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「最短距離で課題を見つけ出す」データサイエンスチームの新卒(21卒)インタビュー

名前:井上航希さん
趣味はスポーツ、映画、ゲームなど。中でもポーカーに1番はまっている。インターンではチームの頭脳かつまとめ役として活躍。
経歴:大阪大学基礎工学部出身。2021年に新卒でHR Forceに入社。
部門:データサイエンスチーム

■学生時代について

――学生時代は、どのように過ごしていましたか。

部活に打ち込んでいましたね。小学校と中学校では野球、高校では水泳部でした。大学では体育会のラクロス部に入りました。もとからの負けず嫌いな性格が部活で強化されたかなと思います。

――大学時代の部活について詳しく教えてください。

ラクロス部は、全体で100名くらいの部活でした。部活の中では、ショットが早かったので、後輩にいろいろ教えるような立ち位置だったと思います。ただ、自分から教えにいくというより、後輩のほうから来てくれることが多かったです。

――ラクロス部に入った理由を教えてください。

3つあります。1つ目は、単純に競技が面白そうだったからです。もともと球技が好きで、動くのも好きだったので、魅力を感じました。2つ目は、新しいことを始めるのが好きだったからです。3つ目は、成長の幅を人と見比べることができて、大学からでも日本一を狙える部活という点に興味を持ったからです。ラクロスは基本的に大学から始めるので、大半が初心者からのスタートなんです。なので、周囲と同じ位置から上を目指せるやりがいを感じました。

――学生時代の経験と、現在の仕事の共通点はありますか。

初心者からのスタートというところは共通点だと思います。高校と大学で新しく始めた部活においても、HR Forceにおいても、新しいことに挑戦する環境という部分が似ていると感じます。

■HR Forceに入社した理由

――就職活動の際、業界や企業をどのように選んでいましたか。

業界選びに関しては、WEBマーケティング関連の会社を中心に選考を受けていました。企業選びだと、成長できる環境があるかどうかを軸にしていました。主体的に動くのが好きという自分の性格に合っている環境のほうが成果を出せて、結果的に自分のスキルを身につけられると思ったので、自由で裁量権がある会社を選んでいました。

――なぜ成長を1番に考えていたんですか。

会社を辞める辞めないという話ではなく、自分ひとりで稼げる力があれば、どこでも自由に働けて、時間や場所に縛られずに生きられると考えたからです。自分は様々なことに興味を持つ性格なので、思い立った時に色々なことに挑戦できる環境という意味で自由があればいいなと思い、自由を得るために成長の観点を重視していました。

――HR Forceに入社した理由を教えてください。

先ほどの企業選びの軸に当てはまっていたからです。最終的な入社の決め手になったのは、1dayインターンに参加した際に評価をしていただいて、2回の面接で選考を終えられたことでした。1回面談をして、次が社長との面接だったんです。採用フローを飛ばせるところから柔軟性のある会社だとわかったので、裁量権も大きいのではないかと思って入社を決めました。

■業務内容・やりがい

――入社1年目の仕事内容について教えてください。

インターン時代から引き続きWEBメディアの運営をやっています。最初はサイトの訪問者数を増やす業務に注力していました。途中からは集客が上手くでき始めたので、収益化という部分にも関わってきました。今は、別サイトの立ち上げ業務にも携わっています。

――業務の期間はそれぞれどのくらいだったんですか。

最初は、分析やデータを貯めるところから始めないといけなかったのですが、何の整備もできていなかったので、整備から取り掛かり半月程度を使いました。それによって見つかった課題を洗い出して、順番に潰していき、最終的な課題点を2カ月程度で突き止めました。その後、いったんそのメディアについては引き継ぎをし、現在も携わっている新サイトに注力し始めました。このサイトは本当にゼロからの立ち上げだったので、サイト構造の設計や、集客部分の戦略を考えています。それと並行し、別サイトの立ち上げも担当しています。

――この数カ月間で複数のサイトに携わっているんですね。

そうですね。関わっているサイトが3つ、そのうち1つが立ち上げ中です。1つ目のサイトの運用は2名体制、2つ目は、3名体制です。サイトの立ち上げは、先輩に少し助力をいただきながら僕が1人で行っています。

