オンライン面接では伝えきれないこと

こんにちは！東京都立川市に本社を置く株式会社アイ・エフ・クリエイト、人事部の大湯（おおゆ）です。

「コロナが明けたら会おうね！」と言っていた友人たちとも会えずにもうすぐ1年が経ちます。

ヒマが合えば会えたあの頃が懐かしい。嗚呼。

採用面接においても「直接会ってお話する」ことの方が稀になりました。別にオンライン面接が嫌いなわけではないのですが、面接を受けてくださる方の納得感やワクワク感を高めることができているのか少し心配です。

※ご辞退いただくことが多いわけではないのですが、大切な就職（転職）なのでもっと感じていただきたいことがあるという意味です。

応募者さまの「ここで働く」を決める情報が、ネットで公開発信している情報と私との面接でいいのだろうか・・・？と思うことも増えました。

甘えですが会社に来てくだされば、私以上に魅力をお伝えする要素があるので応募者さまにとって良い時間になると思うのですがもどかしく感じます。

ということで、今まで応募者さまがご来社された際にどんな要素を感じていただいていたのかを一部紹介してみようと思います！

オフィスが見れる、触れられる、働いているメンバーも見える

当たり前のことを言っていますが、たぶん「当たり前”だった”」ことになるのかな・・・と。

当社のオフィスは赤を基調としたエントランスで、そのエントランスや応接室からはガラス張りの壁を通して執務室が丸見えです。なので働いているメンバーの姿や表情が見えるのです。

↑この左側に見えているのが執務室です。コロナ禍前の写真です（一応）。

応募者さま「働いている皆さんが見えていいですね！参考になります！」

大湯「ご入社いただくともれなく見られる側になりますけどね！」

応募者さま「あっ、そうなりますね・・・笑」

そんな会話も懐かしい(ノД`)・゜・。

応募者さま「さっきお茶を持ってきてくださった方、とても優しそうでした！」

大湯「あの方は昨年入社の新卒さんですよ！ご入社されたら2つ上の先輩さんになりますね！」

応募者さま「へー、なんだか想像してしまいますね！！（わくわく）」

なんて会話も。※当社はお茶をお出しするメンバーはランダムです。気づいた方が率先してお出しします。

あとよく仰っていただくのが、

応募者さま「皆さん立って挨拶してくださってすごいですね！」

これは何かというと、当社はエントランスにお客様がお見えになると執務室にいるメンバー（電話対応をしている人は除いて）が起立してお客様にお辞儀をするんです。

お辞儀をされたお客様は少したじろぐものの、歓迎してくれていると思ってくださる方が多いです。

「えー、立つの？体育会系ぽいなぁ」

とこの文字だけ見ると思う方もいるかもしれませんが、当社は言うなればすこぶる文科系です！←

7年くらい前だったと思うのですが、当時従業員が30名くらいだったとき、月に一度会社の電話を半日留守電にして「会社をよくする会」というのを行なっておりました。

社員一人が司会になって”会社が1mmでも良くなるように会社全体で何する？どうする？”をみんなで考える会です。そこで社員から出た提案が、

「せっかくお客様がお見えになられて、私たちからもお客様からもお互いが見えているのに何もしないのは勿体ない！お迎えしている気持ちを行動に表してはどうか？」

というものでした。トップダウンでもなんでもなく、一社員から出た提案を粛々と続けてきた結果、これは”当たり前にするものだ”という文化になりました。

就活をしている学生さんからは、

「面接に行って私たち学生にも手を止めて頭を下げて挨拶をしてくれる会社は初めてです！」

や、

「誰に対しても歓迎している行動がとれる会社のメンバーに私も加わりたいです！」

などと多くの方から仰っていただきました。

面接後のメールで、

「皆さまが私一人にお辞儀をしてくださるので、帰りのお辞儀は皆さまに届くように今までで一番一生懸命お辞儀しました！」

と送ってくださる方もいらっしゃいました。素敵じゃないです？

面接に関しては、学生さんに限らず面接をさせていただく方のご希望があれば、もちろんご来社いただくことも可能です。

私自身も面接時に応募者さまのご不安を解消できるよう、また気になる情報も正確にお伝えできるように、会社内のことを常に幅広く知ろうとしていますので、オンラインだとしてもどんどん何なりとご質問ください。

他にも紹介したい要素はあるのですが、長くなってしまうので今回はこの辺でおしまいにします。

以上、2021年最初の記事でした！ご覧くださりありがとうございます！

そして、本年もどうぞよろしくお願いいたします！