「kintoneが好き」という気持ちが私をジョイゾーと出会わせてくれた | 株式会社ジョイゾー
5 ジョイゾー 社員インタビュー 笹川 茉衣■ジョイゾーに入る前からkintoneにハマるお客様と直に接するのが好きだったので、営業職を中心に幾つかの会社で働いてきました。前の会社でも新規事業...
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こんにちは、新入社員の川嵜塔也です!
今回は、社内で行われた先輩社員による「座学研修」についてブログを書いていきます。
「座学研修」では「OJT」とは異なり、業務周りのことを教わるのではなく、この業界で働く上での基礎知識やジョイゾーのサービスを詳しく教えていただきました。
「OJT」で学んだ時も、業務の中で分からないことを先輩に聞くことはありました。それでも、業務の流れを覚えることを意識してしまったので、1つ1つの製品やサービスに対して曖昧な覚え方をしていました。
「座学研修」では、曖昧になっていた部分や細かいところまで学ぶことができました。先輩方から「実際にどうやってこれまで勉強をしてきたか」「よく質問が来るサービスはどれか」なども聞けたので、それらを活かして今後は理解を深めていきます。
今年の座学研修では、6人の先輩方から研修をしていただいたので、ブログに書きたいと思います!
倉石さんは去年ジョイゾーに入社した2年目の先輩で、SI(システム開発)チームで働いています。
ジョイゾーの開発系サービスと他社の連携サービス・プラグインについて丁寧に教えていただきました。
1年間ジョイゾーで働いてきた経験を活かして、新人が難しいと感じる部分を重点的に説明してくださったりするなど、新人に寄り添った内容の研修で話が聞きやすかったです。
ジョイゾーの開発サービスには「システム39」「エコシステム39」「kintoneカスタマイズ開発」「サポート39」の4つの種類があります。私は「ジョイゾーの開発サービスを思い出してみて」と言われて、あまり聞き馴染みがなかったからか、「サポート39」のことをすっかり忘れてしまっていました。ジョイゾーの社員として、自社のサービスはしっかりと説明できなければいけないので、この機会に完璧に覚えられるようにしようと思いました。
それぞれのサービスの説明後に、「サービスの強みを正しく認識していなければいけない」ということで、新人2人で「システム39の強みを考える」ワークを行いました。サービス紹介をしていただいた後だったので、普段よりはイメージがしやすく考えやすかったのですが、改めて強みを考えてみると難しいなと思いました。
私たち新人2人からは「システム39の強み」について、下の画像のような意見が出ました。
自分たちが出した意見の中に、認識がズレている部分もあり、「システム39は定額の開発サービスだけど、お客様の要望によっては3回のお打ち合わせで終わらず、6回、9回必要となる場合もある。その場合、本当に予算が立てやすいのが強みなのか」などの指摘をいただきました。
それにより、正しくサービスの強みを考え直すことができたので良かったなと思っています。これまで、新人セミナーの企画の時などに「システム39の強み」というのは何度か考える機会はありましたが、思っていたより意見を出すことが出来ませんでした。
その後、倉石さんから「システム39の強み」の例を挙げていただきました。
中でも「kintoneのノウハウも教えられる」というのは、自分たちでは思いつくことが出来ませんでした。サービスの強みは、ジョイゾーの社員としてしっかり知っていなければならないので、学んだ内容をしっかりと吸収していきたいと思います。そして、お客様にサービスについて聞かれた際には、自信を持って説明できるようにしていきます。
笹川さんもSIチームに所属している先輩です。
普段はSIチームでkintoneを用いて、システムの構築などをしていますが、前職でのExcelを使った業務の経験を活かして、Excelの基礎知識やメリットを教えていただきました。
笹川さんの講義では、自分たちの手でExcelを触ってみる時間を設けてくださったり、具体的な使用例も研修の中で見せてくださったので、分かりやすかったです!
