国際系を専攻する私が空間デザインのインターンをしてみて

空間デザインの会社でインターンというと、建築や空間デザインを大学で学んでいる人たちが多い印象かもしれないですが、木下商会では学科や専攻に関係なく採用しています。商学部や農学部の学生さんたちもいます。今回は、国際系の学部で学んでいる山田さんに木下商会のインターン体験記を書いてもらいました！ぜひご覧ください。

デザインの知識も経験もない私が、なぜ木下商会のインターンに応募したのか

私は、国際系の学部を専攻している大学３年生です。そのため、木下商会でできる空間のお仕事とは全く関係のない勉強をしてきました。

そんな私が、なぜ木下商会で空間のお仕事インターンをしようと思ったのか。そして、どんなことを学べたのか。まずはきっかけから紹介させていただきます。

日本にはないような世界の文化に触れることが好きで、大学二年生の夏からは留学の予定もありました。しかし、留学先が決まり、あとは渡航をするのみというタイミングでコロナ禍に陥ってしまい、留学の機会を失いました。

留学をして視野を広げたいという目標をもって大学を選び、日々勉強に励んでいたため、当時大学二年生だった私は、留学ができないという事実をなかなか受け入れることが出来ず、、目標を失ってしまった当初は何に手を付けても捗ることがなく、ただただ時間だけが過ぎていく日々でした。

しかし、このまま過ごしていても大学生という、貴重な時間を無駄にしてしまうと感じ、何か力を入れられることを探し、挑戦しようと決心しました。

そこで出会ったのが、空間デザインについて学ぶ大学のゼミ活動でした。もともとインテリアショップを見たり、部屋のレイアウトを変えたりすることが好きな私は、興味本位でゼミを専攻することに決めました。

そのゼミ活動で出された課題の中に、「オフィスをデザインする」という課題がありました。空想上のお客様のニーズに沿って家具を選び、レイアウトを提案するという課題でした。そこで初めて、お客様の要望に沿って自分で考えたレイアウトを発表するということの楽しさを知り、実際にこんなお仕事があれば体験してみたいなと思い、なんとなく、インターンに挑戦しようと決めました。

数多くの空間のお仕事のインターンがある中で、私が木下商会を選んだ理由

選んだ、というよりも、私のような知識も経験もない学生を受け入れていただけるインターンがほかになかったからという方が正しいかもしれません（笑）

緊張の中、はじめての面談に伺ったときは、とてもアットホームな雰囲気に安心しました。そこで村山さんに

「何事も経験してみることが大切。もし、この仕事が山田さんに合わなくても、合わないって分かること自体が大切な経験だから。」

と言われた際には、衝撃が走りました。そして、ここでインターンがしたい、と強く思いました。路頭に迷い、興味本位だけで応募した私でも挑戦させてもらえるような環境作りをしてくださっていることには感謝しかありません。

実際に空間デザインのお仕事を体験してみて

とてもアットホームな雰囲気な中で、ほかのインターン生と話し合ったり、わからないことを気軽に質問しながらお仕事ができるため、知識や経験がなくても楽しくお仕事をすることが出来ます。

また、私のような経験や知識が全くない学生でも、空間のお仕事をするために、まずオフィスデザインに関しての「解像度を上げる」ためのプログラムがとても充実しています。

例えば、実際に家具を作る工場を見学する機会や、不動産に実際に同行させていただく機会があり、そこで普段の生活では見えないような家具作りの裏側を観察できたり、オフィスを探すお客様と実際にお話しすることが出来たり、実際の体験を通してオフィスをデザインするお仕事をするうえで必要となる基本的な部分を知ることが出来ました。

コンニチハトーキョーさんでインターンさせていただいたときの写真