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デザイナー以外の職種との共創 〜デザすぷ Vol.6〜

こんにちは!root採用広報担当です。

私たちrootは「Design Doing for More〜デザインの実践を個から組織・事業へ〜」をビジョンに、クライアントの事業と組織の成長によりそい、デザインを実践しようとする人々を支え、世界をより良く前進させていくことを目指すデザイン会社です。

先日rootは、社外のデザイン活動に関わる皆さんとノウハウや情報交換・交流を通し、
それぞれの“〇〇の芽”を育てるデザイン活動の場をつくるデザすぷ(Design Sprout Bar)Vol.6を開催しました!

6回目となる今回は、rootの新オフィスにて開催しました!!
rootは、先日5月15日に、事業規模の拡大に伴い、「Quest 虎ノ門」に本社オフィスを移転しました!
よりオフライン出社を活性化させられるようにしつつ、それぞれがはたらき方をデザインできるよう、リモートとオフラインのハイブリッド体制はそのままに組織づくりをしていきます。
新オフィスとなる「Quest 虎ノ門」は「Quest=探求」という名の通り、起業家を中心にエンジニアやデザイナーなどが集い、事業の立ち上げ機会、成長機会を“探求する”場となっています。

rootは、創業期より事業の立ち上げからPSF(プロダクト・ソリューション・フィット)、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)に向かっていくスタートアップの支援にも力を入れています。

今後もスタートアップの支援に加えて、イベントの開催、さらにはデザイナーのネットワークが構築できるような場づくりを積極的に行い、Design Doing for Moreの実現を加速させていきたいと考えています。

ルート、インキュベーションオフィスQuest虎ノ門へ本社移転株式会社ルートのプレスリリース(2024年6月4日 09時00分)ルート、インキュベーションオフィスQuest虎ノ門へ本社prtimes.jp

今回は、移転後記念すべき第1回🎉 ということで、招待制のLT会及び交流会として、「デザイナー以外の職種との共創」をテーマに、30名ほどのデザイナーの皆さんにお集まり頂きました。
LTでは「事業成長を実現するために、他職種との共創において工夫していること」について、rootと5社の皆様にそれぞれの会社における取り組み事例についてお話しいただきましたので、その模様をお伝えします!

事業成長を実現するために、他職種との共創において工夫していること

rootと5社の皆様にLTを実施いただきました。

本編となるLTのスタート。
各社事業や会社のフェーズも異なる中、「事業成長を実現するために、他職種との共創において工夫していること」をテーマに、トライされてきたことや乗り越えてこられたことを、各登壇企業ごとに語って頂きました。

それでは、各社の登壇内容について、見ていきましょう!

①GMOペパボ株式会社 / デザインリード 山林 茜さん

山林さんより、事業成長を実現するために他職種との共創において工夫していることとして、「体制・共通言語・サポートを意識した、共創のための仕組みづくり」について話して頂きました。
具体的には、デザイナーの専門性を活かして全てのプロダクトを横断的に見るための施策を越境したデザインチームの体制づくりや、プロダクトビジョン策定、効果的なリサーチの実施・分析を促進するためのサポートなど、取り組まれている具体例を交えてご紹介頂きました。
これらを通して、デザイナーと他職種が共創し合い、デザインという行為を組織的に行なっていくことを目指されているとのことでした。

②株式会社Muture / UXデザイナー 佐藤 忠輔さん

佐藤さんからは、事業成長を実現するために他職種との共創において工夫していることとして、「大企業に伴走しながら共創するためにシステムをデザインする」ことについて話していただきました。

システムをデザインすることの具体的な内容として、プロダクトを世の中に出し影響を与えるためには、プロダクトに対する専門的な支援や組織支援では足りず、組織システム自体(文化・風土・制度・構造)を変化させる必要性について話していただきました。
その中で取り組まれたこととして、「みんなが顧客を知る文化づくり」や「仮説検証を当たり前にする文化づくり」といったことを指標に進められていること。

また、デザイナーが、ユーザーやステークホルダーの声を元に自分たちで考えるといった、顧客視点を常に持つことで、迅速に対話・振り返りながら進められている点を、事例を交えて話していただきました。

③株式会社アトラエ / プロダクトデザイナー 大森 崇史さん

大森さんより、事業成長を実現するために他職種との共創において工夫していることとして、「価値に向いているチームをつくる」ことについて話していただきました。

チーム開発する上で目線を合わせるべきは、作る機能ではなく、「チームがどういう価値を作るか、誰に提供するか」とおっしゃっていました。

それらを実現するために、やったこと・やめたことをそれぞれご紹介いただきました。
プロジェクトの初期では、考え抜いたモックを作成するのではなく、目指すべきチームの目線合わせにリソースを割いている事例なども紹介いただきました。

④ファインディ株式会社 / デザインマネージャー 向 晃弘さん

向さんより、事業成長を実現するために他職種との共創において工夫していることとして、「PMとの共創を加速させ、さらに事業貢献をするためのトライ」を話していただきました。

事業解像度を上げるための工夫として図解化をされた事例を話していただき、その結果PMの考えをトレースされたことを、具体例を交えて語っていただきました。

サイクルとして、数字の図解化→不明点の発見→ヒアリング→解消&実務に活かすことに取り組むことで、数字などの情報を視覚情報として扱うことができること。また、PMをはじめ他の人にも共有し、チームメンバーで同じものを見られるといった、図解化によるメリットについてもお話しいただきました。

