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3回の転職・起業のリアル。「変わるきっかけをつくる」ビジネスに込められた想い

今回は、人材紹介・採用コンサルティング事業を行うGoorilla株式会社の創業者の片山さんに、これまでのキャリアと創業に至るまでの想いを聞きました。仕事以外では実は人見知りで・・・という片山さんの人柄や価値観を感じて頂けるように、今回はフランクに話をしていただきました。

「このままじゃダメだ」という危機感が原動力

- はじめに、これまでのキャリアや会社設立に至った想いについてお聞きしたいです。

初めに入社したのは、ITのアウトソーシング企業でした。毎日派遣先の神奈川県厚木の研究所に行き、作業服を着て複合機のテストやプログラミングしたりしていましたが、視野を広げるために東京に行った方がいいのかなと思い始めて。当時マザーズに上場したばかりのソフトウェア会社に営業として転職しました。

- 2社目で営業として働き始めたんですね。環境は変わりましたか?

当時は20代で唯一の営業でした。親会社が営業会社だった影響で、ソフトウェアの営業ではあるもののかなり気合いや根性を鍛えられました。社会人になって唯一、悔しくて泣いたのもその時ですね 笑

- まったく違う環境だったんですね。3社目にはこれまでと全く違う人材業界に転職したのはどうしてですか?

都内に出て視野を広げたくて転職したものの、2社目で担当していたのはシステム開発会社向けのツールで、営業対象がとても狭くて。学ばせてもらいながらも「思っていたのとは違うな・・・」と違和感をもちつつ働いていたところに、誘いを受けて当時150名くらいのスカウト型の人材会社に入社することになりました。

自分が甘えないように、あえて厳しい環境にいこうと思って。IT領域を担当しつつも、スカウト活動の中でニッチな領域の方をスカウトするとか、名古屋のローカル線に乗って工場の品質管理責任者に会いにいったり、東証一部上場企業のCFOとお会いしたりと、なかなかその年齢ではできないことを経験しましたね。

- そこで2年ほど働き、またIT業界に一度戻っていますね。

ヘッドハンティング会社ではかなり働きづめでしたが、リーマンショックの時期に会社全体の状況が厳しい時に、先に転職していた先輩に声をかけていただいて当時100名程度だったインターネット系企業に入社しました。

労働集約的な仕事ではなく、アイデアを取り入れた仕事をしていきたいなと考えていく中でWebへの可能性を感じていたことや、声をかけていただいた新規事業担当兼人事というポジションにも興味があり転職しました。

採用数を大幅に増やす計画となり、人事マネージャーとして、年間300名を超える採用体制に強化していくミッションをもっていました。結果的に他社とバッティングしても最終的に選ばれることが増え、採用力のある企業として周りから評価をいただいたんです。その後、マザーズ、東証一部と上場を経験して従業員数は、入社時の約5倍以上に増えていきました。

それまで確固たる自信がもてなかった自分が、その仕事を機に少しだけ自信をもてるようになったのが大きな変化でした。それまでの「このままじゃまずいな」とマイナスを原動力にしていく考え方が、「こうなりたいな」とプラスを伸ばしていくような発想に変わったんです。


自分の知らないことを知ることで、人生が豊かになるきっかけをつくりたい

- 会社でも実績をあげていた状況で、それでも起業に踏み切った思いを教えて下さい。

ビジネスマンとして、このままサラリーマンとしての5年後の自分と会社を立ち上げての5年後の自分を比較し、後者の方がカッコイイし楽しく活躍できるのではと考え、起業しました。

当時20代後半だったので、30代前半まで会社をやってみようと。

ほかにもいろいろな理由や考えを確認していきながら、一見リスクであっても会社を立ち上げた方が、プラス要素が大きいと思い会社を立ち上げました。(2018年現在、創業して7期目に突入)

- Goorillaのコーポレートメッセージ「変われるをつくる」にはどのような思いがこめられていますか?

変われるきっかけを作れるビジネスをやりたいと考えています。まだまだできていないことばかりですが、現在の事業は、転職によってそれまで能力を発揮できていなかった人が高く評価されるようになったり、自信がついたりして変われるきっかけになっていると思います。将来的に違う事業をやるにしても、自分の知らないことを知ることで人生が豊かになるというきっかけをつくりたいですね。

私自身も環境や先輩のおかげで、運良くこれまで色々と気づかせてもらいました。そういった機会がまだないという人にも、刺激が受けられる仕組みがつくれたらいいなという想いは会社を立ち上げたときからずっと変わっていないですね。

-その環境でできることを精一杯吸収し、変化していった経験が今の事業に活きていることを感じました。次は、Goorillaの大切にしていることや、マネジメントスタイルについて伺います!

プロフィール 
片山 亮太(かたやま りょうた)
2003年 新卒入社~マザーズ上場システム開発会社でSI営業などを経験
2006年 大手ヘッドハンティング会社でIT業界を中心に担当/管理系役員候補、開発部長クラスなどの移籍を支援
2009年 当時未上場100名だったインターネット系企業/新規事業立ち上げなどをしながら、自社の人事業務も兼任。
2011年 人事マネージャー昇格、マザーズ、東証一部と上場を経験
2012年 Goorilla株式会社を設立 代表取締役就任

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Goorillaは、人が本当に輝くのに必要なことは「自信を持つこと」だと考えています。 そのためには、より多くの選択肢を持ち、自らが最善だと思う道を選んでいくことが大事だと考えております。 そのお手伝いをさせて頂くのがGoorillaだと思っています。 Goorilla(グーリラ)株式会社は2012年2月に設立。 主に人材系のコンサルティング事業を中心に展開している企業です。 事業を成長させたい企業には優秀な人材を、ステップアップしたい求職者にはより輝くことのできる環境をご紹介しております。 東証一部上場企業から上場を目指すベンチャー企業まで、多くのクライアントを擁し、求人票にならない相談ベースでの案件を多数抱えており、優秀な方とお会いした場合、依頼がないポジションでも企業への打診から採用につながることも少なくありません。 【採用コンサルティング事業】 採用の企画、運営などをワンストップで行っています。 エグゼクティブ層(700万以上)、エンジニア職採用支援、ベンチャー企業の採用チーム立ち上げ支援など幅広くお手伝いしています。 人材の採用を切り口に企業の成長を支援します。 企業での人事経験を持っているため付加価値高いサービスを提供可能となっております。 【人材コンサルティング事業】 新規事業立ち上げ、組織強化など、事業において必要不可欠となる人材を的確、迅速にご紹介し、事業の成長を支える支援を行っております。 上場企業からベンチャー企業の、役員や事業責任者からご相談を頂き、ハンティング型の採用支援を行っております。
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