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【社員インタビュー】「異能人材とのコラボで世の中に変革を起こしたい」そのためにビジネスコンサルタント職に求められるのは、エンジニアが能力を最大限発揮できる環境づくり

■スキルアップを目指して、多様なビジネス経験が積める環境へ

ーーHEROZ入社以前のキャリアを教えてください。

企業向けにCRMのサービス提供を行う会社に新卒入社し、プロダクトマネージャー(PdM)として約10年間勤務していました。途中で会社の事業編成があり、ビッグデータを活用したマーケティングソリューションの企画提案やデータ利活用のコンサルティング経験も積んできました。その内、もっと多くのデータを活用できる業務に携わりたいという思いが芽生え、知人の紹介でリクルートに転職。データの活用推進を担当していました。

ーーHEROZと出会ったきっかけは、何だったのでしょうか。

入社したものの、考えていたような仕事を行っていくのが困難になってしまい、転職活動を再開したんです。その中で出会ったのがHEROZでした。AI領域についてはほぼ未経験でしたが、仕事で海外のサミットに参加した際に感じたAIの持つ可能性には、とても惹かれていました。PdMのキャリアを突き詰めるか、データビジネスに関わり続けるか、今後のキャリアの選択に迷っていましたが、HEROZに出会って道が定まったという感じですね。

ーー入社の決め手は何だったのでしょうか。

1つ目が業界を絞らず複数の企業に対してAI導入支援をしている会社であったこと。

さらに、私の入社当時はAI活用検討を行っているのが大企業であることが殆どで且つ経営アジェンダであるため、提案や折衝に関しても経営層クラスのお客様へ行う機会が多々あります。そのような会社であれば、自社事業としてAIプロダクトを展開している会社よりも、より早く多くの経験が積めますし、自身のスキルアップにつながると思ったんです。

■HEROZにあるのは、裁量のある職場で異能人材たちと新たな価値を作り上げていく面白さ

ーー2020年4月に入社し、現在はどのような業務を行っていますか。

HEROZには、金融、建設、エンタメという主軸産業があります。その中で、私は金融チームのビジネス責任者である、ビジネスマネージャーを務めています。少数精鋭の体制なので、管理職というよりは現場対応もするプレイングマネージャー的な立ち位置で仕事を行っていますね。具体的には、AIを実装するための設計や要件定義、プロジェクトマネジメントなどのデリバリー領域はもちろん、ビジネスを拡張するための提案活動・新規アカウントの開拓など、営業的な業務も担っています。

ーー金融チームが取り扱う案件には、どのようなものがあるのでしょうか。また、会社の中で金融チームはどのようなポジションにあるチームといえますか。

クライアントは主に証券会社をはじめとする金融機関です。たとえば投資ポートフォリオの提案を行うAIや住宅ローンの不正申込を検知し審査を効率化するAIなどがあります。現在、チームはエンジニアのメンバーを含めて8名で構成されています。HEROZのBtoB事業の柱としてようやく成立しはじめたチームで、さらなる成長を目指して現在邁進中という状況です。

ーー仕事の面白み、やりがいを感じるのはどんな点ですか。

ビジネスマネージャーとしてやりがいを感じているのは、自分に広く裁量が与えられている点です。提案先・提案内容も全て自分次第。自由に任せてもらえることが自分との戦いでもあり、何よりも自らやりたいと思ったことに挑戦できる土俵が与えられていることが魅力ですね。全てセルフマネジメント次第なので、大企業とは大きく異なる部分かなと思います。

金融チームならではの魅力は、現代ビジネスマンの必須スキルである、データサイエンスと金融知識を双方いっきに学べることですね。ちなみに入社当初、個人的に全く投資等をしていなかった私は金融領域に関してド素人で、最初は用語一つとってもわからなくてとても苦労したんですよ。お客様との会話を録音して議事メモをとって後でわからない所を調べたり、社内の詳しい社員に質問したり様々な本を読み漁ってキャッチアップし、だんだんと金融界隈の会話に馴染めるようになりました。