――新卒である井上さんの意見も反映されたりするんですか。

はい。上長の押田さんがどう思っているかはわかりませんが、意見が反映されるというレベルを超えて、基本自分で回しています(笑)言われてやることはあまりなくて、自分で何をするべきかを考えて動いています。

――今のお仕事と大学での学びはつながっていますか。

違う部分もありますし、つながっている部分もあります。大学では、自分でプログラムのコードを書きながら機械学習の研究を行っていましたが、現在のサイト開発は外注になるため、業務内容は開発内容の指示書をまとめることが多いです。自分でコードを書くことはないので、大学での学びとは違う部分だと思います。一方でつながっていると思うのは、課題を特定する分析能力が必要とされるところです。大学の研究でやっていたことが、少し形を変えて今のデータ分析に活かされているんじゃないかと思います。

――仕事で身についたスキルの中で、1番価値があると感じているものを教えてください。

「イシュー」を見つける力です。イシューとは、直訳で「問題」を意味する言葉です。何か業務をするときは必ず理想の状態があり、その状態に最短でたどり着くために、現状を把握し、どのような問題を解決しないといけないのか、どのような課題が存在しているのかを考える際の「問題」や「課題」をビジネス的にはイシューと呼びます。どこが問題なのかは簡単にはわからないんですが、そこを最短で見つけにいく力が徐々に身についていると思っています。個人的には、キャリアを上げていく上で1番大事なスキルだと感じます。

――どういったところに着目すると、課題が見つけられるんでしょうか。

パターンによって変わってきます。例えば、1つ目のメディアを担当したときは、集客のフェーズはある程度芽が出始めてきて、収益化が次のテーマでした。収益化には、いくつもステップがあって、どこに課題があるのかが全く分からなかったんです。そこで、入社してまず取り組んだのが、課題を見つけるためにデータを集めて分析することでした。この例で言うと、課題を見つけるための環境整備ステップが1番重要になるかなと思っています。

――スキルとは別で、成長を実感したことはありますか。

任される幅が大きくなったと感じるようになりました。入社前の内定者インターン時代は、収益の手前の数値を増やすためにどういうことをすればいいかを任されていました。今では、収益までの経路を考えられたり、意見させていただいたりというのができ始めているかなと思います。ここは入社してよかったと感じる部分です。

――仕事のやりがいや大変なことを教えてください。

今やっている仕事は、もともとやっていた先輩がいないので、全て自分で調べて勉強して、やり方を見つけていくのが大変です。でもその分、自分が決めた方法や方向性で結果が出ると、自分の成果だと胸を張って言えるので、やりがいにもなっています。

――裁量が大きいと責任も大きくなると思うのですが、プレッシャーはありますか。

あまりプレッシャーは感じてないですね。どちらかというと、楽しいと思っています。

■会社の雰囲気・今後のキャリアについて

――同期や上司はどんな人ですか。どんな雰囲気の会社だと思いますか。

同期は、勉強好きな人が多いと思います。先輩が有志で開いている週1の勉強会に参加している人や、終了後に残って上司に聞きに行っている人もいます。上司は、一言で言うと優しいですね。仕事において、自分の意見を聞いてくれるという意味でも優しいですし、プライベートでもお世話になっています。会社全体としては、やるときはしっかりやりつつ、冗談を言い合えるような和気あいあいとした雰囲気があると思います。

――今後のキャリアについて教えてください。

30歳までに起業を経験したいです。大学のころから、自分の中でやってみたいビジネスモデルがあるので、それができると楽しいだろうなと思っています。

――最後に、どんな人と働きたいか教えてください。

勉強好きで、素直な人と働きたいです。素直は、HRForceの行動指針としてもあるのですが、良いことは良いとしてすぐに取り入れられる、そして悪いことは悪いとして止められるといった意味です。例えば、新卒でもどんどん思ったことを言う人などは最高ですね。

――お時間いただき、ありがとうございました!

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