MIJS
日本発のソフトウェアを世界へ!MIJSは、製品の相互連携を行って海外展開および国内ビジネス基盤の強化を図ります。
https://www.mijs.jp/
2023年4月から新しく入社しました、伊藤ひびきと申します。
今回は、去年からジョイゾーでも取り入れられている、MIJS新人研修について紹介します!
MIJSはMade In Japan Software & Serviceの頭文字をとって名付けられました。
2005年に、国内の主要なソフトウエア製品ベンダーが集まり結成され、「日本発のソフトウェアを海外へ!」を合言葉に活動を開始しました。活動していく中で2019年に活動方針を再定義し、「ソフトウェアで日本を強くする」ことを目的に活動を続けています。
MIJSの具体的な活動として、営業・マーケティング、技術、人事などの分野で、企業の垣根を越えて情報交換および交流を行っています。ジョイゾーもその企業のうちの1社です。
私たちも参加したMIJSが運営しているMIJS新人研修は、IT企業に勤める新人が集まり、グループワークなどを通してカリキュラムに参加します。2010年からスタートし、毎年プログラムについて担当人事が熟考しアップデートされ、2011年からは春・夏・秋の年間を通して行う研修が始まりました。
1日目、2日目はビジネスマナーの講習を受けました。社会人としてのルール、考え方、身だしなみ、言葉遣い、名刺交換、電話・来客応対、基本的な仕事の進め方などを教えていただきました。
毎日違うグループに分かれ、他社の同期の皆さんと意見交換をしながらワークを進めました。自分の中だけで考えを完結させるのではなく、「他にもこんな考えがあったんだ」と気づきを得ることができました。
この研修では、自分の行動が周囲に与える影響を考えなければいけないと思いました。また、今まで意識してこなかった社会のルールを知り、社会人になることへの責任の重さを感じ、自覚を持って行動しようと思えた研修でした。
研修で習ったことを元に、先輩社員の方と名刺交換の練習しました!!辿々しい名刺交換になってしまったので、ハキハキと名刺交換をできるようにしたいです。
3日目はビジネス文書・ライティング研修を行いました。
ビジネスにおける、社内・社外向けの文書とメールのやり取りを学びました。この日は個人ワークで、初日に行った敬語の復習の後に実際の例題に基づき文書やメールを作成しました。文書の目的は3つあり、「確実・正確」「時間短縮」「後日参照」です。文書に対して返事がしやすいことや、判断に必要な情報が備わっていることが大事だと教わりました。
また、メールで大事なことは「一往復半」でやり取りを済ませることです。文書と同じく、できるだけ詳細に見やすく構成し、無駄なやり取りをしないことが大事だそうです。今まで自分が送っていた友達や大学教授へのメールでは意識していなかったため、改善していくことが必要だと思いました。
4日目のビジネスコミュニケーション研修では、グループでのコミュニケーションが多く組まれたプログラムでした。
ビジネスにおけるコミュニケーションとは、自分と相手との認識のずれをなくし、円滑で効率的に目的に達するための「相互理解のためのプロセス」であるとお話がありました。学生のように、同じような環境で過ごしてきた仲間と話していれば良いわけではないビジネスの場面では、お互いをいかに早く理解し合えるかが重要なのだと感じました。
アカウンティング研修では、パン屋の経営を例題に原価や営業利益などについて考えました。ビジネスにおけるお金の使い方について、身近なところから説明してくださったので経営について全く知らない私でも理解することができました。
5日目にプレゼンテーションの基礎を学び、6日目にプレゼンテーションの実践ということで学んだことを活かし、11名のグループの中で発表をしました。
基礎では、”プレゼンテーションは相手に理解してもらい、行動してもらう目的で行う”ことを学びました。そこを意識するだけでも構成やプレゼンの方法に違いが出てくると感じ、グループワークで自分の発表の時の癖を見つけることで、発表においての無駄を省く練習もしました。
実践では、「新卒採用課題の提案」をテーマに1人4分の発表を行いました。お互いにフィードバックをし合い、より良い発表になるよう考えながら発表を進めることができました。発表にはそれぞれの個性も見えて、他の人の発表を見るのも良い勉強になると感じました。
懇親会では、1週間研修を共にする同期の仲間と交流することができました。
グループで一緒だった人と研修内容についてやプライベートの話まで話すことができて楽しかったです。実は研修中はこう思っていたというような話や、新生活が始まってからの気持ちの変化など、”オンラインで1週間”という短い期間を感じないほど、距離を詰めることができたと思います。
今年度のジョイゾーは新人が2人だったので、他社で4月から頑張る同期と仲良くなることができ、とても良い時間になりました。
また、懇親会で他社の同期と交流できたことでコミュニティができたことが心強いことだと思っています。今後、社会人になり上手くいくこともいかないこともあると思いますが、「同期も頑張っているんだ!」という気持ちになれることは頑張れる糧になるのではないかと思っています!
1週間のMIJS新人研修を通して、学生時代には触れてこなかった社会の常識を知ることで学ぶことが多くとても勉強になりました。そして、社会人になったことを実感する研修でもありました。
研修を受けていく中で最も感じたことは、一人の大人としての責任の重さです。”新人だから”とかは関係なく、会社に属している人間として他の人と接するときのマナーなど、自分一人の行動が会社の責任にもなることを考えて行動することが大切だと思いました。
MIJS研修で学んだことを活かし、今後も色々な角度から吸収していきたいです!