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背けたい”嫌な部分”にあえて一緒に向き合い、丸ごと自分を愛せるようになる自己分析サポート

〜〜〜Only one color story〜〜〜

『いい会社ではなく、いい人生に出逢える場所』というサービスコンセプトを掲げているirodasSALONにて自分と向き合い、自分の意志で道を切り拓いていった学生さんの思い出をキャリアアドバイザーに聞いてきました!

今回はキャリアアドバイザーを勤めている高須美穂さんに就活支援して旅立っていった学生さんのお話をお伺いします(Twitter:https://twitter.com/tkschan_63)

どのような学生さんでしたか?

大学から関西に出てきた地方出身の学生さんでした。
小さい頃から好奇心旺盛で、小学校の頃から外で遊んだりゲームをしたり、活発に動き回って誰とでも仲良くなれるタイプだったそうです。

 中学校では学祭の舞台で踊ったり、合唱コンクールを本気で取り組んで最優秀賞をとったり、部活は野球をして順風満帆の生活を送っていたそうです。

高校に入学してからは、「新しいスポーツをやってみたい!」という思いから、ボールにも触れたことがないのに初心者でラグビーに挑戦をして、弱小チームから全国大会の出場を目指して本気で取り組んできた、誰からも愛される好奇心旺盛でアグレッシブな学生さんでした!

その学生は就活する上でどういう事に悩んだり、葛藤していましたか?

初めて面談をした時が大変印象的だったのですが、高校時代や幼少期のことを聞くと、目をイキイキさせてとても楽しそうに自信を持って話してくれるのですが、大学時代の話を聞くと急に俯いて暗くなり、言葉に詰まって話さなくなったんです。

その学生が悩んでいたのは「ガクチカがない」ことでした。


何にでも果敢にチャレンジしていた高校までの時代とは打って変わって、大学生になってからはゆるーく毎日を過ごしていたそうです。

というのも、大学に入ってからは地方学生限定の学生寮に住んでいたのですがその寮が門限は21時・アルバイトは大学内のコンビニのみと、とにかくルールに厳しく、それに加えてコロナウイルスの影響で行動に制限がかかったのもありゆったり過ごしていたそうです。

しかし、高校時代に初心者から初めたラグビーでは県内最下位位、彼自身も体が小さくマイナス地点からスタートしたのにも関わらず、体を大きくするために食事トレーニングに励み20キロの増量に成功して、チームが一丸となって7人制ラグビーで全国大会への出場を獲得する成功体験を積んでいました。

『何にでも興味を持って取り組んでみる』『頑張ったら結果がついてくる』この経験をしていて、彼自身が自分に対して輝く頃を知っているからこそ理想の自分とかけ離れた大学生活を送っていることに本当に葛藤と後悔をしていました。

学生さんと高須さんはどうやって乗り越えていきましたか?

私が彼に対して行なったのは大きく3つあります。

1つ目に、私は彼に対して自己分析をするための過去(ガクチカ)の深掘りをやめました。


彼が高校時代は頑張ることができたから大学時代も何か頑張っておけばよかったと「タラレバ」を嘆いても、大学時代に何か行動をすることができなかったのは事実であり、行動をしていなかったのですから何も経験として残りません。

就活の自己分析において無理にガクチカを引っ張り出して、小さなことを過大に見せたりウソで塗り固めても就活を終えて働き始めた時にミスマッチが起きると思っているので無理に探すのをやめました。

2つ目に、あえて嫌な部分に目を向けて、その事実を認識して受け入れるように一緒に向き合いました。


理想の自分がいて、なおかつ過去は理想が現実にできていたからこそ、できていない「現実」は目を背けたくなると思います。認めれば自信がなくなってしまうからかもしれません。

でも、良い所も悪い所も全てひっくるめた自分を全て受け止めたからこそ、人は自分の人生を愛せるようになると思っています。だから徹底的に向き合い背けたくなる事を一緒に受けれました。

3つ目に、過去ではなく将来についての言語化をメインに行っていきました!


これから彼自身が守りたいもの、幸せにしたい人、そのためにはいつまでにどのくらいのお金が必要で、どういう経験を積みたいのか、、、、

抽象度が高いものはより具体的にイメージできるまで何度も話をしました。

現実の自分を受け入れて未来に対してしっかり考えたことで、何もできなかった大学時代を清々しく話せるようになって行きました。

ゆっくり時間が過ぎていった大学生の頃より、仲間と汗水垂らしまくって必死で全国大会出場に向けて頑張っていた高校生の自分が好きだったし、これからも、もっと大きな目標を熱い人たちと追いかけたい!と言うまでに変わり大手にも内定をもらいながらも200%成長のベンチャー企業に彼の親や親戚を自ら説得して意思決定していきました。

キャリアアドバイザーとしてこの意志決定をどう思いましたか?

嫌な部分も良い部分も、出来事だけを深ぼった自己分析ではなく、しっかり自分と向き合い彼自身が自分のことを理解して再スタートをきった意思決定だったなと思いうれしく思います。

人は、過去を振り返った時、あまり人に触れられたくない苦い経験を持った人はたくさん居ると思います。でも、どれだけ自分の過去を愛せるかで将来に対しての向き合い方は変わるし、人の可能性って本当に無限大だなと彼と関わって改めて思いました。


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