海外を旅したことがある人なら知っているもの。
それは自分の価値観が壊れていく音。これが教育の中で非常に大事。
そう思ってインドネシアの事務所を立ち上げました。
教育×海外を挑戦するに至った経緯をお話しします。
学生時代から様々な国を旅し、インドネシアの文化や人々に惚れ込みました。
最近子どもたちから『なんでインドネシアを好きになったの?』と聞かれることが多いのですが、
応えは単純です。
『インドネシアにいる人が一番幸せそうだったから』です。
不足だって、困難だって、すべて自分たちの力で解決する。
何より小さな幸せに目を留め、笑顔で受け止める姿が素敵だったのです。
だからインドネシアで働くことを決意しました。
旅をしていく中でインドネシアのほかに自分がたまらなく好きなものが見つかりました。
それが『子ども』でした。
嬉しいことも、悲しいことも、悔しいこと、幸せなことも、常に心が動き続ける子どもたち。
その生き物としての美しさに心をうたれました。
そしてインドネシア各地の孤児院を回るようになりました。
一緒に生活を共にするとわかります。彼らはたくましい、尊敬してしまうほどに。
だからインドネシアの孤児院のために人生を使いたい、と思うようになったのです。
転機が訪れたのはたまたま家の近くで子どもとかかわれるアルバイトを…と『花まる学習会』で働き始めたこと。
さらに花まるの野外体験のスタッフとして小中学生とカンボジアに行った5日間でした。
そこで出会った5年生の男の子。 どうやらカンボジアに行きたくないようでした。
カンボジアはくさい、料理はまずい、ここはつまんない…と何度も口にしていた彼。
変わったきっかけは現地の孤児院の子との時間でした。
『この料理勧められたから食べてみる』『明日もサッカーするの楽しみだな…』とみるみる変化が訪れました。
最後、成田でお別れするときに彼は言いました。
『カンボジアを好きになったけれど、やっぱり臭かったり、まずかったり、許せないこともある。友達ができてカンボジアを好きになったからこそ、友達にそんな想いをしてほしくないから将来カンボジアのために働きたい』と。
これが、私が『教育』の世界に入るきっかけになりました。
同情ではなく、愛情をもってこの世界を良くしたいと思える子どもたちが何人も生まれる場所。
そんな場所を作ることができれば、きっと50年後の世界はもっと良くなる。
自分がインドネシアの孤児院で働くのではなく、インドネシアの孤児院を好きになる子どもたちを生み出す。
『教育』という世界の可能性に心が震えた瞬間です。
そこからはとにかく『がむしゃら』でした。
まずは『教育者』になる。『教育者』は職人と同じ。自分の腕を磨き、目を養い、軸となる哲学を持つ。
株式会社こうゆう 花まる学習会
はその目的のためにぴったりな場所でした。
その理由はぜひ面談で聞きに来てください。
本気で『教育』を通して、世界を良くしたいと思える方と語り合えるのを楽しみにしています。
今はインドネシアの事務所を立ち上げ、単身ジャカルタで働いています。
現地の教室開校、オンラインを通して子どもたちの海外への好奇心を磨く新しいクラスの運営、
人事や営業、日本で担当していたオンラインのクラスなど、様々な業務に今も奮闘しています。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
『本気で『教育』を通して、世界を良くしたいと思う方』
ぜひお話しましょう。
その想いが『花まる学習会』なら、形になる理由をお伝えします。