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こんにちは!株式会社アイ・エフ・クリエイト、人事部の大湯(おおゆ)です。
昨年の6月から本格的にWantedlyを運用させていただき、約1年半。まずは率直な感想として素敵な媒体として利用させていただいているなぁと思っております。
当社は東京都立川市に本社を置く決して目立つとは言えない会社です。
来年2021年で設立20年を迎えますが、創業当初から生業としてきたのが保険代理業ということもあり、会社名がそんなに目立つようなプロモーションもしてきておりません。(保険会社さんの方が圧倒的に知名度があり、その保険会社さんの金融商品を扱うため、”会社名をアピール!”する必要もそこまでなかったので。)
そんな当社がWantedlyを利用し始めてから現在では、毎日のように何かしらの職種に多数ご応募をいただいている、以前では考えられない現実に、驚きと感謝でいっぱいです。(職種によりご返事が遅れてしまっている方もおり、申し訳ございません。)
その職種の中で、今回は新卒さんの採用活動に関して書いてみたいと思います。
2021年の4月にご入社予定の学生さんのうち、2名がWantedlyからのご応募でした。(ご応募くださった多くの皆さま、誠にありがとうございました。)
1名は、当社の2020年卒の募集へエントリーしてくれて、「2021卒として興味を持っていて、可能であれば一度お話を聴かせていただけませんか?」とメッセージをくれました。
今までこういったメッセージをもらったことがなかったので少し困惑しながらも「いいですよ!」とお返しし、今年の1月にお会いしお話をしました。
まず驚いたのが、もうすでに”当社のファン”になってくださっていたこと。会社の事業内容やサービス、当社が発信しているありとあらゆるものを情報収集してくれていて、すごかったんです(語彙ぃ…)。
面談させていただいている中で「ここまでしっかりと調べ上げて就職活動の準備をしているなんてすばらしいですね!光栄です!他にはどんな会社にご興味があるんです?」とお訊きしました。
すると「御社のみです」と。
(; ・`д・´)「えっ…///」
ご本人曰く「いろんな会社を見ているけど、御社(当社)に愛着が湧いてしまって他の会社を深く見れないんです。楽しくて何度もWantedlyの記事を読みました!」と。
まだ1月っていうのもあり、「うちよりも魅力的な会社もたくさんあるはずだからちゃんと他の会社も見るのよ!」とお伝えし、その日は終わりました。
当社は2月にナビサイトの業界研究イベントに出展したのですがその時もその方はお越しくださりました。
もうすでに知っているはずの当社の事業説明を真剣に聴き、終わったら帰ろうとしてるので「他の会社も見ていきなさい!」と。
業界研究イベントの後にもメッセージをくれて「貴社への理解が深まりました!またお話をしに伺いたいです。」と書いてあるので「いいですよ!」とお返ししました。
2月の下旬に再度お会いし、すでに3回目。もはや私からの会社に関する新鮮なお話のネタなどなく、ご本人主導でお話をしました。
ご本人はキラキラした目で当社のことをお話してくれるのですが、私は「ありがとう!でも他の会社もちゃんと見て!!」とお話しし、ご本人は「ちゃんと他の会社も見ています!」と。
で、3月からの会社説明会に参加したい旨のことを仰ってくれたのですが「もう知ってるでしょう!3月になったらもう選考にしましょう!」とお話しました。
3月からはナビサイト経由でのエントリーが始まり、会社説明会もスタート。それと並行して、誰よりも早く1次面接をさせていただきました。
もう4回目だったので正直何をお話したら・・・と悩んでいたのですが、相変わらずご本人はワクワク、キラキラしながらお話をしてくださり、1次選考は通過なさいました。(その時も「ちゃんと他の会社も見るのよ!」「見てます!!」のやりとり有り。)
その後はコロナウィルスの影響で、学生さんを集めての説明会の実施も難しくなり、説明会も面接も全てオンラインになりました。(一部の会社説明はWantedlyを読んでいただくこととさせていただきました)
ご本人とは4月に2次選考をオンラインで行ない、そのまま内々定をお出しし即日ご承諾いただきました。
よくよくお話を聴くと、ちゃんといろんな会社も見ていて、想いの度合いとかにもしっかりと理由があったりしたので、安心もしました。
もう1名の学生さんから最初にメッセージをいただいたのが今年の8月。
「可能であれば直接会ってカジュアル面談を受けたい」とのことでしたので承諾し9月にお会いしました。
当社の事業内容などもしっかりと把握してくれていましたが、カジュアル面談ということもあり、こちらから何か説明するというよりは”就職活動”に関して色々とお話をしました。
お話をしている中で感じた柔軟さ、素直さに魅力を感じつつ、「ちょっと突っ込んだ話をしすぎたなー」と反省点もあったのでご本人が選考を志望してくれるかは正直わからない状態でした。
すると当日中に”選考希望”のメッセージが。文中には私が話した内容を咀嚼した素直な感想とお礼がありました。
面接中もどんどん吸収していくご本人を見て、純粋に”すごいなぁ”と感じていました。そして選考を進めるごとにご本人も”当社に対して持ってくれている想い”が強くなってきているのがわかり嬉しかったです。
そしてそのまま9月中に内定をお出しし、ご承諾いただきました。
ご本人の成長を短期間に見ることができ、良い採用活動になったように思っています。
Wantedlyで新卒さんの採用活動をしてみて思ったこと、それは、
「ちゃんと見てくれている人がいる」ということ。そしてさらに「興味を持ってくれる人がいる」ということ。
何気なく書いたストーリーや、ストーリーに登場したメンバーの一言が、学生さんの気持ちを動かしたり、強い想いを作ったり、素敵な縁に繋がったりすることを実感し、発信することの大切さを改めて認識しました。(同時に重い責任も。)
また、このWantedlyに溜まった情報で会社説明ができたり、共有したい情報の掲示板みたいに使えたりと可能性の広がりも。
今回はWantedlyからご応募いただいた学生さんのエピソードを含めて書かせていただきましたが、ナビサイトからエントリーしてくれた学生さんの中でも多くの方がWantedlyを通じて当社のことをよく知ってくれていて感動しました。
これからも学生さんのため、応募者の皆様のためになるようにWantedlyを利用させていただこうと改めて思っております。
そして、今後も素敵な出会いと、働いてからの実感を作っていけるよう、人事を含む社員一同頑張ってまいります。
文字ばっかりのストーリー、ご覧くださりありがとうございました!