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インフラ、サーバ、フロントエンドを担当。フルスタックエンジニアの伊藤がキラメックスへの転籍を決めた理由。KiRAMEX TALK|伊藤 純

◆プロフィール

伊藤 純|Jun Ito
2014年 ユナイテッド株式会社に新卒入社し、広告プラットフォームの開発に携わる。その後、ゲーム・アプリ・メディアの開発を担当。2016年よりキラメックス株式会社に出向。翌年キラメックス株式会社へ転籍。主にTechAcademyの開発を担当。


◆「プレステのソフトはパソコンでも動くのか?」という疑問がプログラミングに興味をもった最初のきっかけ。

ーー本日はよろしくお願いします!伊藤さんは、中学生の頃からプログラミングをされていたんですよね。プログラミングに興味をもったきっかけは何だったのでしょうか。

伊藤:小学生の頃、自宅に父親のPCがあったんです。当時のPCはWindows 95で、ゲームなどのアプリケーションを利用するためにCD-ROMを起動していたと思います。当時は、プレステでも遊んでいたのですが、ゲームソフトがCD-ROMだったので「PCでも同じように遊べるのかな?」と気になり、実際にPCに入れてみたんです。全く起動しなかったのですが、当時は衝撃的でしたね。その時に「ゲーム機とパソコンでは、”何か”が違っている」ということがパソコンに興味を持ったきっかけです。

中学生になり、自宅にインターネット回線を引いてもらったので、将棋や囲碁のオンライン対戦ゲームを楽しんでいました。チャットやゲームができ、インターネットの凄さを実感しましたね。そのときに、「オフライン対戦甩のプログラムを、オンライン対戦で使えれば対戦相手に楽勝できるかも...」と思ったことをきっかけに、プログラムが動く仕組みについて興味が強くなりました。

ちょうど、進路を考え始める時期だったのですが、僕は好きな科目と苦手な科目がはっきりしていて笑。興味のある分野を集中して学びたかったので、高専へ進学しました。高専では情報工学を専攻し、部活では、プロコンやロボコンに出場していましたね。ほとんどの同級生は卒業後に就職するのですが、僕は大学への進学を選択しました。情報だけでなくハードウェア寄りの電気や電子の分野にも興味があり、学んでみたかったのが大きな理由です。大学卒業後は、そのまま大学院へ進みました。


◆大学院では電子回路の専攻から、一変。東京のインターネット企業へ新卒入社。

ーー新卒ではユナイテッドに入社されていますね。大学、大学院時代の専攻内容と領域は異なると思うのですが、どういったところに惹かれて入社を決めたのでしょうか?

伊藤:大学では情報を専攻しましたが主に統計数学の分野をやっていて、Webとは離れていました。共通点としては、研究室のサーバ管理を任されたりプログラミングをしていたぐらい笑。

ユナイテッドに惹かれた大きな理由は、僕自身が「高速化」に興味があったからですね。僕は、結果を出すのに数日要するような大規模な計算を、どう高速化させるか考えることが好きで、膨大なデータを扱える仕事に挑戦してみたいと思っていました。ユナイテッドではRTB(Real Time Bidding)の広告配信技術で、広告配信のプラットフォームと持っていて、1秒間に何万リクエストという膨大なデータを扱っているんですね。そのような大きなサービスに関われるところに魅力を感じました。


ーーアドテク事業に惹かれたんですね。アドテクエンジニアやアプリサービスののサーバエンジニア経験を積み、2017年の2月からキラメックスへ出向というかたちでジョインしていますね。その後、転籍されていらっしゃいますが、どのような心境の変化がありましたか?

伊藤:最近は、いろんな機器がインターネットに繋がれ便利な世の中になりましたが、一方で一般のユーザーさんが知らない間に情報や技術が悪用されている課題もあると思っています。キラメックスでは、プログラミング教育を軸に様々なサービスを展開しています。僕は、一人でも多くの方がプログラミングに興味を持ち理論的な考え方学べる機会をつくることで社会に貢献できると思い、今後もキラメックスの事業にコミットしたかったので転籍を決意しました。


◆TechAcademyでは、サーバとインフラの両方を担当。

ーーこれまで、キラメックスではどのような業務をご担当されてきましたか?

伊藤:最初はTechAcademyのサーバ側の開発を担当していました。TechAcademyは、Ruby on Railsというフレームワークを使用していますが、Rubyでの開発経験がなかったので、最初はTechAcademyのカリキュラムで学びながら習得していきましたね。業務に慣れてきたタイミングで、インフラ側も担当するようになり今は両方担当しています。

キラメックスは、TechAcademyを軸に常に新規のサービスに挑戦していてる会社で、サービスを新しく立ち上げたり統合したりいろんな業務を経験できています。最近では、「TechAcademyキャリア」という受講生特化の転職支援サービスの開発を担当しています。


ーー伊藤さんは、これまでいろんなサービスを担当されていますよね。先ほど仰ってたとおりRailsを学びながらで、ご自身も新しいことへ挑戦しながらだったと思いますが、振り返ってみていかがでしょうか。

伊藤:そうですね。全てが思い出深いですが、サービスが立ち上がって、動き続けていることにエンジニアとしての喜びを感じるんですよね。サービスの立ち上げはとても難しいので、そこを乗り越えてリリースできて、更にその後にユーザー様に価値を提供し続けていることは、「やってよかった」と感じますね。


◆業務以外のコミュニケーションが、いい仕事に繋がる。

ーーこれまでで、特に嬉しかった出来事はありますか?

