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子育て社員の働き方 vol.1 どうやってるの?仕事と家庭の両立

※この記事は2021年に作成された)

9月よりイベントマネジメント課に異動となりました法橋です。私が初めて産休育休を取得した10年前は、数えるほどしかいなかった子育て社員が、現在では30%(2021.3月時点)にまで上がりました。ライフステージに合わせて働き方が多様化してきている博展で、子育て社員の皆さんに働き方をインタビューしていくシリーズ企画がスタートしました!第1回目は、若手社員と子育て社員での座談会!実際、どうやって仕事と家庭を両立してるの?男性の育休って取れるの?など若手メンバーが疑問に思うところを子育て社員に聞いてみました!


トークメンバーのプロフィール


本郷
2006年入社。入社からずっと営業職で、主に内資系大手のクライアントを担当。プライベートでは一児(5歳男の子)のママ。育休産休を2年3か月取得後、復帰したら別の会社かな?と思ったくらい仕事内容が多岐に変化していて、改めて博展の仕事の面白みを感じている。趣味は自宅の緑化運動を推進すること。

2009年入社。外資系Marketing(自動車メーカー、スポーツメーカー)に出向した経歴を持つ。プライベートでは一児(1歳男の子)のパパで、来年1月に第2子が生まれる予定。スポーツ全般が好きで、見るのもやるのも好き。ボランティアで、地元の街づくり・街の活性化の取り組みなども行なっている。
橋本
2019年入社。toCイベント担当で1年~2年目は進行、3年目から、Experience Consultantという新チームで活動。商業施設案件を担当することが多い。サステナビリティ・アンバサダーとしても活動中。趣味はサステナブル素材でハンドメイド。
松本
2019年入社。主に展示会のブースデザインを担当。3年目からはイベントや商環境案件、グラフィックデザインを担当することも。1年目の終わり、これから初納品ラッシュ!といったときに、コロナの影響で担当していた案件が軒並み中止になってしまった辛い思い出が。。。趣味は作字と呼ばれるタイポグラフィデザインや、気晴らしにアコギを練習中。

Q1.仕事と子育て、どのように両立されているんですか?


本郷 私は営業職で復帰していて、復帰1年目は必ず他の営業と一緒に案件を行うようにしていました。いまはペースがつかめてきたので、必要な時に案件サポートに入ってもらうようにしています。


 僕は課長という立場で、仕事が俗人化しないように案件には複数メンバーが入るように調整しています。ただ、繁忙期になると、打ち合わせに多くの時間が取られて回らなくなったりもするので、バランスが難しいなと思っています。

法橋 家庭の方では育児の分担はされていますか?

本郷 子供の送りは旦那さん、お迎えは私が行きます。どうしても都合がつかないときにはベビーシッターさんにお願いすることもあります。会社でもらえる割引券が使えて、1回につき¥4,400の割引ができるので活用しています。


※内閣府ベビーシッター派遣事業割引券

 うちも送りは自分の役目です。フレックス制度を使って勤務時間を調整できるのが博展の良いところですね!あとは、お風呂と寝かしつけ担当です。19:30〜21:30までは完全に仕事から離れます。それと、子供が朝早く起きるので、自然と朝型になりましたね!

Q2.両立していて良かったこと、困ったこと

 良かったことはメリハリがついたことですかね!コロナ禍ということもあって飲み会もなくなったので、子供が起きているうちに帰りたいから仕事を早く終わらせようと頑張ったり。

本郷 そうそう!時間があると思うと仕事を限界までやっちゃうけど、お迎え時間っていうデッドラインがあると、それまでにどうやるかを考える。大雑把になってるところもあるけど、案外それで良かったりすることも!誰も罫線の太さなんて気にしてなかったな...とかw

 困ったことは沢山ありますね。保育園で子供が熱出てお迎えに行かなきゃならない時に、妻も自分も仕事の調整ができない時は困ります。一度、自分がリモート中にお迎えに行った時は、午後のmtgが仲の良いお客さまだったので、子供も一緒に参加させてもらったこともありました!

本郷 私も以前、息子が保育園に行きたがらない時があって、その時はやむを得ず会社に連れて来たこともありました。

松本 子供がいながらリモートワークしている時って、集中する環境はどうしてるんですか?

 僕は仕事部屋を作りました。ただ、その時も妻が子供を見てくれていないと難しいかな〜。あとは、企画書や見積り作成で集中しないといけない時は、カフェに避難したりもします。OfficePassやカフェでも仕事ができるようになったので、制度としてはとても助かっています。


▲圷さんの仕事部屋

Q3.男性でも育休って取れますか?

法橋 育休中はどんな風に過ごしていましたか?

本郷 2年3ヶ月取得していて、人生の中での休息でしたw。でも赤ちゃん育てるのって意外と忙しいですよね。すぐ起きるし、ご飯作ったり、消毒したり、、、


 僕は実際育休は取得しませんでしたが、子供が生まれた時にちょうどコロナ禍だったので、子供との時間が取れたのはよかったですね!ただ、本郷さんが言ったように、子育てって本当に忙しいんですよね。僕的にはすごくサポートできてると思ってたんですけど、妻には足りないと言われて、、、そもそもサポートって発想が間違ってて、サポートって言ってる時点で僕サブじゃないですか笑!子供って二人で育てていくものなんだなと思えたので、コロナ禍に生まれて良かったですね。

橋本 圷さんの言葉を、全男性に聞かせてあげたい!!

