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異業種から転職し、営業リーダーへ。「プロフェッショナル」を目指して日本の魅力を世界へ発信

的確なコミュニケーションと細やかな気配りでチームを牽引する営業リーダーの木村。ウェディング業界に長年身を置いてきた彼女は、多くの人の人生の節目に携わることで、「自分の人生において何を成し遂げたいか」を考え、異業種の転職としてENGAWAへの入社を決意した。入社して4年を経た彼女は、今ENGAWAでのキャリアをどう振り返るのか、話を聞いた。

▼ 木村静華 / Kimura Shizuka
Cross Border Marketing Dept.

2018年10月にENGAWA株式会社に入社。
青山学院大学卒業後、ウェディングのプロデュース会社に新卒で入社。ウェディングプランナーとして新規顧客の獲得・結婚式プロデュースに従事、その後は同社本部の宣伝広報部マネージャーとして、企業広報や結婚式場(ホテル・レストラン)のマーケティングならびに宣伝広告、新規事業立ち上げに携わる。ENGAWA入社後、Tokyo Weekender※の広告営業や官民のプロモーション戦略の企画等を担当。

Tokyo Weekender(トウキョウ ウィークエンダー)とは:ENGAWAが発行する外国人向けに、日本のライフスタイルを発信するメディアです。

ウェディングの仕事に真摯に向き合う中で芽生えた、
”伝える”を極めたいという想い


-------前職のお仕事について教えてください。
ウェディングプランナーとして、キャリアをスタートしました。目には見えないウエディングパーティを企画するにあたって1番大切にしていたことは、お客様のことをとことん知り、同じ気持ちで一緒にご結婚式の準備をすることです。ご結婚式を控えるご夫婦・カップルとの出逢いを通して、改めて”人の数だけ人生のカタチがある”ことを学びました。生まれ育った環境やお二人がこれまでに歩まれてきた人生を一緒に振り返り、寄り添うなかで、”誰のために何をして、どのようなことを成し遂げたいのか”、自分自身の人生を見直すきっかけとなり、人生が変わるほどの貴重な経験となりました。

その後、広報部に異動となり、オウンドメディアや媒体を活用した情報発信や全国に複数ある結婚式場の施設のブランディングやマーケティング業務に従事しました。市場環境や時代の変化に応じて結婚式のスタイルは変化し、また各地域の慣習によってもトレンドやニーズが異なります。宣伝広報のお仕事を通じて、時勢に合わせた物事の考え方と自社ブランドのコンセプトの在り方、重要性を学びました。

-------ウェディング業界にかなり思い入れのある中で、なぜENGAWAへの入社を決意されたのでしょうか。

ウェディング業界以外の業種におけるPR手法やノウハウを専門的に学びたいと考えるようになったからです。

大学時代のアルバイト経験により、”接遇のプロになりたい!”という夢を抱き、ウェディング業界に進みました。真摯に仕事に向き合う中で、全てのお仕事に”接遇”は必要であることを学び、仕事の本質や宣伝広報の経験から「伝える」ことの大切さを学んだ結果、改めて自身のキャリアの視野が広がったんです。

もともと旅行が好きで、地域ごとの特性や各地の伝統工芸品に関心がありました。幼い頃は伝記を読むことが好きで、モノづくりをする人・地域産品の作り手の想いや歴史を深く知り、携わりたいという想いがありました。そしてウェディング業界でマーケティングに携わった際には、結婚式という慣習を通して、日本文化や歴史、地域の特色に触れることができ、その想いが一層強くなりました。

そんな折に設立間もないENGAWAとのご縁をいただき、「日本の良いもの、こと、サービスを国内外へ伝えていくビジネスモデル」や「日本各地の文化、歴史、伝統を学びながら、自身の成長にも繋がる様々な経験が出来る環境」に惹かれて入社を決意しました。

ENGAWA独自のリソース・ナレッジを活かし、日本のモノ・コトの魅力を発信!

-------木村さんのご担当業務を教えていただけますか?
53年続く英字メディアTokyo Weekenderのメディアプランニングやインフルエンサーを活用したPR企画など、官民の課題解決の為のマーケティング支援を行うClose Boarder Marketing Dept.(以下、CBMと記載します)に所属し、全国各地の事業者様と一緒にお仕事をしています。
例えば、ENGAWAが独自で保有するメディア、そして外国人コミュニティを活用したプロモーションの企画立案をはじめ、日本が世界に誇る観光・サービス・商品の魅力を深掘りしてコンテンツ造成のお手伝いをしたり、多言語ツールの制作を行ったりと、業務内容は幅広く、クライアント様と一緒に課題を解決できるよう日々取り組んでいます。

