定例会議の取り組みを始めて半年経ちました | 株式会社 木下商会
木下商会では2023年2月から、週に1回メンバー全員での定例会議の時間を設けています。開始から半年経過してみて、思った以上に良かったので取り組みについてまとめてみました!木下商会の組織の状態現在...
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木下商会では2023年6月から日報の取り組みを始めました。が、定着はしませんでした。
なぜ日報を始めたのか、実際にやってみてどうだったのか、なぜ定着しなかったのかをまとめました!
木下商会の9人(2023年9月現在)のメンバーのほとんどはオフィス設計・デザインの「プランナー」です。一人ひとり案件を抱え、プロジェクトマネジメントも行っています。
設計・デザインのためにはクライアントとのスムーズなコミュニケーションが必須です。そして、提案書を作成したり、プレゼンをしたりといった機会も多くあります。また、プロジェクトを成功させるためには業務の整理・スケジュール管理もシビアに行う必要があります。
少しずつ組織が拡大し、新入社員も増えていく中で、このような業務に必要なスキルを強化するために何かできることはないか? ということで日報の取り組みを始めてみました。
導入・定着のハードルを低くするために細かいルールは設けず、毎日の投稿の強制もしませんでした。
リアクションがあるとモチベーションが高まるだろう、ということで積極的なリアクションを推奨しました。
このような期待があった一方で、懸念点として「時間がかかる」、「目的が不明瞭になりがち」、「浸透・定着しづらい」ということがありました。
ほぼ全員が毎日投稿していました。500字以上の長文での投稿が見られたり、リアクションも活発だったり、盛り上がっていました!
2ヶ月に1人程度のペースで新入社員が入っているので、お互いの人柄が伝わる良いコミュニケーションツールになっていました。
毎日1~2人が投稿する程度ですがリアクションは健在です。
投稿するメンバーにも偏りがあり、定着しているとは言えない状態です。
人それぞれ色々な原因があったのだろうと思いますが、一般的にはこのあたりが考えられます。
日報を始めた当初は長文の投稿も多かったので「日報=長文」の意識になりハードルが上がってしまったのと、あえてやらなかった強制力のなさが大きく影響していると思います。また、最近は定例会議がうまく機能しているのと、メンバー間の会話が活発なのとで、わざわざ日報に書くことがないというのもありそうです。
木下商会には定例会議がマッチしていて、日報に期待していたことがそちらでカバーできていることもあるので、日報を積極的に改善していく予定はありませんが、もしやるなら以下のようなことが考えられます。
このように、木下商会では日報は定着しませんでした!
様々な期待をこめて始めた日報の取り組み。ポジティブに言えば定例会議やメンバー間の会話が活発になることでクリアできている部分があるとわかりました。また、今の組織のあり方には日報は合わなかったという発見がありました。
ただ、文章力・プレゼン力の強化、フルリモートメンバーとのコミュニケーションについてはまた別の策を考える必要がありそうです。
私個人的には、社内に同様の業務をやっているメンバーがおらず、業務についての雑談の機会が少ないので、日報は自分の中での振り返りや業務整理に役立つ良いツールになっています。書ける時は書いていきたい!
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