まずはExcelで何ができるのか、どんな機能が備わっているのかを学びました。
これまで、高校生から大学生までの間でExcelを使うこともありましたが、機能・使い方を誰かからしっかりと学ぶ機会があまりなかったので、この座学研修で詳しい使い方を学ぶことが出来て良かったです。「Excelでこんなことまでできるのか!」と驚くこと講義の中で多くあり、話を聞いていてとても興味深かったです。
まずは、Excelをこれから使うにあたって、よく使われる用語について教えてくださいました。
覚えておいた方がいい単語として、笹川さんから3つを挙げていただきました。聞いた事がある用語もありますが、改めて復習として学ぶことができてよかったです。
Excelでグラフの作成ができるのは知っていましたが、棒グラフを作れるくらいの機能だと思っていました。しかし、簡単なグラフだけではなく、高度なグラフまでExcelで作ることができるそうです。
上の写真のような、単位や数値が異なる時に便利な2軸のグラフも作ることができるそうです。
数字で見るよりもグラフで見る方が分かりやすいので、色々なところで分析が簡単にできるようになります。
kintoneの標準機能でもグラフを作ることはできますが、このような2軸のグラフを作ることはできません。「kintoneも便利だけどExcelにも便利な所がたくさんあるよ」と教えていただいたので、上手に使い分けて業務を効率よく進められるようになっていきたいです。
続いて、ピボットテーブルです。
ピボットテーブルには、様々なデータを集計・分析ができる機能があります。
上の写真のように、データを部署ごとの売上、商品の売り上げなどをデータ毎に数字で見ることが可能になります。たくさんのデータがあったときに、ピボットテーブルを使うと簡単に見やすい形に変更することが出来ます。今後仕事をしていく中で、たくさんのデータをExcelで扱う時があるかも知れません。その時は、「ピボットテーブル」という機能を使っていき効率的に分析をしていきたいなと思いました。
「Excelの基本的な使い方でも、まだまだ知らないことが多く奥が深いな」と講義を受けていて感じました。まずは、笹川さんに教えていただいた基礎の部分や内容をしっかり理解してExcelを使いこなしていけるようにしていきたいです!
清水さんはプラグインチームでお仕事をしています。
ジョイゾープラグインの設定の仕方、そしてどんな機能があるのかを学びました。
実際にどうやって設定し動くのか見せていただけたので、講義を受けていて分かりやすかったです。
また、よくある設定ミス、お客様からのお問い合わせなど清水さんだから持っている知識を学ぶことができたと思います。
突然ですが、ブログを読んでいる皆さんジョイゾーには何種類のプラグインがあるか知っていますでしょうか?
なんと、有償・無償のプラグインを全部合わせると28種類もあるそうです!
私自身、28種類もあるとは知らなかったので、「そんなにあるの!」と驚きました。たくさんの種類があるジョイゾープラグインですが、清水さんから全種類の説明をしていただきました。全種類しっかりと設定の仕方から機能の説明ができる知識の多さが凄いなと思い、自分もそうなれるように頑張っていきたいです。
今回はその中でも、特に印象に残った2つのプラグインのお話をしていきます。
1つ目は「条件付き入力制御プラグイン」です。kintoneのフィールドの条件に応じて、指定したフィールドを必須、非活性、非活性(値クリア)、非表示にできるプラグインです。
kintoneの標準機能内でも似たような事ができますが、レコードに登録されている内容などに関係なく必須や非活性になってしまいます。
条件付き入力制御プラグインを使うことで、「入力して欲しい情報の入力が漏れる事がなくなる」他に、「入力させたくない情報を入力させない」という使い方も可能です。
設定方法も特に難しいことはなく、とてもシンプルでした。
今回の写真の場合だと、対象となるフィールドに「請求金額」を選択し、条件として「請求状態」が「請求確定」になっているときに「請求金額」の入力を「必須」にするという設定がされています。
研修後に私も少しだけ触ってみましたが、難しい設定など必要なく便利に使えるプラグインだなという印象を受けました。
2つ目が「手書き2プラグイン」です。
kintoneのアプリ上で、指やタッチペンで文字などを書く事ができ、書いた内容をそのままkintoneアプリのレコード内に画像として保存する事ができます。
利用シーンとしては、「お客様にサインをいただき画像として保存」「現場の写真をkintoneに登録し、写真に注意事項を記載する」など使い方は色々あると教えていただきました。「kintoneの標準機能で賄うことができない、かゆい所に手が届くプラグインだな」と説明を聞いていて思いました。
手書き2プラグインも設定がとてもシンプルで扱いやすかったと思います。
手書きスペースのサイズやペンのサイズ、色も設定で変えることもできます。これらも初期設定で自由に変更可能なので、お客様の用途に合ったペンの細さ、色に変更して使用できます。
下記ブログに詳しく設定の仕方などが書かれているので、ご興味のある方はご覧ください。
清水さんからは、ジョイゾーのプラグインが実際にどんな業務で使われているのかを教えていただきながら、設定や機能を学んできました。そのおかげで、具体的な使用用途をイメージしながら研修を受けることができ、とても理解しやすかったと感じています。
BBさんは、SIチームに所属している先輩です。
ITの基礎知識について教えていただき、知っておくべきことばかりで大変勉強になりました。
BBさんは、元々サイボウズで働いており、ITに関する内容にとても詳しい方です。
少し難しい内容でも噛み砕いて話をしてくださるので、すんなりと理解をすることができました。
BBさんの研修では、「そもそもPCって何?」から始まりました。
改めて、質問されるとどういう意味か答えることができませんでした。
PCはパーソナルコンピューターの略称であることは知っていたのですが、「自動計算機」のことですと言われて驚きました。普段の生活で当たり前に使っていたことで、何か検索をしたり、データを蓄積するものだと思っていました。色々とPCにも歴史などがあるそうで、話を聞いていてとても興味深かったです!
