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実践5割・座学5割

プログラミングの業務について間もないころ、上長に言われたアドバイスが「実践5割、座学5割」という言葉でした。この頃、ようやくこのアドバイスの重要性に気づけるようになりました。

問題にぶつかるたびに。ググったり、書籍の該当箇所を当たるのは効率が悪いのではと当初考えていました。まとめて知識をつけて、そこから該当部分の問題解決をすればいいのではないかと。

しかし実際には、体系的に座学をしても、コードとして打ち込んでいない知識はすぐに忘れてしまいます。反対に、試行錯誤の中で得た知見は厚みがあり、忘れにくく体に定着している感じがあります。

このどちらにも偏らない5割というのがポイントなのかなとも思いました。かじっておいた知識がどこで役に立つかもわからないし、使えば長く覚えていられますし応用も効きます。

書籍は体系的に効率よく本物の知識を伝授してくれますが、業務中に必要な箇所だけ集中してあれこれ調べることは調査能力を爆上げします。お互いに相乗効果があるのです。経験を積んだベテランの方の言葉の意味を理解するのは時間がかかると思いました。いやまだその言葉の重みは測り切れていないかもしれないです。今後も両方をコツコツやっていきたいと思っています。

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