ーーHEROZという会社で働く魅力について教えてください。

自分一人では作れないものをエンジニアをはじめとする異能人材たちとコラボして、チームワークをもって作り上げる。これはHEROZの何よりの強みでありかつ魅力ですし、自分としても楽しさを感じている部分です。

金融チームをはじめ、HEROZのエンジニアは非常に高い技術力を持っています。そのため、お客様に提案する際にも技術力に関して心配することはまったくありません。そうなると、私のようなビジネス職側が、いかにエンジニアが働きやすく成果が出しやすい設計や環境を作り、彼らをプロデュースしていくかが重要になってくると思っています。それこそ私のメイン業務になりますが、面白くもあると同時に難しさを感じる部分ではありますね。

ーービジネスマネージャーとして、仕事で大事にしていることは何でしょうか。

案件を場当たり的に社内に持ってくるのではなく、その案件のクライアントにとっての価値に留まらず、 HEROZにどんな意味や有益性があるものなのかを突き詰めて考えて説明するようにしています。さらに落とし込むと、その案件に取り組むことで自分や関わるエンジニアのキャリアにとってどんないいことがあるのか。それを見据えた上で、案件をプロジェクト化することを大事にしています。

■複数の個人スキルとHEROZの強みをもって、金融業界の変革を起こしたい

ーー金融チームとして目指す方向性について教えてください。

個人的な考えになりますが、HEROZには深い金融知見があるエンジニアもいますし、その知見をもって高い技術力を生かすことができるというのが強みです。この強みを生かすことで、業界に大きな変革を起こせるのではないかと思っています。

金融は、人の生活に密接に関わっているものです。そのため、金融サービスの在り方や金融業界で働く方の働き方を変えることができれば、人々の生活変革を仕組めるのではないかと期待しています。そんな世の中を変える一端を担うことができれば、最高ですよね。それを実現するためには、もちろんデータやテクノロジーの活用が必須になるでしょう。どうしたらクライアントである顧客の資産をHEROZの技術でレバレッジを効かせることが出来るかを構想し、仕組んでいきたいと考えています。

ーー個人として、HEROZで今後どんなことに取り組んでいきたいですか。

私が今担っているのは金融チームのビジネス責任者といいつつ、ジェネラリストというよりも割と専門職に近い役割だと思っています。もともと文系出身なので、自分は生涯ジェネラリストとしてしか働けないのではないかと思っていましたが、HEROZに入ってその意識が初めて変わりました。機械学習を初めとした技術寄りのスキルを身に着けて突き詰めていくのと並行して、ビジネス職として企業の経営戦略の中に技術をどう組み込んだら変革を起こすことができるのかを構想し、仕組みを作る。そういう形も自分の成長の一つとしてあると考えていますし、実際にそのように進んでいければと思っています。

ーーそんな変革を起こすために、これからのHEROZにどんなことを期待していますか。

「これしかできない」という人材は、これからの社会では生きづらくなっていくのではないかと考えています。たとえばAIエンジニアであれば、AIアルゴリズムだけ、モデルだけ構築できますという人は市場価値が下がっていく。おそらくビジネス職も同様で、データサイエンスと戦略立案など複数のスキルを持っていなければ生き残れないだろうと思っています。今、HEROZは第二創業期を迎え、ビジネスモデルの変革、そして社員が自律的に働けるようにするための社内整備を推し進めています。その中で、経験が浅いメンバーへのサポートを手厚くしたり、採用にも注力している状況ではあります。複数のスキルを持つ人材を集めたり、持てるように人を育成していく。そんな組織となっていくことを一社員としても期待している所です。

ーーどんなメンバーと一緒に仕事をしていきたいと思いますか。

必須条件を挙げるなら、当事者意識を持っていることだと思います。事業の変革期に入り、まさに今から組織としてさまざまなものを構築していかなければならない環境ではあります。この変化を当事者意識を持ちながら楽しめる、そんな方にぜひ来ていただきたいですね。先程もお話しましたが、HEROZでビジネス職として働く魅力の一つに、自由に自分の仕事を選ぶことができ、かつエンジニアと共に革新的なサービスを作っていける面白さがあります。能力の高い異能人材との協働し、世の中に新たな価値を作っていきたいと考えている方には楽しんで頂ける環境ではないかと思います。

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