-------ENGAWAに入社されて印象的だったプロジェクトを教えてください。
沢山ありますが、入社1年目のプロジェクトでいうと2つあります。1つは、「Kyusyu Weekender」というTokyo Weekenderのエリア特集号の立ち上げに携わったことです。
入社2か月目のタイミングでしたが、博多のウィークリーマンションに1ヵ月ほど滞在し、自治体や宿泊施設、メーカーを中心に、営業先の選定からアプローチ・企画までを担当しました。媒体営業を行うのは初めてでしたが、まずはクライアント様のこと・九州のことを知ろうと決意し、1日5件のアポイントを自分に課し、とにかくお客様・メンバーとのコミュニケーションを増やしながら九州の地を歩き回り、一つ一つ課題をクリアにしながらキャッチアップしていました。大きなお仕事を任せていただけることがとても嬉しく、結果を出そうと心に決めて取り組んでいたことを鮮明に覚えています。

-------入社二か月で1ヵ月近くの九州出張!不安ではなかったですか?
不安が全く無かったといえば噓になりますが、初めてのチャレンジに対する期待の気持ちの方が上回っていました。とにかくまずは動くこと。これまで経験してきた全てのことをフルに活用し、活動量を増やすことで自分自身に自信をつけて、試行錯誤しながら、正解を模索していた日々のことはとても心に残っています。

この時に、入社面談にて、代表に伝えていただいた「プロフェッショナル」という言葉にとても勇気づけられました。「プロフェッショナルとは、自分のベストを尽し、目指しているスキルとの差を全力で埋めていく姿勢」という趣旨だったのですが、私の背中を押す言葉となりました。仕事に慣れているかどうか、経験があるかどうかはクライアント様には全く関係ない。自分の仕事に責任とプロ意識をもってお客様を知りたい、伝えたいという想いで活動していました。

そして、何度も九州に足を運び、お客様への提案を重ねた結果、今も継続して一緒に事業を行っているクライアント様も多く、またお客様からのご紹介がきっかけで新しいビジネスが生まれるなど、大きな成果に繋がっていると思います。

その土地の人との繋がりを強めて、地域活性化に貢献する。クライアント様から学ぶことがとても多くあります。沢山の方との出逢いとENGAWAのナレッジが糧となり、日本の魅力を伝えるミッションを果たすことができていることにとてもやりがいを感じています。

-------もう1つのプロジェクトは?
もう1つは、スポーツメーカーのプロジェクトです。
入社当時にメインで担当していたTokyo Weekenderの読者層は、主に英語圏(欧米圏)なのですが、クライアント様がターゲットとしている市場は中華圏でした。新たな課題に直面しましたが、社内で調整を行い、中華圏向けのインフルエンサーを活用したライブ配信をご提案して、無事に受注することが出来ました。その後も同スポーツメーカー様より、ラグビーワールドカップの開催に伴い、「欧米語圏をターゲットに、協賛しているチームを通じてブランドの認知拡大をしたい」と再度ご相談いただき、Tokyo Weekenderを活用したプロモーションの実施に繋がりました。単発的な取り組みではなく、継続したお付き合いができたことが何より嬉しかったことを思い出します。

ENGAWAの前身であるPR会社の知識や多言語メディアのノウハウを持っていること、そしてデジタルマーケティングの先駆者であるAnyMind Groupの多様なリソースを活用して、クライアント様の目的や課題に合わせたご提案が出来るのがENGAWAの強みであり、他社にはない魅力だと思います。

出会えて良かったと思われる営業に。
そして、各メンバーが仕事で想いを成し遂げられる豊かなチームに。

-------お仕事で大切にされていることはありますか?
お客様・一緒に働くスタッフとの出会いを【一期一会】と考えています。
ソリューションの提案の幅が広く、全ての経験が活かせるお仕事だからこそ、全ての出逢いを大切にして目の前にいる方の為に何が出来るかを真剣に考えています。お仕事上の関係性で終わらず同志となれるように、”出会えて良かった”と思っていただけるように、誠心誠意、心を込めて接することを心がけています。

-------今後の木村さんのビジョンを教えてください。
課題解決の為の様々なマーケティングやPR手法の実績を積み、お客様のどのような課題に対しても任せていただける、対応できるプロフェッショナルになりたいです。多様化する時代に合わせて多業種のお客様に対応できるように、もっと多くの経験を積む必要があると考えています。自分の成長が会社の成長にも繋げられるように仕事をしたいと考えています。

また、リーダーとしては、各メンバーが自分で乗り越えたことや経験を共有したり、仕事を通して成し遂げたいことを達成できるようなマネジメント力を身に着けたいと思っています。今後は事業の拡大に伴い、チームメンバーも増えると思いますが、仕事を通じて豊かな毎日を送ることができるようなチームを作っていきたいです。

■ お出かけ先の鎌倉にて、着物で散策する木村さん

■ Mgrより
未経験からのスタートでしたが、持ち前の行動力とコミュニケーションスキルの高さで、転職後直ぐに成果を出しています。その後も、その経験を活かし大きなプロジェクトを次々とこなし、チームの成長に貢献してくれました。

■ 同僚より
様々なクライアントとコミュニケーションをとることは大変です。でも、いつも笑顔を絶やさず、粘り強い木村さんと一緒だと、難しい案件も楽しいチャレンジとして乗り越えられます。クライアントに丁寧にヒアリングし、寄り添う提案ができる姿勢は、まさに営業のプロフェッショナルです。

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