続いて、PCを構成する重要な要素が3つあると学びました。
CPUは頭脳、メモリは机の上、HDD/SSDは本棚として例えて教えてくださいました。
頭脳がどれだけ優れていても、机が小さいと一度できる作業が限られますし、本棚が少ないと蓄えておける知識が少なくなってしまいます。なんだか難しそうな専門用語だなと思っていましたが、このような分かりやすい例え話のおかげで理解することができました。
また、豆知識として
「HDDは大容量で、低コストだけど遅い」
「SSDは小容量で、高コストだけど早い」
ということも教えていただきました。
まだまだ知らないことが多くあるので、自分で勉強してみて知識を増やしていきたいです。
スマートフォンなどを使用していると、なんとなく容量のことは知っている人も多いと思うのですが、
BBさんからはもう一歩踏み込んだ話をしていただきました。
上の図にある通りなのですが、1Bが1024個集まった1024Bという大きさで、1KBになります。続いて、1024KB=1MB、1024MB=1GB、1024GB=1TBになっていきます。
このように単位の大きさが変わっていきます。
この話をBBさんから聞いていた時に、「なんで1024という微妙な数字なんだろう」と思いました。
1000倍ではなく、1024倍である理由としては、コンピュータは2進数で表されるからだそうです。そのため、2を10回かけた数である、1024倍になるそうです。
高校の情報の授業で習った内容も少し含まれていましたが、きちんと自分の頭の中では理解できていなかったことが分かりました。ITに関する知識では、なんとなく難しいなと思う内容が多かった印象でした。けれども、BBさんが分かりやすく例え話などを用いて説明してくださったので理解することができましたし、とても勉強にもなりました。
山下さんは、倉石さんと同じく2年目の先輩です。現在は、プラグインチームに所属しており、主にプラグインの開発業務を担当しています。
私は、システム開発に関する知識が全然ないので、実際にジョイゾーのプラグインなどのサービスを開発している山下さんから、自社サービスがリリースされるまでの流れと特徴を教えていただきました。
はじめに「プロダクトとは何か」から教えていただきました。
プロダクトとは、「顧客に対して販売を行う製品」のことです。ジョイゾーでは、先ほど清水さんの所で紹介した各種プラグインと、後ほど紹介します「Joboco」がプロダクトに該当します。
理解しやすいように、以下の図を用いてご説明いただきました。
システム39では、「それぞれの会社の業務内容にあったシステム」を作り上げていきます。
一方で、プラグインやJobocoでは、「汎用的に使われるサービス」を作っていきます。どこかの会社に向けてではなく、どんな会社でも使えるようなものを作り、使いたい人が使うのがプロダクトだと教えていただきました。これまで、「それぞれのサービスが何を目的としているか」は考えたことがありませんでした。「これから働いていく上で、このような考え方は大事にしなければいけない」と話を聞いて感じました。
システム開発の流れを説明する前に、よく使われるIT用語の説明をしていただきました。
私はIT企業であるジョイゾーで働いていますが、ITに関する知識が少ないので、配属前の座学講習で学べて良ったなと感じました。まずは、システム開発の進め方として2種類教えていただきました。
ウォーターフォール型開発とは、「上流工程から下流工程を全て順番に進めていく開発手法」です。水が流れるようにそれぞれの工程を進めるため、この名前がついたそうです。
開発現場でよく用いられる手法であり、開発手順を1つずつ確認をしながら工程を進めていくので、次の段階に進んでしまうと後戻りをすることが難しい手法でもあります。
下の図のような流れで、要件定義から始まりテストまで順番に行いながらシステムの開発をしていきます。
続いて、アジャイル型開発です。
こちらは、短い期間で「設計」「製造」「テスト」「リリース」を繰り返し行っていき、お客様の意見を素早く取り入れながらシステムに反映させていきます。
ウォーターフォール型と比較して、短い開発サイクルでシステムを作る事ができるため、不具合が起きた場合でも修正が出来ますし、柔軟な対応をすることも出来ます。
ちなみに、ジョイゾーの「システム39」がこのアジャイル型開発にあたります。
