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2020年のカタリバ採用レポート(年末のご挨拶に代えて)

早いもので、今年も残すところ、あとわずかとなりました。2020年もたくさんの方々のご支援・ご協力のおかげで、10代に意欲と創造性を育むきっかけを届けることができました。心より御礼を申し上げます。

振り返ると、コロナ禍のなか子どもたちの環境にも様々な変化のあった1年でした。それに伴ってONLINE活用が進み、カタリバも新たな領域・事業へと着手してまいりました。

▼2020年を振り返る9つのTOPICS

NPOカタリバ2020年を振り返る9つのTOPICS | KATARIBA マガジン | 認定NPO法人カタリバ
2020年もたくさんの方々のご支援・ご協力のおかげで、10代に意欲と創造性を育むきっかけを届けることができました。本エントリーではそんなカタリバの2020年トピックスを、新しい取り組み中心にお伝えします。 ...
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/report201218/

そのなかで、例年以上に多くの方からカタリバにご関心をお寄せいただき、たくさんの新メンバーをお迎え入れすることができました。

(上記記事より引用)
カタリバには、2020年も多くの仲間が加わりました。1年間で41名が入職するのは、カタリバ史上最多のこと。また、採用募集に対するエントリー数も年間1,500件を超え、対昨年比300%超の方が、カタリバの門を叩いてくださりました。
コロナ禍により、社会全体として働き方の柔軟性が生まれた2020年。カタリバでもリモートワークの比率が増え、拠点のない地方に居住する職員も生まれています。また、研究者とともに取り組みの効果検証のプロジェクトを立ち上げるなど、多様な専門性をもつ方々とのコラボレーションも始まっています。

このレポートでは、2020年のカタリバ採用活動についてお伝えします。カタリバの採用にご関心をお持ちの方はもちろん、「NPOってどんな人が働いているの?」、「NPOってどんな仕事があるの?」といった疑問をお持ちの方も、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです!

そもそもカタリバって何をしているの?

カタリバは、教育を事業領域として活動するNPO法人です。どんな環境に生まれ育った10代も
未来をつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動を続けています。


2020年12月現在、133名の職員によって約15の事業を展開しています。詳しくは、下記「活動紹介」を御覧ください。

活動紹介 | 認定NPO法人カタリバ
1ページでわかる NPOカタリバとは About KATARIBA
https://www.katariba.or.jp/activity/


どんな人たちが入職しているの?

前述の記事引用のとおり、今年カタリバには41名の仲間が加わりました(内、26名がフルタイム職員、17名がパートタイム職員)。加えて、業務委託・パートナーやインターン、ボランティアなど併せると、100名以上が参画しています。


意外に思われることも多いですが、教育業界の出身者の比率は例年5割未満で、今年は3割程度でした。異業種で多いのは、人材業界や企業人事の経験者。社会人のキャリアに関わるうちに「教育」の課題に行き着き、中高生に対するキャリア教育に取り組むカタリバに参画した職員が多いです。

「自分の人生を自ら選択する勇気を授けたい」大手鉄道企業からカタリバに転職したわけ/NEWFACE #011 | KATARIBA マガジン | 認定NPO法人カタリバ
ここ10年で、仕事のあり方・捉え方は、まったく違ったものになってきている。終身雇用は崩壊、転職は当たり前のものとなり、副業やフリーランスも一般化。テクノロジーの発達によって無くなる仕事予想も大きな話題となった。給料や肩書よりもやりがいや意味を重視する若者も増え、都会から地方にUIターンすることも珍しくなくなった。世界が一斉に経験したコロナ禍をへて、今後ますます働き方は多様に変化していくだろう。
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/interview201127/


新卒採用については積極的には行っていませんが、インターンやボランティアなどで関わってくれていた学生から毎年1~2名程、職員として入職することが多いです。

「生の課題に触れられる仕事」高校2年でカタリバと出会った22歳が新卒入職したわけ/NEWFACE #007 | KATARIBA マガジン | 認定NPO法人カタリバ
ここ10年で、仕事のあり方・捉え方は、まったく違ったものになってきている。終身雇用は崩壊、転職は当たり前のものとなり、副業やフリーランスも一般化。テクノロジーの発達によって無くなる仕事予想も大きな話題となった。給料や肩書よりもやりがいや意味を重視する若者も増え、都会から地方にUIターンすることも珍しくなくなった。世界が一斉に経験したコロナ禍をへて、今後ますます働き方は多様に変化していくだろう。
https://www.katariba.or.jp/magazine/article/interview200528/


その他、カタリバの職員インタビューはこちらからお読みいただけます。

入職してどんな仕事をしているの?

今年入職した新入職員の所属する事業の内訳は下記のとおりです(引き続き募集中のポジションは、Wantedlyの募集ページをリンクしています)。

■ 新規事業
 └ カタリバオンライン……5名
 └ キッカケプログラム……2名
 └ 外国ルーツの高校生支援……2名

■ サードプレイス事業
 └ アダチベース……6名
 └ b-lab……5名
 └ おんせんキャンパス……1名
 └ 大槌臨学舎・女川向学館……1名

■ プログラム提供事業
 └ 全国高校生マイプロジェクト……3名

■ ハンズオン支援事業
 └ 岩手県立大槌高校 教育魅力化プロジェクト……1名
 └ 福島県立ふたば未来学園 学校支援……2名
 └ 島根県雲南市 教育魅力化プロジェクト……2名

■ ファンドレイジング部
 └ 寄付者サポートチーム……2名
 └ CRMチーム…1名

■ 広報チーム(新規立ち上げ)……2名

■ 経営管理本部
 └ 経営企画担当……1名(新規立ち上げ)
 └ 法務担当……1名(新規立ち上げ)
 └ 経理チーム……1名
 └ 情報システムチーム……1名
 └ 人事労務チーム……1名
 └ 人事採用チーム……1名

子どもたちと直接的に関わる仕事はもちろん、広報や経営管理といった間接部門でも年間10名以上の採用を行っており、ビジネスセクターで培った専門性を活かせる環境です。また、新規事業や新規チーム・ポジションの立ち上げも多くあるフェーズですので、0→1に携わりたい方の挑戦も歓迎しています。

2021年、どんな仲間を求めているの?

2020年、このような年になることは誰にも予想できなかったと思います。そうした1年を経て、カタリバに新たな事業がいくつも芽吹いたのは、前述のとおりたくさんの新メンバーの参画があってこそです。

想像できないゴールに辿り着くために。
自分たちより優秀な人に、仲間になってほしい。

カタリバの採用メッセージには、そのような言葉を掲げています。困難な環境であっても、能力以上の仕事であっても、失敗を恐れずに挑戦できる、圧倒的なオーナーシップを持った新メンバーをカタリバは求めています。

どんな環境に生まれ育っても、
未来をつくりだす力を育める社会

このVISIONを共有できる方であれば、たとえ教育業界の経験がなくとも、いま時点で教育に関する知識がなくとも挑戦できる環境です。2021年、創業20年の節目を迎えるカタリバの、次なる10年を共につくってくださる方をお待ちしています。

オンラインで実施した新入職員同期会に集まった職員たち。KATARIBAの「K」を表現しているつもりが、左右反転している職員が数名……


以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
NPO法人であるカタリバにとって、多くの方からご関心をお寄せいただけることは、それ自体が大きなご支援になります。いますぐご転職をお考えでない方でも、こうしてお知りいただいたカタリバについての情報を、ぜひともシェアしていただけますとなお幸いです。

結びとなりますが、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

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