伊藤:特別な出来事というわけではないのですが..,、社内では年に1回の合宿があるのですが、事業や目標、メンバー同士の理解を深めることができたのはよかったです。BBQや、月例の飲み会、お花見等社内イベントが充実していたり、完全にプライベートで会社のメンバーと仙台まで楽天球団の野球観戦へ行ったりもしましたね。会社全体で業務以外のコミュニケーションが多いので、日々の仕事のやりやすさにも繋がっています。


ーー業務外のコミュニケーションが、業務を円滑にしているこということですね。業務で言うと、これまでのインタビューで、営業担当の田上さんやユーザーサポートの保屋野さんからも「エンジニアとの距離が近い」という話がでていました。そして、CSや営業の意見からスピーディに実装まで進められるのが魅力だと。このあたりは実感はありますか。

伊藤:そう感じますね。インフラもサーバも両方やっているので難しいのですが、サービスを良くしていくという意味では、アイディアをどんどん開発して短期間でリリースできる体制なのは魅力的だと思っています。一方で、インフラエンジニアとしては常にサーバのリソースを考える必要があるので、大変な面もありますが笑、その分エンジニアとして成長できると感じていますし、いいサービスをつくるためには重要な体制だと思います。

◆ユーザーが「この会社に入ってよかった」と思えるサービスを目指していきたい。

ーー2018年になりましたが、これからどんなことを目指していきたいですか?

伊藤:今は「TechAcademyキャリア」というサービスをメインで開発担当しているのですが、ユーザーが転職に成功できるサービスにしていきたいですね。例えば、企業とユーザーのマッチング精度の向上であったり機能面で改善できることはたくさんあると思います。

また、もう少し広い視点では転職に成功した受講生が「この会社に入ってよかった」と思えるサービスにしたいです。受講生はプログラミングに興味があって受講していると思うのですが、企業に就職して仕事にするとなると、興味だけでは足りないですよね。受講生がプログラミングのことをもっと好きになったり、プログラミングを通して「どうしたいか」という潜在的な軸を見つけられるといいなと思います。それを活用して、「この会社に入ってよかったな」と思える転職活動に繋がればと思っています。

▼伊藤と一緒に働く仲間を募集しております!

Ruby on Rails
<EdTech>新規事業を推進するエンジニアWANTED!
▶TechAcademy(テックアカデミー) https://techacademy.jp/ 短期間でエンジニアに変えるパーソナルメンターがつくオンラインブートキャンプを運営。 独自の学習システムと現役エンジニアのメンタリングでエンジニアを育成しています。 各種教育を提供し、累計300社、10,000名を超える実績があります。 <解決したい課題> プログラミング学習時の挫折をなくしたい。1人では難しくてもサポートがあれば誰でもエンジニアになれる、そんな仕組みをオンライン上に作ろうとしています。国内のインターネットビジネスの市場規模は2018年には80兆円となり、5年で5倍に成長しています。そのビジネスを支える現在の日本のエンジニア人口は110万人ほど。毎年大学でのコンピューターサイエンス関連の修了者が2万人ほど輩出されますが、それではエンジニアが足りず、今後30万人ほど人材不足となると推定されています。私たちはこの大きな、そして今後も大きくなり続けるIT人材の需給ギャップを埋めるべく、プログラミング学習の機会をつくりだし、プログラミング技術を職に活かせる人材を増やしたいと考えています。 ▶TechAcademyマガジン https://techacademy.jp/magazine/ 月間約150万人が訪れる「教育×テクノロジー」のオンライン専門情報誌です。企業の代表へのインタビュー記事から、アプリケーションの使い方、オススメソフトの紹介など、EdTech関連のニュースを幅広く発信しています。 <解決したい課題> プログラミングに興味がある、今後勉強したい、そういう方に向けた書籍などは沢山ありますが、ネット上にはまだまだ情報量、質ともに足りてない。そういう方に幅広く情報を発信し、有益な情報を提供し続けることで、学習の機会を見い出し、学習の一歩を踏み出せる方を増やしたいと考えています。 ### メディア掲載実績(一例)### CNET Japan様のインタビュー記事が公開されました。 https://japan.cnet.com/article/35104684/ ・テレビ東京WBSにTechAcademyが紹介 ・AERAにTechAcademyの記事が掲載 ・リクナビNEXT JOURNALに代表村田のインタビュー記事が掲載 ・日経産業新聞にTechAcademyの記事が掲載 ・Forbes Japan に代表村田の記事が掲載
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