2つのシステム開発の進め方があるのは知っていましたが、その中身までは正しく認識できていませんでした。なので、具体例を交えて山下さんから教えていただいたことで、しっかりと自分の頭で理解できるようになりました。
矢地さんも、倉石さんと山下さんと同じく2年目の先輩で、セールスチームで働いています。
そんな矢地さんからは、ジョイゾーの製品・サービスについての説明をしていただきました。
セールスチームで働いてきた経験や知識、持ち前の喋りのうまさを活かしながら研修を進めてくださいました。私たちが学びやすいように、実際に製品を使えるように用意から設定をしてくださったので、実際に製品に触れながら詳しく学んでいくことができました。
ジョイゾーには、「システム39」や「エコシステム39」などの開発系のサービス以外にもサービスがあります。倉石さんからは開発系のサービスについて教えていただきましたが、それ以外のサービスについて矢地さんから教えていただきました。
ジョイゾーには「Joboco」「ちぇっかる」「J Camp 」という3種類があるので、これら3つについてどんな機能があるか詳しく学んでいきました。
一つ目に紹介していただいたのが「Joboco」です。
JobocoはLINE WORKSとkintoneを連携させるチャットボット作成サービスです。
ノーコードで簡単に作成・コストを抑えた運用ができるので、導入するまでの敷居が低いですし、とても使いやすい製品だなと説明を聞いていて感じました。「ノーコードで作成ができる」「業務に合わせた柔軟な対応ができる」ということで、実際に途中まで設定を行いました。講習の時間の都合上、最後まで設定をする事ができませんでしたが、本当に難しい操作がなくても設定ができました。
Jobocoの利用すると「日報管理」や「タスク管理」などをLINE WORKS上で、チャットボットの質問に答えるだけで、PCを使わずに内容を簡単に登録できるようになると学びました。
続いて、アルコールチェック管理ツールの「ちぇっかる」です。
kintoneで報告・確認・保存を素早く実現するアルコールチェック管理ができるサービスです。
ちぇっかるというサービスを開始した背景としては、2022年4月の道路交通法施行規制改定に伴い、白ナンバーを所有する事業者でもアルコールチェックが義務化されました。それによって、白ナンバー事業者にかかるアルコールチェックによる業務負担を支援していくために、こちらのサービスを開始しました。
これまで、紙やExcelでアルコールチェックの管理をしていると、事務所に戻らなければいけない・管理が大変という問題があった方でも簡単にアルコールチェックができるようになるなと感じました。
最後に、「J Camp」 です。
こちらは、中小企業のDX化を推進する内製化人材の育成教育サービスです。DXを確実に前進させるために必要な「スキル獲得」「計画立案」を学べます。
DXという単語は聞いた事はあるけれども、意味を知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
DXとは、「ビジネスにデジタル技術を活用して、新しいビジネスモデルを創出し、社会を豊かにする」ことだそうです。
そんなDXですが、「DXを推進できる人材がいない」などの理由からあまり進んでいないそうです。
その問題点を解消するためのサービスとして、「J Camp」という内製化人材育成教育サービスが作られたと教えていただきました。
ジョイゾーでは、システム開発系のサービスや製品が目立っている印象ですが、「こういった人材育成サービスもやっているんだ!」と話を聞いていて驚きました。
先輩方からの座学研修を通して、ジョイゾーという会社のことをまだまだ理解しきれていない部分が多いなと痛感しました。倉石さん、清水さん、矢地さんから教えていただいた内容は、ジョイゾーのサービス・製品のことなのですが、自分の認識がズレていることが多かったと感じています。今回、正しい内容を先輩方から丁寧に教えていただき、勉強になることばかりでした。
新人も配属先が決まり、これからはお客様に製品・サービスの紹介や提案をする機会が出てくると思います。その際に、「なんて説明したら良いんだろう」とならないようにしたいと思います。しっかりとサービス内容を理解して、自分の言葉で分かりやすく伝えられるようにしたいです。
今回は、6名の先輩方から様々なことを学びました。お忙しい中、本当にありがとうございました!