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【ブイキューブの印象、教えてください】心理カウンセラーの小林さんに聞いてみた。

12月24日のNHKニュース番組内でSOMPOヘルスサポート社が、新規に展開される「がん治療と仕事の両立支援サービス」の取り組みで取材・報道されました。

ブイキューブも、社員のメンタルヘルスケア施策の一貫として普段からお世話になっており、今回は当社の心理カウンセラーを担当して頂いているSOMPOヘルスサポート社の小林さんから指名を受けて、今後取り組んでいく顧客企業の立場で取材協力をし、番組でも紹介していただきました!

(↓実際のインタビュー撮影の様子↓)

せっかくの機会なのでと思い、社外の人から見たブイキューブの人について話してほしいな~とインタビューを申し込んだところ快諾いただきましたので、本記事ではその様子を紹介していきます!

プロフィール
小林 克史(こばやし かつし)

SOMPOヘルスサポート株式会社 所属。
OMC(産業保健メンタルヘルス・コーディネーター)として、臨床心理士、公認心理師の資格をもって活動。そして、がん治療と仕事の両立支援コーディネーター。
子供の養育・保健支援の専門職としてキャリアをスタートし、その中で子を支える親世代への支援の重要性に気づき、産業保健に精通した医療系EAPに4年間従事。精神科・心療内科併設型の外部EAP機関として、勤労者・家族へのケアや、企業のメンタルヘルス体制構築のサポートを行い、その後現職となって4年目。現在、ブイキューブ担当の心理カウンセラーとして毎月1回、OMC面談を実施している。

ーそもそもOMC(産業保健メンタルヘルス・コーディネーター)ってなんですか?

OMCは、相談者本人が自身の体調やメンタルに関して悩みを抱えた時、あるいはある社員の様子が少し心配だと周辺の人達(上司や同僚)が感じた時に相談に来てもらい面談を通じて、その要因の早期発見や対策を一緒に検討し、どのようにサポートできるかというのを、時に人事の方等も交えながら考えるのが役割です。

また、疲れがとれない、夜眠れない、仕事に意欲が出ない等の体調やメンタルに関するお悩み以外にも、キャリアに関する相談等にも応じています。なのでメンタルヘルスが万全だとしても気軽に面接相談に来てくださる方もいらっしゃいますね。

ーまずは率直に。ブイキューブという会社に対する印象ってどんな感じですか?

ブイキューブに心理カウンセラーとして関わるようになって、もうすぐで4年ほど経ちますが、お会いする皆さん活気があって、同じミッションに向かって世の中を変えていきたいという気持ちを持ちながら、熱心に仕事に取り組まれている方が多いなあという印象です。私自身も刺激を受けています。

翻せば、同じ志に対して熱量を持って仕事をしているからこその衝突もあるかと思いますが、その衝突で生まれたエネルギーを仕事の推進力に還元している方も多いです。また、対面での会議や打ち合わせ等のオフラインでのコミュニケーションのみならず、Web会議やチャットツールによるオンラインのコミュニケーションも沢山ある中で、それぞれの良さを活かしたコミュニケーションの取り方を日々実践されているのだなとも感じます。

ーブイキューブのメンタルヘルスケアって、他社と比較してどうなんですか?

多くの企業様でもメンタルヘルスケアは実施していますが、調子を崩した段階で対処をしていく、というケースがまだまだ多いと思います。問題が起きてから動くイメージですね。ケアをする側の立場の方(上司の方など)もまた、忙しさのなかで目を配る余力や余裕がもてない歯がゆさが聞こえてきますが、結果として、社員の方が実は結構疲弊した状態で取り組んでいたとしても、業務ができている状態の時には見過ごしてしまう、といったケースは見受けられます。

その点ブイキューブでは、予防的な意味合いで、入社してすぐの新卒の方にまず1回面談を実施させて頂き、いざ困りごとを抱えたときにも安心して相談できる場所の1つとして、OMC面談を認識・活用いただいていると感じます。

メンタルにつながる問題を抱え込みすぎると、容易には紐がほどけなくなり、本人にとっても職場にとっても望まない結果に陥ってしまうこともしばしばです。ブイキューブでは、調子を崩す前の段階で、その方なりのセルフケアの工夫について話し合えたり、社内外での相談の仕方を一緒に考えたりする機会がもてており、ストレスを乗り越える力を養い、仕事の力に変える場として役立てて頂け、会社としても、一手先のケアに取り組んでおられると思います。

ー新卒の方とも面談する機会も多いと思いますが、新卒社員からよく相談される事ってありますか?

今の若い方々はどうしても情報が周りに沢山あるので、“限られた選択肢の中で、迷わず勢いつけて前進できる”というものではなく、情報を取捨選択し、意思決定していく力がより求められるように思います。しかしながら、社会人という新しいフィールドの中で、自身のQに対してAが見つからない(Aが出せない)ことで自信をなくし、不安に駆られ、萎縮してしまう方も見受けられます。これは上司の方が昔ながらの「背中を見て育て」な姿勢である事も要因の1つではありますが、一方で上司の方が少し過干渉になるとそれはそれで新卒の疲弊する原因にもなります。

私は、新卒の方が10聞いた時に上司はまず3返すくらいの心持ちでもいいと思っています。新卒社員がなにに悩み踠いているのか、その生の声に丁寧に耳を傾け、時にはサポートもしつつ、必要な示唆を与え、成長を促す感じですね。新卒の方も、すぐに答えや成果が出ないことに焦り過ぎるでなく、自身の悩みを会社にぶつける事ができるというのは、いい環境だとも思います。

ブイキューブは、新卒の方が上記のような環境の中で悩み踠いている時に、上司の方に意見を挙げたり私も含め周りの人にまずは相談してみる、という姿勢の方が多いと思います。そして、そうしてかつて悩んでいたまだ若手と言える年代の方々が自身の経験も踏まえ、もっと若い後輩の方の事を気にかけているのも印象的です。

ー特に若い人に向けて最後にメッセージがあれば、お願いいたします。

インターネットに載っていない事を生み出していくのが仕事です。なのでそこに正解も不正解もないし、そんな答えのない中に、成果を生み出す楽しさや歯ごたえ、そして醍醐味を感じて欲しいと思います。一生懸命もがいた時間の分だけ、考え抜いた時間の分だけ、いつかに必ず芽は出ます。ただ、生み出す過程でどうしても苦しかったり悩んだりする事もあるので、その時には私のようなOMCを含め、周囲の方々にまずは話してみて相談をするという事を大事にして頂ければと思います。

小林さん、インタビューに答えて頂きまして、有難うございました!

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