AIテックベンチャーで働く人たち【Global Walkers 社員インタビュー vol. 2 〜AIエンジニア編〜】
こんにちは!Global Walkers営業の那須です!
Global Walkersではどんな人がどんな風に働いているか、インタビューを通してご紹介できればと思います。今回はインタビュアーとして那須が担当します!
vol.1の営業編に続き、vol.2としてGlobal WalkersでAI開発などを担当しているエンジニアの平井さん(左)と酒巻さん(右)です!
まずはお二人のプロフィールからお願いします!
Global Walkers AIエンジニア 平井 樹さん
日本大学卒業後、新卒でGlobal Walkersに入社。開発業務がメイン。Kaggle Master。
(アメリカの高カロリー飯を食べて満足している時です。ジャンクフードが主食でショートスリーパー。)
Global Walkers AIエンジニア 酒巻 龍之輔さん
福島大学理工学類卒業。新卒でGlobal Walkersに入社。学生時代の研究テーマは時系列解析。入社1年目。
(福島の磐梯吾妻スカイラインでの1枚!)
では早速インタビューしていきましょう!
Global Walkersではどんな仕事に携わっていますか?
平井さん
受託でのAI開発と自社の研究開発を担当しています。受託でのAI開発の場合はバックエンドで携わったりクライアント対応も担当させてもらっています。受託開発と自社研究開発は、タイミングや案件数にもよりますが大体半々くらいの割合で時間を割いています。
酒巻さん
僕も平井さんとだいたい似たような感じなんですが、受託案件と自社のAIモデル開発/精度向上などに取り組ませてもらっています。
入社してからの業務の変化などはありますか?
平井さん
僕は入社して3年くらい経ちますが、業務内容としては現在と大きく変わらずに担当させてもらっています。
僕と酒巻さんは同じチームでプロジェクトを進めることが多いのですが、業務の分担を行うときは、本人のやりたいことを尊重してもらっている気がします。
酒巻さん
僕もそう思います。例えばAI-OCRの開発業務でもいくつかの業務に細分化できると思うので、本人のやりたいことと業務内容とをすり合わせて担当を決めている感じですね。ですので、仕事では楽しくやらせてもらっています!
逆に、苦労した仕事もあると思います。
平井さん
もちろん大変なこともありますね(笑)
例えば、データの処理の業務でアノテーション(※)漏れの確認とかできればやりたくないですね。一つ一つアノテーションが漏れていないか目でみて確認する作業で、なかなか人に任せられないものだったりもします。ただ、そういった泥臭い仕事でも、AI開発の一部であったりするので大切になってきます。
酒巻さん
僕の場合は、AIモデルの精度が出ないときはかなり苦労しました。
AIはブラックボックスと呼ばれる部分があり、原因の特定がなかなか難しいです。精度が出ない原因がコードなのか、データなのか、はたまたAIモデルの設計自体がよくないのかなど。そういった原因と考えられることを、一つ一つプロセスを追って改善を行っていく、骨の折れる作業ですね。
※アノテーションとは画像データなどにラベル付けをして、AIの学習に使えるデータにすること
やはり仕事となるとうまくいく時とそうじゃない時がありますよね。 そういった仕事の中でやりがいを感じることはありますか?
酒巻さん
お客様からのAIモデル改善の依頼を受けた際に、一つ一つ改善策を打っていき精度が出ると嬉しいです。自分が考えたコードや設計などがお客様の役に立っているとやりがいを感じます。
平井さん
たしかに、お客様に喜んでもらえると嬉しいよね。
僕の場合はGlobal Walkersの仕事を通して受託開発や自社開発と様々な業務に携われるので、個人としてのスキルアップもできる点ですかね。仕事を通じて前にできなかったことができるようになることはやりがいの一つだと思います。
今取り組まれていることについて色々教えていただきありがとうございます。 続いて、お二人の入社の経緯について教えていただけますか?!
平井さん
僕は創業して間もない頃に入社しました。当時は社員5名くらいしかいなかったと思います。
もともとAI自体にも興味はありましたが、Unityというエンジンで自分でプログラムを組みスマホアプリなどのゲームを作っていたりしました。そういった自分のスキルや興味を生かし、やりたいことを実現できる会社を探していたところ、Global Walkersと出会いました。
酒巻さん
1社目でベンチャー企業に入るのって結構勇気が必要そうですけど・・・
平井さん
実はGlobal Walkersに入る前にもベンチャー企業でインターンしていました。そこは6~7年目くらいの会社だったんですが、そこでインターンしていたおかげで、ベンチャー企業での経験を積んでいたので、特に何も思いませんでした(笑)
酒巻さん
そうだったんですね!といいながら、僕も新卒でGlobal Walkersに入社しました。
僕の場合は、大学院の院試を予定していたのですが、その大学院でプログラムがあまりかけずスキルアップが望めないんじゃないかという考えがありました。
そこで、まずはエンジニアとして一度就職してしっかりスキルや経験を積んでからでも遅くないんじゃないかと思い就職先を探していたところ、Wantedly経由でGlobal Walkersと出会いました。
就職活動自体も大学4年生の夏から秋にかけて行っていたので、ほんとうにタイミングよく出会えたといったところです。
色々な背景があるんですね。ちなみに実際に入社をして入社前と後のギャップってありました?会社の雰囲気も合わせて教えてください。
平井さん
ギャップというギャップは特にないですね。でも、前回のvol.1のインタビュー記事にも書いてありましたが、会社の雰囲気としてはけっこう黙々と仕事をしている人が多いかもです(笑)
でも、必要なときはしっかりコミュニケーションが取れるので、静かに集中して仕事したい人、コミュニケーションしっかりとりたい人など、どちらのパターンの人にも合うような雰囲気があると思います。
酒巻さん
僕もそれほどギャップを感じたことはないですね。コミュニケーションの部分では、上司や先輩方がランチに誘ってくれたり、たまに無駄話をしたり、プライベートなコミュニケーションもしっかり取れていると思います。
インタビューも終盤になってきました。今後はどんなキャリアを積んでいきたいと思いますか?
平井さん
プロジェクトマネジメントというよりは、エンジニアとしての技術を高めていきたいと考えています。個人での活動でもKaggle(※)というAI関連のコンペティションにも参加して、スキルアップを図っています。
最近、個人で取り組んでいたKaggleでようやく入賞できて結果が出てきたのでとても嬉しいです。さっき言ったように、Global Walkersでの仕事でしっかりと技術の蓄積ができているんだと思います。
酒巻さん
Kaggleはほんとにすごいと思います(笑)
僕の場合は、Global Walkersで取り組んでいる画像や動画に関連したAI開発の経験を生かしてアプリケーションを作ったりできるようになりたいですね。
※Kaggleの詳細はこちら:https://bit.ly/3qOGK9U
次で最後の質問になります!!
お二人としてはどんな人と一緒に働きたいと思いますか?
平井さん
AIに興味を持ってもらえる人がいいと思います。あとは、エンジニアだと自分で勉強したり調べたりして仕事を進めることが多いので、新しいものに対しても積極的に情報収集とかできる人が良さそうです。
僕の体感ですが、勉強しながら仕事をすることでより効率的に仕事ができるようにもなると思います。
酒巻さん
僕もそう思います。
AIはデータが重要なので、データを自分で触ったりするのが好きな人も良いかもしれません。あとはエンジニアの方だと英語の論文とかに触れることが多いので、英語にもあまり抵抗がないと仕事もしやすいかと思います。
平井さん、酒巻さん、どうもありがとうございました!
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次回は、エンジニアで研究職として働いているリサーチャーメンバーにインタビューをしたいと思います!