grooves流「働き方改革」の大公開とチャレンジ宣言 | 株式会社grooves's Blog
groovesでは今、リモートワーカー(在宅勤務者)が増えています。・妊娠に伴う悪阻が酷く、通勤電車に乗るのが辛い妊婦のアシスタント・足を骨折し通勤が困難になったライター・通勤に往復3時間以上か...
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こんにちは!株式会社grooves マーケティング担当の中村です。
突然ですが、みなさんは「働き方改革」を意識することはありますか?
「残業時間を厳しく管理されるようになった」「ミーティング時間が短くなった」という時間に関するものや、「評価制度が変わった」「副業ができるようになった」など、雇用形態に関するものが多いかと思います。もちろん、「特に変わらない」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は、私、中村が弊社groovesにおける働き方改革の新たな取り組みとして、「ワーケーション」を提案してみた内容をレポートします。
株式会社groovesでは数年前から働き方改革の一環として、リモートワークを取り入れています。
リモートワークと相性の良いエンジニア職からスタートし、現在は全職種においてリモートワークが可能です。
そのようなgroovesにおいて、私はあまりリモートワークをしていません。なぜか?
それは「リモートワークをする理由が特にない」からです。
リモートワークに向かないと感じている訳ではないですし、リモートワークによるメリットも体感として理解しています。しかし、私の中のリモートワークはあくまで「会社で働けない時の保険」にすぎず、台風が来た時など、「会社で働けない事情がある」時の利用に留まっているのが現状です。
弊社はフルリモートや時短で働くメンバーがいたり、今年3月にマレーシア法人が設立されるなど、時間や場所に囚われない「多種多様な働き方」が醸成されつつあります。働き方に一定のルールはあるものの、メンバー全員生産性を高めるために何をすべきか考え、取り組む風土があります。
私は思いました。
あれ、これ私取り残されてるのでは……?
時間や場所に囚われず、柔軟に働きつつも生産性MAX出したい!しかし「働き方改革」を考えた時に、ただリモートワークをすればいいとは思えません。時間や場所に囚われず生産性を高めるには?そして仕事だけではなくプライベートも充実させるには……?
色々調べていくと「ワーケーション」という言葉にたどり着きました。
改めて説明するまでもありませんが、ワーケーションは「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、休暇を兼ねたリモートワークを行う労働形態を指しています。
しかし、「ワーケーション」でインターネット検索して出てくる記事は、「これからの新しい働き方!」とうたってはいるものの、
インターネット環境があればどこでも働ける!
テキストコミュニケーションは大事ですよ!
という、「それはリモートワークと同じでは?」という説明ばかり。また、実際にワーケーションを行いました!という記事も、
リフレッシュできました!
新しいアイディアが浮かびそうです!
旅をしながら働く!最高!
という聞こえの良い言葉がリゾート写真に添えられているだけ……。
ワーケーションとはなんなのか?「リゾート最高!」と言っているけど実際は楽しめていないのではないか?本当に新しいアイディアが湯水のように湧き出るのか?みんな隠しているけどデメリットがあるのではないのか?これは自分でやってみるしかない!
とはいえ弊社でワーケーションの前例がないため、上司に提案してみました。
中村「昨今の働き方改革により(中略)ワーケーションを取り入れてはいかがでしょうか」
上司「まずは自分で体験したらええんちゃう。行ったらWantedlyに記事書いてな」
あっさり承認いただき、さっそく私がワーケーションすることになりました。
トントン拍子に話が進み驚きましたが、スピード感があるのが弊社の良いところのひとつです。自分でやってみるしかないと思っていたので望むところだ!
以下の基準で選ぶことにしました。
・海外の観光地
・ネットワーク環境が整っていそう
・現地イベントがある
結果、ちょうど「水掛け祭り」の時期と重なっているバンコクを選びました。
2018年4月7日(土)〜2018年4月15日の8泊9日で行くことにしました。行程表は以下の通りです。
13(金)は水掛け祭りが始まるため、有給を取得しました。
タイと日本の時差は2時間。東京が12:00のとき、バンコクは−2時間の10:00となります。groovesの勤務時間は10:00〜19:00のため、日本時間に合わせて8:00〜17:00で働くことにしました。
googleカレンダーには「タイムテーブル」という機能があります。「設定」→「タイムゾーン」より設定が可能です。
ラベルに入れた文字がカレンダーに反映されます。今回は地名を入れましたが、支店名や、メンバーの名前を入れてもよさそうですね。
まず、飛行機のチケットや宿泊先、ポケットWiFiの手配など、一般的な海外旅行の準備を行いました。ワーケーションのための特別な準備は
・コワーキングスペース(カフェ)のピックアップ
・宿泊先をネットワーク環境で選定する
の2点です。
バンコクはコワーキングスペースが多いため、宿泊先に近い施設がすぐに見つかりました。また、行って見たいコワーキングスペースの近くの宿泊先を選定しました。
宿泊先はネットワーク環境のほか、カフェが併設されていることを条件に選びました。これはコワーキングスペースのオープン時間が10時であることが多く、勤務開始の8時に間に合わなかったからです。
突然ワーケーションを始めると、メンバーを驚かせてしまうのでQiita:Teamで周知を行いました。リモートワークで大切なのは信頼関係ですからね!
ワーケーション実際にやってみてどうだったのか?レポートは帰国後公開します!
それでは行ってきます♪