本日、アップルが開発者カンファレンス「WWDC 2019」を開催し、新しい技術がいくつか発表されました。
僕はMacbook、iPhone、iPad、AppleWatchをつかっておりますが、その全てがバージョンアップする内容でしたね。
どれもさらに良い使いやすくなりそうですが、僕が特に気になったのは、新マックOSからは「iTunes」がなくなる、というものでした。
iTunesは16年前の2003年、音楽のダウンロード購入ができる「iTunes music store」を公開し、世界中の若者を中心に大流行しました。
僕も中学生の時には、第2世代あたりのiPodを親からもらって、お小遣いでiTunesに洋楽を入れてました。
2001年から20年近く活躍してきたiTunesがなくなるというのは寂しいです。
が、もちろんMacで音楽が聞けなくなるというわけではなく、次期macOSでは「Music」「Podcast」「TV」の3つのアプリに分割されるようです。
思えば確かに、iTunesって音楽以外のできることも色々増えたせいで、逆に何をすればよいかわからないアプリになってしまった感じがありましたね。
映画を買えたりラジオを聞けたり、「iTunes U」では大学の講義を聞けたりしますよね。
Genius機能というのは、ずっと目立つところにボタンがありましたけど、結局一度も使ったことがありません。
そうやって複雑化、混雑化してしまったせいで、「どう使えばいいかわからない」と、ここ数年はユーザー離れを加速させてしまっていたようです。
スマート化して複数のものをどんどん一つにまとめていくのが良しとされる現代で、あえて一つのものを切り分ける。
かつてのような使い勝手のいい、直感的な音楽アプリが必要とされているのですね。