【顧客事例】ノバセルが感じた”グークス流営業支援”の価値

【ポイント】
・新規事業でビジネスプロセス、業務手順の変化が激しいからこそグークスに決めた
・IS以外にもカスタマーサポートやフィールドセールスもできる対応範囲と、事業会社目線のディレクションが期待以上

最初に、御社の会社・事業について教えてください。

ノバセル株式会社は、「マーケティングの民主化」というビジョンを掲げ、24年6月から新しくマーケティングプラットフォームという領域でいくつかのサービスを提供しています。

その中のひとつに「5万円でまる投げ出張動画」というサービスがあります。
「ネット時代に欠かせない動画を使った集客の重要性は分かっているが、中小企業は費用・時間・スキルがなく手を出せない」という状態です。我々は、その課題解決をはかるため、はじめての動画をリスク少なくチャレンジして欲しいと考えています。撮影〜編集までを4時間で行い当日納品、出張費も含み費用は5万円のみ。
従来の動画撮影とは一線を画し、集客における動画活用のハードルを極めて下げる。それが中小企業にもマーケティングの当たり前がもっと広がることにつながり、「マーケティングの民主化」の実現が一歩進むと思い提供しています。

その中における石渡様の役割を教えてください。

はじまったばかりの事業かつ、その中には開発中のもの含め複数のサービスがあります。サービスを横断して、全職域(プロダクト、営業、マーケティング、カスタマーサポート、オペレーションなど)の実行とマネジメントをしながら、より多くの顧客に、より早く製品を届けることで、より深い課題解決を実現できるよう戦略立案から実行までを推進しています。

石渡 高志様
ノバセル株式会社 ノバセル事業本部 マーケティングプラットフォーム部 部長

新規事業でセールスアウトソーシングの検討に至るまで、どういった経緯があったのでしょうか？

不確実性の高い新規事業において固定費を極力少なくしたいと言う点に加えて、ノバセルとして大手向け営業ノウハウや経験はあったものの相対的に中小企業向け事業の経験が浅かった点を補強したかったという背景があります。
スタートアップや新規事業はスピードが命なので将来的には内製化するにしても、足元の事業の立ち上がりにフォーカスする際には、専門性が高いパートナーを巻き込むのが最善と考えました。

その上で、グークスに期待いただいたことは何でしたでしょうか？

第一に柔軟性です。上述の通りスタートアップや新規事業は極めて不確実性が高く、プロダクトや営業手法の見直しが度々発生します。
一方で営業支援企業からすると業務設計や仕様が固まっていないと業務遂行の難易度が高まる、すなわちコストが高くなる点も理解しているのでパートナー探しの難易度は高かったです。
その点でグークスさんは、マネージャー陣がスタートアップや新規事業での就労経験が豊富であり、我々のスタンスに寄り添ってくださったのが非常に助かりました。

第二はディレクションレベルでしょうか。変化が激しい環境下において1から10まで常に指示をするのは現実的ではない中で、経緯や目的を汲んで再現性ある業務設計と然るべきレポーティングをしてくださる体制は社員と遜色なく非常に信頼を置いています。

一方、当初はなにか不安も抱いていましたか？

期待の裏返しでもありますが、どこまで変化適応力があるかは実際に動いてみるまで不安でした。蓋を開けてみると、当初はインサイドセールス(BDR)から始まったものの、現在はカスタマーサポート、SDRに加えて商談実施まで拡張をお願いしており、全てに一定のレベル以上のプロセスと成果を収めてもらっていると思います。

ここまでのご評価や今後のご期待を教えてください。

とにかくスピード感が予想を大きく上回っています。5分以内の問い合わせ対応、代理店セールスの仕組み構築など日々の無理難題を、事業会社と同じ目線で推進してくださるのはなかなか稀有な存在だと思います。

今後の期待は、”仕組み化”でしょうか。現時点では事業を伸ばすプライオリティが高いため緊急性は高くないですが、サービスが拡大するにつれ課題が大きくなるので、どのタイミングでどう対応するかは共に決めていきたいです。

特にSMB向けのインサイドセールスのノウハウや営業管理手法について明るいので、グークスさんとであれば弊社の環境下におけるベストエフォートを考えられると思います。

最後になりますが、弊社を薦めるとしたら、どんな企業や事業に合いそうでしょうか？

新規事業やスタートアップ企業にこそ勧めたいですね。会社や事業の実績・知名度がないと採用難易度が相対的に高くなりますが、事業を前に進めるパワーのある即戦力を求めていることと思います。

グークスさんはクライアントワークにありがちな変な線引きをせず、同じ目線をもって、自ら思考し、責任を持って遂行してくれるので、そういう存在は非常に心強いと思います。

そして、インサイドセールスのみではなく、カスタマーサクセスやフィールドセールスなど対応範囲が広く柔軟性があるので、The Model型オペレーションで「前工程が暇しているので暫定で別対応できないか」といったリソース再分配をしてくれるとコスト最適化も図れるので分業制を採用しているSaaS事業とも相性がいいと思います。