Kuon
品質にこだわる特注家具を作成する株式会社久遠のホームページ
https://kuon-co-ltd.studio.site/#top
大学院で建築デザインを学びながら木下商会でインターンをしてくれていた伊奈さんが、インターンコンテンツの1つであった「家具工場の見学」をレポートしてくれました!各種あるなかでも人気の高かったこちらのコンテンツ、写真たっぷりのレポートなので、ぜひ参加した気分でご覧ください!
はじめまして、建築を学んでいる学生です。木下商会さんで1ヶ月間のインターンをさせていただきました。とある日に家具工場を見学させていただいたのですが、なんとも素敵な経験でした。
向かうのは、千葉県の北西部に位置する鎌ヶ谷市にある株式会社久遠さんです。
株式会社久遠さんは品質にこだわる特注家具を作成している会社で、
「普通に使っていたけれど、気がついたら他の家具よりも使いやすかった」
そんな状態を目指して、「見た目」はもちろん「使い勝手」「家具と壁との納まり」「手触り」までこだわることで、その場所にピッタリと合った、その場所にしかない家具を造っています。
↑ 2階から見る家具工場の様子
工場に入ってみると、大きな機械がびっしりと並んでいました。長い木板を切る機械、金物を曲げる機械、レーザーカッター………とそれはもうたくさん。
また、家具を作る際に使用する木材には、多くの種類があることを知りました。机ひとつにしても使用する木材によって価格が大きく変わってきます。
例えば「パイン材」だと軽くて柔らかいため、加工がしやすく、安価で手に入るが、針葉樹のため広葉樹よりも強度が低いため傷がつきやすい。
それに比べて「黒檀」は固く、強度が高いため半永久的な耐久力があるが、とても高価な木材だそうです。なるほど…。
家具の構造や仕組みを見ることができたのは、工場ならではの体験でした。
特に家具を作るときに「ハニカムボード」を使用していることに衝撃を受けました。これは価格を安くし、軽量化して持ち運びを楽にするために使用されるそうです。
↑ ハニカムボードが使われている家具の構造
↑ 椅子に使われる部品を作っている様子
↑ 大型のデスクを作っている様子
これまで学校では建築について勉強してきましたが、家具工場を見学して、どのように作られているのかを学ぶ機会はありませんでした。
今回のような貴重な機会をいただき、自分の中で空間を見る視点が増え、「家具があることで建築が生き生きする」ということを再認識できました。株式会社久遠さん、本当にありがとうございました!
また、木下商会さんでの1か月のインターンを通して、様々な体験をさせていただきました。気がついたらインターンが終わっていて・・・ほんとあっという間に時間が過ぎてしまいました笑
木下商会さんの皆さんと過ごせて、たくさんお話ができて楽しかったです。長期休暇の度にインターンに行きたい、そう心の底から思えるようなところでした。1か月の間、本当にありがとうございました!
(Text by:伊奈恭平)
「家具工場の見学」は、今後のインターン採用でも予定しているコンテンツです。他にも空間デザイン会社にとってパートナーである「不動産会社でお仕事体験」、オフィスデザインに必須の「Auto CADを学ぶ」など、さまざまなコンテンツを用意しています。
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