珍しいケースだと捉えています。ただ、半年、1年単位で振り返ると、しっかりと着実に数字が増えてきているのがわかるんです。そういったグラフを見ると、成長している実感はあります。

ーー日々の積み重ねなんですね。今まで大変だったなと思うことはありますか。

小嶋:すごく大きな事件的なものはないのですが、これまでプログラミング領域のメディアをやっていて、我慢が多い仕事だと感じますね。メディア運営においてSEOは重要で、検索における存在価値やメディアの認知度を高められるかを日々考えてますが、新しいカテゴリを始めたり、とあるキーワードで上位を取りたいと思ったときに、どうしても効果検証にある程度の期間が必要となります。例えば、2~3ヶ月見てみないと結果が分からないものもあって。メディアの認知度も簡単に上がるというものではないので、そういう意味では我慢することが多いと思います。

できることの総量を増やし、成長のサイクルを生み出す組織のが魅力。

ーー学生時代の会社が解散し、いろんな選択肢を考えられたんじゃないかなと思います。メディアやライターならフリーランスや、まだ大学生なので就職活動もあったかなと。その選択肢のなかからキラメックスに入社して、今までを振り返ってどうでしょうか。

小嶋:当時は、就職か独立かと考えていたのですが、今となってはキラメックスに就職して本当によかったと思っています。もともと個人のブログを書いていて、1人でやることの限界を感じていたんですね。今は、チームとして個人でできる部分とできない部分を互いに補って、大きなことに取り組めることができているということが実感できています。また、個人が成長してできることが増えると、組織内でのアウトプットの回数が増えたり質が高くなって、そのアウトプットから他の人が学んで成長して、と、相互に学ぶことができて成長の連鎖が生まれていると思いますね。そういうことは、僕一人では絶対にできなかっただろうなと思います。

ーーどんなところに、ご自身の成長を感じますか。

小嶋:自分自身の成長として感じているのは、サービスとして全体を捉えられるようになったのは大きいですね。個人ブログでは新しいサービスを紹介する記事を書いていて、今日はこのサービスが面白いから書こうかなという感じだったんですけれど、今では、そのサービスに対しての世間の課題やニーズを時系列的に捉えるようになってきて、どんな可能性があるんだろうかまで考えられるようになりました。あとは、他のサイトを見た段階でどこがSEOの改善ポイントなのか一目で分かるようになりました。そういうメディア事業を運用するスキルは身についてきましたね。



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