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【社員インタビュー】趙一泉:楽しく前向きに、そしてがむしゃらに

趙一泉さん(30歳)

・韓国出身。

・大学時代は政治学を専攻。

・日本の世論調査をIT技術で執り行う会社に就職し1年間勤務。

・日本で起業をするために語学や文化を学びたいと2020年11月に来日。

・JELLYFISHに転職後、現在は韓国人顧客に日本企業を紹介するキャリア・パートナーやマーケティングを担当している。


ー人生とにかく楽しく生きてきたー

日本の就活の面接で必ず聞かれる、「挫折を乗り越えた経験」。自分の人生を振り返ってみても楽しかったことばかりで、不思議と挫折は思い浮かばない。苦労がなかったわけではないが、自分の超ポジティブな性格によるものなのか、苦労が挫折となったことはない。逆境の波が来たらむしろその波に乗ってしまう、そのような性分なのかもしれない。やりたいことはなんでもやらせてくれる放牧主義の親の元、「自由」に育てられ、「自由」な大人になったと思う。

韓国は休学や留学をするのが一般的で、男性は兵役もあるため、私は8年間、大学生活をした。大学時代は旅行、遊び、とにかくやりたいことをやった。大学にほぼ足を運ばずに、授業に出席すると友達から天然記念物だとからかわれ、成績にはF判定が14個もついた。でもその中でどうやって生きたらそれが正しい人生と言えるのか、それは常に考えていた。



ー入隊と就職ー

2年間の軍隊生活も韓国人はその時のことを話すとみんな大変だったと言うが、私は最高に楽しかった。私が志願した空軍は試験を突破したエリートたちが集まってくる。私はそこで人事関連や広報など、オフィサーとして勤めていた。深く考えず日々をただ楽しく過ごしていた自分にとって、がむしゃらに勉強し、努力してきた人たちとの出会いは大きな刺激となり、自分も何かに対して血が滲むような努力をしてみたいと思えた。

軍隊生活を終え、たまたま大学の講義に来てくれた日本の世論調査を執行する会社の社長の熱意に魅力を感じ、そのままその人の企業に就職することになった。

とても面白い会社だったが、自分の考えで道を切り開いていきたいと考える私にとって、社長の指示を待って働くことに限界を感じ始めた。ボスの下で働くのではなく、リーダーと一緒に働きたい。そしてゆくゆくは起業したいと考えるようになった。

起業するなら日本でと考えた私は語学や文化を学ぶため、1年で会社を退職し、来日した。



"心の底から熱くなれる場所がここにある" ノルウェー出身のWilliamさんをインタビューしました! | OUR STORY
2019年新卒入社 ウイリアム L.W. ルー(26歳) ノルウェー生まれの中華系ノルウェー人。 大学時代から日本語を勉強し始める。 セガのアミューズメントパークスタッフで接客業を経験してから修士課程へ進学。 2019年に言語科学の修士を修了。 現在は人材紹介事業部のキャリアパトナーとして日々外国のITエンジンニアの転職活動を全力にサポートしながら、OKUTAMA+事業も支援している。 ...
https://www.wantedly.com/companies/jellyfish/post_articles/290394


ー日本での再就職ー

来日し、就職先として見つけたのがJELLYFISHだった。垂直的な固い上下関係で成り立っている組織が多い日本企業の中で、組織が水平的だったのが魅力だった。

内的動機を重要視し、一人一人が問題提起する主題に関して頻繁に関して頻繁に勉強会が行われる。

宗教や政治、ビジネスまで幅広く、多様な国、年齢、立場の社員から意見を聞き、議論できる環境があった。

その中心には、「どうしたら世の中を自分たちの手でよくしていけるのか。」というみんなの想いが存在する。

これを本当に泥臭く探求している人たちの集合体だなと感じる。

私も今自分が任されている仕事を、「どうしたら自分の手でもう少し世の中をよくできるのか」を考え、発信していきたい。

ー自分の大切な人を幸せにー

韓国にこのような慣用句がある。

些細ながらも、確実な幸せ。」

私の人生のビジョンだ。普段自分が日常生活の中で経験する小さな幸せ。

ご飯が食べられること、健康に働けていること、住むところがあること、この小さな幸せを当たり前だと思わず、感謝しながら今すべきことを一つ一つ公私共に積み重ねていきたい。

そして人生のエッセンシャルな部分を議論しあえる仲間と共に、持ち前のポジティブ精神と自由なマインドを忘れずに日々を過ごしていこうと思う。

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