ARについて社内で最もよく知るエンジニア。
Unityエンジニアとして活躍する梁瀬は、社内の中でもARの知識はTOPクラス。
” ARエンジニア ”として多くのプロトタイプの開発に携わっています。
そんな梁瀬とARの出会いは大学生の時代まで遡ります。当時少し話題となっていたApple社が提供するARKitを触ったり、所属していたサークルにて購入したHoloLensを体験するなど、AR黎明期から楽しみながら知見を増やしていくことができたといいます。
「HoloLensはハンドトラッキングができるんで、遊びまくってました。」
当時でも高価なそういったギアを学生の時から楽しみながら、使える環境だったことは今考えるとARの知見において大きなアドバンテージになったのではと語ります。
その他にも建築業界のVR/ARに関わるインターンを行うなど、たくさんのAR分野の経験を重ねたことで、非常に高いノウハウを持つことができました。
インターンから新卒入社、最古参メンバー。
「Graffityは当時からAR分野で注目されていた企業でした。」
もともと渋谷であった某イベントで登壇していた森本を見て、ARに特化した面白い会社がある、という印象を持っていたそう。
スマートフォンのインカメラを使ったARは「SNOW」などである程度注目されていましたが、その中でアウトカメラでのARというプロダクトについては、当時あまりなかったこともあり注目していたそう。
そんな中、ARのことを当時から発信していた代表森本のTwitterアカウントへ「いいね!」をしたことがキッカケで、DMのやり取りを行い、インターンとしてJOINしたのがGraffityでのキャリアの始まりです。
2年のインターンを経てメガベンチャーなどへの就活も行ったといいますが、チャレンジングな環境に居心地の良さを感じて、梁瀬はそのまま新卒としてJOINし、Graffityとしても初の新卒採用第一号となりました。
誰にでも与えられる機会
「インターンではできないような貴重な体験をさせてもらったと思います。」
当時は関西の大学に通っていたためフルリモートだった梁瀬は、インターンでJOINしてから、さまざまなARゲームのプロトタイプを作っては試し、といったことを繰り返していました。インターンであろうがなんだろうが関係なく、当時から本当になんでもチャレンジさせてもらえる環境にあったようで、これがまさにGraffityのカルチャーだと言います。
まさにそういった機会に恵まれている環境が魅力で新卒入社したため、現在新卒を積極的に採用はしてはいないものの、第二新卒といった3年目くらいの若手の方は、経験をガンガン積みたいという方であれば非常にキャリアを伸ばせるチャンスなのではないか、と梁瀬は言います。
様々な案件に横断的に関わるAR隊長
新卒入社してからもAR開発における高い知見を持って現在まで、ユースケースの開発やエンタープライズ企業との研究開発案件など様々なプロジェクトに横断的に携わっています。
Graffityには様々な開発実績があり、その中でも2B向けゲームでありながら、「AR体験を通して体を動かす」という観点で筑波大学の単位認定の体育授業にも取り上げられるなどし、メディアにも注目を浴びた「ペチャバト」や、バンダイナムコ社と取り組み好評を得た「HoloBreak」など複数の開発に携わりました。
ARにおける社内アドバイザリーのような立場として、日々様々なプロジェクトに横断的に携わる、そうした経験が、梁瀬のやりがい、ひいては今後希望するキャリア形成の原体験となっているようです。
個々を尊重する多様なキャリアパス
「教えることが自分の学びにも、つながるんです。」
梁瀬はこれまでの話の通り、ARの知見に長けていることで頼られる機会も多く、そういう場面に強いやりがいを感じるといいます。そこからいわゆる「教育」という部分を軸にキャリア形成することが良いのではとも考えているよう。
「実は教員を目指そうかと考えたことがあるくらい、教えることが好き。」
ARの知見を社内で活かすだけでなく、社内における週次1on1においても、他エンジニアメンバーが日々持っているエンジニアとしての疑問を解消するなど、積極的に自身のノウハウを伝えることを楽しんで行っています。
実はGraffityは現在、人事評価制度を導入しつつあり、梁瀬も自身のキャリアパスについて棚卸しをしている真っ最中。ARのスペシャリストとして社内へ自身の知見を共有し啓蒙する「スペシャリスト」、はたまたメンバーの指導含むマネジメントに重きを置く「マネージャー」もあり、自身にフィットしたキャリアが用意されており、まさに今模索しているそう。
そういった個々の希望を鑑みた多様なキャリアパスがGraffityの人事評価制度には用意されており、活躍しやすい土壌をスタートアップでありながらも整えられています。
XR界隈ではトップクラスに強い開発力
「とにかく開発力はXR業界ではTOPクラスにあると思います」
手前味噌ながら弊社の開発力は、特にXR界隈においては非常に高い部類に入ると思う、と梁瀬はいいます。理由は、いくつかありますが、ソーシャルゲームを開発していたエンジニアが多くいることが挙げられます。そういった高い開発力をもっていることで、クイックに質の高い開発がスピーディーにできるのです。
「スキルを高めたいエンジニアさんにとっては本当に居心地がいい環境だと思いますし、全社として常にスキルアップを心がけた高い視座を持ったメンバーが揃っていると感じます。」
しかし梁瀬はこうも付け加えます。
「だからといって、高いハードルは感じないで欲しい。」
教育にも力をいれている梁瀬だからこそ、ジュニアクラスでも成長する機会を提供したいと考えています。しっかりとしたオンボーディングが行えるような環境を全社としても仕組みとして整えつつあります。
大事なのはARに可能性を感じているかどうか。その気持ちがあればハードスキルはしっかり引っ張り上げることは可能だと考えます。
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