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カミナシとペアデザインとわたし

こんにちは。ていてい(@dbko1991)です。
カミナシでプロダクトデザイナーをしています。

この記事は、PMとデザイナーのチーム(通称:P&D部)で自分自身の「こだわり」「偏愛」「感情」などをカミナシに絡めながら語る、連載企画です!

【カミナシnote連載企画】カミナシと〇〇とわたし|カミナシnote編集部
こんにちは!カミナシ プロダクトデザイナーの三澤(@ayumu_misawa)です。 今回はプロダクトマネジメントチームとデザインチームが合同で行っている、「カミナシと○○とわたし/ぼく」というnote連載企画の4記事目になります! この連載企画は自分の「偏愛」や「こだわり」などをカミナシと掛け合わせてひたすら語るnoteになります🙌 ...
https://note.kaminashi.jp/m/mc66af0075fd3


今回は「ペアデザイン」をテーマに、自分の「偏愛」を話します!

ペアデザインとわたし

ChatGPTにペアデザインの定義を聞いてみました。

「ペアデザインでは、2人のデザイナーが同時に同じ問題に取り組み、アイデアを出し合い、討論を行い、最適な解決策を見つけ出すためのコラボレーションを行います。」

ペアデザインは一つの手法ですが、私は誰かと一緒に課題解決に取り組むことが好きです。
これは学生時代に気づきました。

私は大学まで中国で教育を受けました。中国は学歴社会で、当時の学生生活を振り返ると「勉強する」→「テストしてランキングされる」→「勉強する」の繰り返しで、順位を上げるための1playでした。

大学卒業後に来日し、デザインについて全く分からなかったのですが、絵を描くのが好きだったので、なんとなくデザイン関連の学校を探しました。そしてWebデザインの専門学校に通い始め、そこで初めて「デザインは課題解決する」という考え方を知りました。
専門学校ではチームで課題に取り組むことが多く、議論を重ねることで、自分が持っていない観点に気づいたり、より深く思考ができたりします。今まで受けていた1play教育とは全く違い、濃い日々を楽しく過ごせました。

カミナシとペアデザイン

カミナシのデザインチームには「全員野球」というバリューがあります。特にプロダクトデザイナーは1人でサービスを作れるわけではないので、デザイナー同士や他職種との協働がとても重要です。私はこのバリューをとても大切に思っています。
🔗 デザインチームのミッション・ビジョン・バリューの紹介

ひとりでは越えられない壁も、力を合わせて越えていこう。
このバリューを体現する施策の一つ、ペアデザインを先月から始めました。
プロダクトデザインチームの人数が増え、よりチームとしての価値を高めることを目指しています。ここでは、通常の開発ロードマップに予定された機能とは別に、デザイナー観点で感じた課題を検討しています。

1. ペアデザインの流れ

まだ進めている最中ですが、私たちはこのようにペアデザインを行っています。

1-1. 改善するテーマの決定
プロダクト作りをしていくと、改善したいところがたくさん出てきます。
やりたいこと(What)が最初に浮かびやすいので、それを洗い出してからその背景にある課題(Why)を仮説として言語化しました。
そして、「ユーザーインパクトが高い」「影響が少なく着手しやすい 」という観点で着手するテーマを決めていきます。

1-2. 課題の具体化とスコープの決め
根拠なしに想像だけで作りはじめてしまうと使えないものになってしまう可能性が高いため、次に私たちは既存顧客のVoC(Voice of customer)をまとめました。
決めたテーマの解像度をより上げるためにVoCをグルーピングし、仮説として立てた課題の内容とすり合わせながら、今回解決したい課題のスコープとゴールを定めていきました。

1-3. 競合調査
ゴールを決めたところで、次は具体的に何を作るかを決めないといけません。
アイディアを得るために、競合調査を行いました。各社の機能を作った背景に対して仮説をたて、情報をまとめてみました。
他社サービスの状況把握を通して市場全体の顧客ニーズを理解ができ、機能に落とし込むことに役に立ちます。

1-4. 要件の詳細化
事前準備が終わりました。ここからは要件の詳細化に入ります。
実は、今ここに取り組んでいる最中です。
目的を達成するために必要なオブジェクトオブジェクトごとに必要なタスクを整理し、既存画面との関係性を探るためにワイヤーを作っています。

2. ペアデザインをやってよかったところ

私は3つの観点でやってよかったと思います。

2-1. デザインプロセスにおいてのパターンが増える
探索時のユースケースパターン、デザイン時のデザインパターンは1人で行う時より増えます。
ダブルダイヤモンドモデルを例にしてみると、ダイアモンドのエリアが広くなるイメージです。

2-2. 機能・仕様を詳しく知れる
入社期間や担当してきた範囲によって、プロダクト理解の部分はどうしても差分が出ます。より細かい仕様こそ把握しきれないことがあります。
ペアデザインをすることで差分を埋めていけます。

2-3. デザインのコツを共有できる
ペアデザインで他のデザイナーの作業をリアルタイムでみれます。使っているショートカットプラグイン画面の組み方など、地味だけど役に立つコツを共有できます。ペアデザインだからこそ共有できる内容だと思います。

ということで、なんかペアデザインが面白そうと思った方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!

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カミナシはプロダクトデザイナーを絶賛募集しています。
気になった方はぜひカジュアルに話しましょう。

カミナシ Entrance Book for デザイナー
この度はカミナシにご興味をお寄せいただきありがとうございます。 本ドキュメントは、カミナシの デザイナー職にご興味をお持ちいただいた方向け に、ご面談前に理解を深めていただける情報をまとめています。 カミナシ全社の紹介については別途で「カミナシ Entrance book」というドキュメントをご用意しています。こちらもぜひ併せてご覧ください。 カミナシ Entrance Book 全社版 デザインチームメンバー
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