⑤株式会社ブックウォーカー / デザインマネージャー 古川 佑太朗さん

古川さんからは、事業成長を実現するために他職種との共創において工夫していることとして、「デザイナーが事業部側に歩み寄った事例」について話していただきました。

主に3つの取り組み事例、
1. コミュニケーション方法のアップデート
2. デザインチームの価値提供の定義決め
3. 事業部との関係値構築

について話していただきました。
具体的には、思考プロセスの違いを踏まえた、事業部間とのコミュニケーション方法のアップデートについてや、チームのパーパスを作成した上でチームの3ヵ年ロードマップの作成、また小手先のHowに頼らず、仕事以外においてメンバーと仲良くすることの重要性、などをお話しいただきました。

⑥株式会社ルート / DPM 岸 良平

最後は弊社DPM(デザインプログラムマネージャー) 岸 良平よりお話しさせて頂きました。事業成長を実現するために他職種との共創において工夫している点について、rootならではの取り組み内容をお話ししました。内容は、「スタートアップでの共創のまなび」。

スピード感を持ってスタートアップ企業を支援するために、インパクトの少ないものは捨て、ビジョン実現や事業のために「今、必要な価値」を優先することの大切さと事例を話しました。

具体的には、目線合わせのための情報収集について、上位目的から逆算したロードマップの策定、俯瞰的な目線で観察し、無駄を削除すること。

それらを通してチームとして関心ごとの推移を確かめることで、チームとしてフォーカスしている価値を見つめるといった取り組みなど、インパクトある事業成長に向けた事例を紹介しました。

Q&Aの時間では、Xに挙げてもらっていた質問内容をオンタイムで登壇者に投げかけさせてもらい、お答えいただきました。各社それぞれが試行錯誤しながら取り組まれている生の声を聞くことができました🙌
質問してくださった皆さん、回答してくださった登壇者の皆さん、ありがとうございました!

総勢30名のデザイナーで話し合う懇親会

LTが終わり、最後は恒例の懇親会を開催!

今回のデザすぷは、運営・参加者ともに全員がプロダクトデザイナー。
同じプロダクトデザイナー同士、日々取り組まれている実践例や、他職種との共創についての成功談、失敗談など、泥臭い話も含めて、話が盛り上がっていました。

例えば、他部署との連携の上で、デザイン態度とディシジョン態度を客観的に認識・行き来できるようにすることの大切さや、事業においてデザインを適切に位置付けるための足掛かりとして、横断的な取り組みや活動結果をどう進めていくべきかなど、会社は違えど同じプロダクトデザイナー同士、良いディスカッションの機会となりました。

第6回目を迎えた今回のデザすぷ!
移転後、新しいオフィスで迎えた最初のデザすぷとして、みなさんから移転をお祝いをいただきながら、総勢30名近くの方々にお集まりいただきました。
お集まりいただきました皆様、本当にありがとうございました!

最後は皆さんと、スプラウト(芽)のポーズで集合写真!ありがとうございました。

🗣️参加者の皆さんの声
「他職種との共創というテーマ設定が絶妙だったので、泥臭い話もお聞きでき、他社の事例から視野が広がりました!」

「LTで気になった内容を懇親会でお聞きでき、とても勉強になりました!!」

「同じプロダクトデザイナー同士で、日々悩んでいることなどを話せ、とても有意義でした。また知り合いの輪が広がったので、また色々な方と交流したいです!」

今後目指していきたいこと

rootは、これからもデザイナーのネットワークが構築できるような場づくりを積極的に行い、Design Doing for Moreの実現を加速させていきたいと考えています。

デザすぷをはじめ、社内外問わずオフラインでの機会を大切にし、今後もテーマを選定しながらそのテーマに深く関わる人たちとのつながりを大切にしたイベントを開催し、ノウハウや情報交換・交流を通して、それぞれの“〇〇の芽”を育てるデザイン活動の場をつくっていきたいと思っていますので、ぜひ、次回のデザすぷ開催も楽しみにお待ちください!

rootでは共にビジョン実現できる仲間を探しています!

私たちは、「Design Doing for More〜デザインの実践を個から組織・事業へ〜」をVisionに、様々なフェーズのクライアントの事業と組織の成長を共に実現するデザインパートナーです。

rootは2024年5月に、事業規模の拡大に伴い、将来的な人員増強に対応できるオフィスフロア面積を確保し、よりオフラインの取り組みを活性化させられるよう、本社オフィスの移転を行いました。

新オフィスとなる「Quest 虎ノ門」は「Quest=探求」という名の通り、起業家を中心にエンジニアやデザイナーなどが集い、事業の立ち上げ機会、成長機会を“探求する”場となっています。

rootは、創業期より事業の立ち上げからPSF(プロダクト・ソリューション・フィット)、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)に向かっていくスタートアップの支援にも力を入れています。

今後もスタートアップの支援に加えて、イベントの開催、さらにはデザイナーのネットワークが構築できるような場づくりを積極的に行い、Design Doing for Moreの実現を加速させていきたいと考えています。

クライアント支援の立場から、1つでも多くの企業のデザイン実践に取り組み、組織の中にその経験と体制を残し、持続的な事業の成長にデザインが活かされる組織を増やしていきたいと思われる方。
共に、Design Doing for More〜デザインの実践を個から組織・事業へ〜を実現していきましょう!
ぜひ、ご興味ある方、一度カジュアルにお話ししませんか?ご連絡お待ちしています!


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