松本 博展って男性が育休を取りやすい環境にあるんでしょうか?

 実は今、妻が第2子妊娠中で1月に出産予定で、僕も育休を取得しようと思っているんです。案件で「男性育休フォーラム2021」という男性育休を推進している企業のオンラインイベントを担当したという経緯もあり、とってみようかなって!

全員 おお〜!!!


 あとは実際、2人目産む時って1人目の保育園どうするの?といった問題が出てくるじゃないですか?僕の場合、自分も妻も地元が東京じゃないので、親のサポートが難しくて、物理的に自分が育休を取らないと子育てできないっていう現実があり。

本郷 そっか、男性にも必要な状況があるんだ!!

 ただ、育休中って給料が2/3になるじゃないですか。そうすると現実的に厳しいのもあるので、育休としては1週間、その他は有給やリフレッシュ休暇を合わせて1ヶ月ほど取ろうと思ってます。

松本 その辺の給料のサポートってないんですか?

 今の博展では2日間の育児有給休暇はあるけれど、男性育休取得が進んでいる企業では、育休期間中、給料が減らない制度を会社として設けているところもあって、そうゆう制度があったらなと思いました。あと、育休って産まれてからじゃないと取れないんですけど、産む前に入院するじゃないですか?入院期間中の上の子の面倒を見るとなると、産む前にも休みが必要で、そこは有給を使うしかなくて。

松本 男性もパートナーを支えるために産休欲しいですね!

法橋 松本くん、橋本さん世代は、自分に子供ができたら育休を取得したいと思いますか?

松本 僕は積極的にとりたいと思います。生まれたてのところとか、その期間しかないと思うので、一緒に過ごせる時間を大事にしたいですね。


橋本 私も、もし自分がそうなったらとりたいですし、家族や自分の時間を大事にしたいって感覚は、若年層の方が強いように感じます。これからは、男性でも取りやすい雰囲気を作っていかないと、やめてしまう社員も出てきてしまうのではないかと思います。


Q4.育休からの復帰は不安はありませんでしたか?

橋本 本郷さんは、育休から復帰する不安はありませんでしたか?

本郷 実は私が復帰する前まで、営業職で復帰した社員がいなくて、私も復帰したら他の職種になると思っていたんです。そしたら、復職面談で営業職と言われてw。なので、正直なところ、無駄に悩む期間がなかったという感じです。ただ、復帰してみたら意外とギャップがなくて、2年前に担当していた案件に入れたこともあり、案外できるなと!

法橋 営業職で復帰して、良かったことってなんですか?

本郷 育休を経て案件がリセットされて、新しい案件に挑戦できたことです。育休前は、手放せない案件が溜まってきて、スキルは上がっているのに、案件が変わらない状態が続いていたんですが、更地になったことで、自分のやってみたかった仕事に挑戦できたんです。前に橋本さんが、復帰したら自分の担当する案件がないのではと不安になるというようなことを聞いたんですが、その状況は良い方にも捉えられると思っています。

Q5.今後の目標について教えてください!

橋本 私はサステナビリティ・アンバサダーをやっている中で、博展では本郷さんのように産休・育休前の職種に復帰する社員が現状では少ないと感じていて、子育てしながらも、キャリアの選択肢を増やせるように社内提案制度で提案しました。復帰しても、やりたいことを諦めずに、子育ても両立できる環境を作りたい!

 でも博展の良いところって、そこらへん好き勝手できるじゃないですか!本郷さんも営業で復帰して、新しい案件にも挑戦している!かなさんもやりたいように、やったら良いんじゃない?

本郷 営業職ってまだまだ仕事が俗人化している所が多くて、若手から見ると両立できるの?って不安があると思う。でもせっかくなら仕事も子育ても諦めて欲しくないし、会社の仕組み的にもっと働きやすい環境を作っていきたいなと思っています。

 僕はやりたいことが2つあって。一つは、博展って若い会社で子育て社員がこれからもっと多くなると思うので、リクルート的にも子育て社員が働きやすい環境を作っていきたいと思ってます。もう一つは、”会社に子供たちを連れてきましょう!”みたいなイベントを博展でもやってみたいですね!伊藤忠商事様が開催してる「Kids Day」というイベントが、すごく良いなと思っていて!僕がこんなに自由に働かせてもらえてるのは、家族の理解があってなので、会社の雰囲気を子供やパートナーに見てもらうだけで、もっと働きやすくなるんじゃないかな〜と思っていて。


出典:社食ドットコム

松本 いずれは僕も同じ立場になるかもしれないので、社員同士の支え合いがもっとできる仕組みや関係づくりを大事にしていきたいです。圷さんのサポート役に回らないっていう言葉が一番響きました。女性が産むって立場になるからどうしても女性がメインって考えがちですが、2人で育てていくものなんだなと思いました。

 みんなで変えていきましょう!

全員 そうですね!!

編集後記
私自身4人の子供がおり、慌ただしい毎日を送っていますが、子育てしながら仕事で新しいことにチャレンジしている本郷さんや、働きやすい環境を作ろうとしている圷さんの姿勢に励まされました!若手メンバーの橋本さんや松本くんからは、仕事もプライベートも充実させたいという前向きな意見も聞くことができ、改めて働きやすい環境をみんなで作っていきたいと感じました。(法橋)

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