JoBinsは、「ジョブエージェントネットワークプラットフォーム(JANP)」という、
全国3,000社以上の人材紹介エージェント(以後、エージェントと記載)同士をつなぐプラットフォームを運営しています。
今回は、JoBinsが提供しているサービスが具体的にどんな価値を生み出しているのかについてしっかりと解説させていただきます!!
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【そもそもエージェントとは?】
エージェントとは、人材を求める採用企業と仕事を探す転職者をマッチングする会社のことを指します。
採用企業からの人材ニーズのヒアリングと転職者へのキャリア面談を行うことで、よりベストなマッチングが行えるよう日々業務を行っています。
そんなエージェントが事業を行う上で重要な要素は「求人票開拓」「求職者集客」の2点になります。
「求人票開拓」とは、エージェントが採用企業と提携し、その企業が求める人材要件に適合する求人情報を取得するという行為を指します。
具体的には、エージェントが採用企業へ営業活動を行い、その企業のニーズや要件を把握し、求職者に提供する求人情報のベースを確立させていきます。
一方、「求職者集客」とは、エージェントが転職希望者を集めるという行為を指します。
具体的には、エージェントが自社で運用するホームページやスカウトサービス、口コミなどを通してキャリアに不安を抱える方がキャリア面談に訪れる窓口を設けています。
この「求人票開拓」と「求職者集客」の双方を増加させていくことによって、より多くの採用企業と求職者のマッチングを生める可能性が高くなります。
【日本の転職市場からみるエージェントの存在意義と課題】
現在、日本における「転職希望者」は1000万人を超え、過去最高の水準となっています。
これは実に就業者6759万人の内、「6人に1人」が転職を希望している状況です。
では「6人に1人」の転職がスムーズに進んでいるのかというと、
実際は転職希望者の87%は1年後も未転職のままです。
なぜここまで多くの方が転職できないのでしょうか?
そこには「転職が自分の最適解なのかわからない」「自分に合った仕事がわからない」そして「勇気が出ない」といった理由があります。
こうした「転職したいのに足を踏み出せない」という悩みを解決できる存在こそがエージェントです。
エージェントは前述の通り、転職希望者に対して親身なキャリア面談を実施することで、転職に対して一歩踏み出せない多くの人々を後押しする仕事です。
しかし、現在エージェントを用いた転職には大きな課題が一つあります。
それは「面談あたりの決定率が10%である」という事実です。
この数字は、キャリア相談に来た転職希望者が10名いたとしても、そのうち転職成功までサポートできるのがたった1名であることを指します。
残りの9名は、「うちにはあなたが希望する地域や職種の企業を紹介することができない」
「数社推薦をしてみたものの、うちではどこも通してもらうことができなかった。もう紹介できる仕事がない」
など、自社が保有する情報量の不足により、サポートを停止せざるを得なかった方になります。
JoBinsは、この「面談あたりの決定率が10%」というエージェントを使った転職における最大課題を解決しようと動き始めました。
【JoBinsはこうやって解決します】
面談あたりの決定率が低い主な理由は、エージェントが保有している情報量に限界があることです。
つまり、「面談に来た全求職者の希望を叶えられるほどの求人数や求人の種類」そして「提携をした全採用企業の採用成功を叶えれられるほどの集客数やマッチング人材」が十分に確保できていないのです。
では、どうすればエージェントが情報不足に陥らない世界を作れるのか?
私たちが着目したのは、「エージェント同士の情報共有」でした。
これまでエージェントにより「所有」されてきた求人票や転職希望者の情報が「共有」され、アクセスできる情報が集約されることで「情報がなくて求職者に求人提案できない」といった事象が1件でも減らせると考えています。
ここからは、JoBinsを通じてエージェントがどう情報の「共有」を行っているのか?
その詳細について解説させていただきます!
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【エージェントにとってのJoBins】
改めてですが、エージェント事業を行う上で重要な要素は
1、求人票開拓
2、求職者集客
の2点です。
私たちはこのそれぞれに「ジョブアライアンス」「レジュメアライアンス」というサービスによって変革を起こします。
<①ジョブアライアンス>
「求人票開拓」の分野において、「ジョブアライアンス」と呼ばれる機能を搭載することでエージェント同士が求人票を互いにシェアすることが可能になりました。
これにより、自社で開拓できていなかった地域や職種の求人票であっても求職者様に紹介することできるようになりました。
(例)
大阪のあるエージェントA社は、「親の介護の関係で今の仕事を離れないといけない。
実家のある富山県で法人営業職・年収500万円〜の求人は有りませんか?」という質問を受けた。しかし、近畿圏の求人票しか開拓していないA社には自社で紹介可能な求人票がなかった。
そこでJoBinsにログインすると富山県で募集を行う求人票が別のエージェントから複数件シェアされており、
求職者様が希望している条件に合う企業を紹介することができた。
<②レジュメアライアンス>
「求職者集客」の分野において、「レジュメアライアンス」と呼ばれる機能を搭載することでエージェントが抱える求職者様情報をシェアすることが可能になりました。
これまではそのエージェントの得意とする業界や業種、地域と求職者様のご希望のずれなどから「弊社では貴方の転職活動をお手伝いできません。」とお断りしていた求職者様を
別のエージェントにご紹介することが可能になります。
(例)
建築業界に特化したエージェントD株式会社は、建築施工管理の経験がある求職者から、
「リモートワークのできるITエンジニアに転職したい」という相談を受けた。
自社にはITエンジニアの求人はなく、そしてエンジニアに関する知識もないので候補者にエンジニアとして働く良さや実態を伝えることができない。
本来であれば紹介ができずそのままお帰りいただくしかないが、レジュメアライアンス機能を活用してJoBinsに候補者の情報(履歴書、職務経歴書)を掲載をした。
すると未経験のITエンジニア転職をサポートできるエージェントE株式会社から「その候補者をうちに紹介してほしい」声がかかり、求職者を紹介することができた。
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このように、JoBinsはこれまでせっかく転職相談しにきてくれたのに紹介やサポートができなかった求職者に対して、エージェント様同士が連携をとりながら、転職成功まで導けるようなサービスを提供しています。
この事業により、「面談あたりの決定率が10%」が「→30%」「→50%」となり
ひいては「転職希望者の87%は1年後も未転職のまま」が「→60%」「→30%」と
社会的にもかなり意義のある貢献ができると考えています!
こうして多くの求職者が「転職」という機会を得られる。そんな世界を目指しています。
少しでもこのビジネスに興味を持った方は、エントリーをお待ちしております!!