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営業事務から営業へ キャリアチェンジして今思うこと

こんにちは。株式会社伊東商会の人材・組織開発室の田畑です。
前回に引き続き、クライアントパートナーシップ部 西日本エリア1のエリアマネージャーの西村さんにキャリアについてインタビューしてきました。

【西村さんのこれまでのキャリア】
大学卒業後、伊東商会に入社し、大阪支店配属
経理事務・営業事務を経験
西日本エリア 営業部 エリアマネージャーとして活躍中

----営業事務から営業へ、キャリアチェンジについて教えてください

お客様対応体制を分業制から一気通貫制へ移行したことで、営業事務だった私は事務職もしつつ、営業もすることとなりました。営業経験はこれまでより視点が広がり、事務職当時は見えなかったものが見えるようになりました。

以前はお客様からご注文いただいた製品の手配、納期管理などの仕事をしていましたが、営業の仕事も加わったことで、お客様と直接接し、会話する機会が増えました。日々の仕事では、お客様は今何を求め、必要としているのか、我々が商社としてお客様にどのような価値体験を提供できるかを考えることが増えました。必然的に、ご注文いただいた製品の手配、納期管理においても、お客様ごとに背景や経緯があることが理解できていますので、事務業務においてもその仕事の意味合いが変わってきました。

他にも直接お話を伺うことで、お客様への興味が更に湧き、より深く知りたいと思うようになりました。とても誠実で堅実なお仕事をされているお客様、プロフェッショナルで誇りを持ってものづくりをされているお客様など、会えば会うほどファンになります。

そんな大切なお客様に何ができるかを考えることが、私たちの役割であり、仕事であり、面白さだと感じ、日々仕事と向き合っています。

----印象に残っているお仕事のエピソードを教えてください

営業事務職としてはベテランではありましたが、営業職、そしてエリアマネージャー職に就任して2ヶ月ほど経った頃、あるクレーム問題が発生しました。

我々が製品を購入しているメーカーに起因するクレームだったのですが、私達に何かできることは無いのか?と考えました。すぐにメーカーを訪問し、事象をいち早く把握し、その後、何度も何度も足を運びました。
最終的には発生要因が解明され、それに伴うメーカーの対応にお客様も納得してくださり事なきを得ました。

その時にお客様からメーカーへの言葉として「伊東商会さんのようないい会社を絶対裏切ったらあかんで。こんなに足しげく通ってくれ誠心誠意対応してくれる伊東商会さんのような誠実な会社はない」と強く仰ってくださり、その言葉を聞きながら嬉し涙をこらえていました。

商社としての存在意義、価値、お客様の戦略パートナーになるとは一体どういうことなのかを模索している最中に起こったこともあり、「これが私(達)の目指す姿だ」と思える出来事でした。


----メンバーのキャリア支援、成長についてはどのような考えをお持ちですか?

私自身は伊東商会の中で何度もキャリアチェンジする機会がありました。

前述の通り、事務職から営業職へのキャリアチェンジもありますし、産休取得、復職者の第1号として、ライフステージの変化に応じてキャリアを考える経験もしてきました。他にも新設される部門の初期メンバーとしての異動が決まり、1から仕事を積み上げ、部門を形作っていくという経験もありました。

どの経験においても「自分に出来るだろうか」と不安に思う日もありましたが、一歩また一歩と進み今に繋がっています。
失敗を繰り返しながら経験値を貯めてきていますし、今も学びの途中だと思っています。ただ、どの経験時もそこには仲間がいて、誰かがサポートしてくれていたと思っています。
一緒に働くメンバーには、失敗することを恐れずチャレンジしてもらいたいですし、苦手なことや不得手なことがあっても皆で補い合い、沢山の経験をして欲しいと思っています。  


西村さん、今回は2回にわたりお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

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