東京一極集中に変化、リモートワーク普及追い風 地方移住、関心強まる
■柔軟な働き方、企業も支援 新型コロナウイルスの影響で東京一極集中に変化が起きている。みらいワークスが東京で勤務する35―65歳の正社員管理職1600人に行った調査によると、地方企業への転職に興味...
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00576544?isReadConfirmed=true
HACARUS人事の菊本です。多くの方に読んでいただいている【社員インタビュー】シリーズ。今回は、管理チームで経理を担当する湊 ( みなと )さんにインタビューしました。湊さんは、HACARUSに6人目の社員として入社。入社当初は、一歳のお子さんを連れてオフィスに出社していました。お子さんの成長とともに、働き方も変化させてきました。バックオフィスとしての立場で会社の成長を支えてきた湊さんのこれまでとこれからについてききました。
こんにちは。HACARUSで経理を担当している湊です。HACARUSには2年半前に入社しました。
学生の頃は応用微生物学を学び、微生物のもつ酵素でがん治療薬の製造ができないかを研究していました。人の喜ぶ姿を身近に感じられる接客の仕事に魅力を感じ、大学卒業後はビューティーアドバイザーの仕事を選択。ちょうどその頃通始めた料理教室にどっぷりはまり、習うだけでなく講師としての資格も取得しました。結婚をきっかけに料理の道へ転職。クッキングスタジオでの講師やレシピ考案の仕事を続ける中、妊娠を期に一度仕事を休むことに。出産後、縁あってHACARUSに入社することになりました。
これまでのキャリアパスは、一見繋がりのないように思いますが、「ライフサイエンス」「美容」「食事」がすべて「健康」に通じていて、それを様々な関わり方で実現しようとしてきたのが私のこれまでのキャリアです。母が教えてくれた『医食同源』の考え方が深く根付いています。
料理をすることが好きなので、お気に入りの音楽をかけながら、ゆとりを持ってキッチンに立つ時間がリフレッシュできるひとときとなっています。また、休日は息子と思い切り遊びます。3歳を過ぎて感受性豊かになった息子のキラキラ表情を、目に焼き付けようと必死です(笑)
一人目の経理担当としてHACARUSに入社しました。入社当初は、週2日のパートタイム勤務。経理担当として仕事をスタートしましたが、当時他に経理担当はいませんでした。
「新しい仕事をスタートする=誰かに教えてもらう」という固定概念があったのですか、それはすぐに覆されました。分からないことがあれば教えてくれる人はもちろんいましたが、基本的には自分で勉強して、できることが増えれば、任せてもらえる仕事も増えていく、というように全てが自分の頑張り次第でした。
「スタートアップでは普通の5倍の速さで動きましょう」という経営陣のメッセージの通り、ものすごいスピードで様々なことが進んでいきました。ベンチャー企業の世界に30代後半で初めて飛び込み、またOL初経験だった私はそのスピードについていくことに、毎日必死でした。
当時は正社員6名ほどの規模だったので、それぞれの役割や仕事に明確な境界線はほとんどなく、経理や労務、総務に加え営業サポートなど、部門の壁を越えて何でもやらせてもらいました。入社当時に比べると従業員数が5倍ほどになった現在でも、経理・労務・総務と幅広く仕事をしています。また、昨年度に設立したフィリピン子会社の労務や経理に関する業務にも携わっています。国が違うと法律やルールも全く異なっていたり、現地メンバーとのやりとりは英語でのコミュニケーションとなるため、チャレンジングなことも多いです。
社員の3分の1が外国籍のメンバーということもあり、様々なバックグラウンドを持つメンバーがいて、オフィスの雰囲気は明るいです。日本人だから、外国人だからと気を使うのではなく、お互いにその多様性を受け入れています。
また、フラットな関係でいつでも意見を発言できる機会があります。さらに自分達の動きかた次第で会社が動くことを肌で実感しながら働くことができるのは、まだ正社員が30名ほどの組織で働く魅力だと思っています。
エンジニアのみなさんはいつも一生懸命に見え、同じ空間にいて気持ちがいいです。ネガティブな発言をほとんど聞いた事がないのも、同じ空間にいて気持ちがいい理由だと思います。ハカルスで働く前は、女性ばかりの職場で働いていたので、ほとんどが男性の職場とゆう環境にとけ込めるのか不安もありましたが、とにかく、優しい方ばかり。女性の私が癒されるほどです(笑)
自分が所属するチームも自分が助言をもとめる時はすぐに答えてくれます。上下関係関係なく私にも助言を求めてくださることもあり、そこも地味に嬉しいポイントです。
メンバーからの質問に対して、曖昧な状態でのお返事はしないようにしています。不安な思いを抱いたまま回答を待ってもらう時間を作らないためにも、回答に時間がかかる場合は、その旨を必ず事前に伝えます。
入社当初は細かいミスを自分で見つけては落ち込んだこともありました。センシティブな情報を扱うことも多いため、常に慎重かつ確実に仕事を進めるよう意識しています。日々の業務に加え、突発的に様々な依頼を受けますが、自分自身で完結できる仕事は後回しにして、他のメンバーの仕事の進捗に影響を与える業務を極力優先して取りかかるようにしています。
とにかく今はもっと知識を深めたいと思っています。直属上司の今邑さんと働くようになり、今自分がしている日々の経理の動きを把握する業務の先にある、より広い視野で見た財務分析の仕事があることを知りました。今後はそのような目線でも数字を見ることができるようになりたいと思っています。
また、組織の拡大とともに仕事のバリエーションも比例するように増えてきています。より柔軟に動けるように知識を増やしたいと思います。
息子が1歳の頃、一緒に出社させてもらい、保育園に通うようになってからは息子を預けて仕事を週4日に増やしました。
今後も自分のライフステージに合わせて働き方も考えていきたいと思いますし、HACARUSはそこに耳を傾けてくれる会社だと思います。
女性は結婚、出産を期に働き方を考え直さなければいけない時がきます。男だったらバリバリ仕事を続けられたのに。と思ったことは何度もありますが、今しかない息子との時間を大切にしながら、色んな仕事に携わらせてもらえている環境はとてもありがたいと思います。
大学でがん治療薬に関する実験をしていた自分が巡りめぐって、HACARUSに入社し、間接的ではありますが医療分野の仕事に携わることができていることをとても嬉しく思います。今後も管理チームという立場で、組織の成長を支えていきたいと思います。
クッキングスタジオでの講師経験を含めて湊さんのこれまでの経験は、今の職場でも、大変生かされていると思います。仕事への姿勢や進め方など、わたし自身、学ぶところがたくさんあります。
何よりも、家庭というプライベートとの両立という意味では、メンバーみんなにとって、ワークライフバランスの先生です!
HACARUSでは、外国人メンバー向けのビザ取得サポートのみならず、HACARUSが本社を構える京都に移住するみなさんをサポートする取り組みも始めています。ぜひ特設サイトをご覧ください。