今回は、社内で使われているタイピングゲーム”TYPIT(タイピット)”をご紹介します!
TYPITはエンジニア教育に携わっているメンバーが中心となって開発したプロダクトで、昨年の11月に社内リリースされました。
TYPIT(タイピット)とは?
”タイピングをしながらプログラミングに役立つコンテンツを学べる!”をコンセプトとしたタイピングゲームです。
1番の特色は、タイプする用語がITに関する内容のみだということ。
タイピング速度を早められることはもちろん、タイピング練習しながらエンジニアが知っておくべき単語やよく使用するコマンドを覚えられます!
プロダクト名の由来は、「Type It!(タイプしよう!)」と「Type IT(IT系のタイピングゲーム)」のダブルミーニングです。
開発の経緯は?
「研修講師として教育に携わっているメンバーも、実際に何かを開発しながらチームビルディングしたり開発力をより向上させたい」という意見があがり、教育チームメンバーでプロダクト開発を行うことにしたそう。
そこからどのようなプロダクトを作るのかアイデアを出し合い、以下のような意見からTYPITの開発に至りました。
- 研修中のメンバーが楽しみながら学習できるコンテンツを用意したい。
- 既存のタイピングゲームは日本語での入力が多く、プログラミングでよく使う指の運びを学習できない。
- 完成物を社内OSS化して、社内のエンジニアメンバーが新しい技術スタックに触れられる機会を作りたい。
使われている技術スタックは?
バックエンドはGo(Echo)、フロントエンドはReact(TypeScript)で開発しています。インフラはAWSを使用し、バックエンドは ECS on EC2、フロントエンドは Cloudfront + S3 にデプロイしています。
社内で扱う機会が多くないGoを使用することで、会社のナレッジ蓄積やメンバーが新しい技術に触れられる機会づくりに貢献しています。
TYPITを使ってみた
実際にTYPITをプレイしてみました!
▲タイプする用語は技術別に選択ができます。今回はJavaScriptコースに挑戦してみました。
▲選択した項目ごとに専門用語が表示されます。単語はプログラミング講師が選別しているため、技術を扱う上で本当に必要な用語のみ表示されます。
▲タイピング速度や正確性などで評価されます。(記号や大文字小文字の使い分けも多くなかなか難しかったです…笑)
▲今回出てきた単語一覧が表示されます。気になる単語をクリックすると用語の意味を詳しく解説してくれます
社内イベントでも活用中!
2023年の納会の際に開催されたタイピング大会では、決勝戦でTYPITを使用しました!
タイプする内容を社内でカスタマイズできるため、決勝戦専用の難易度の高い問題を作成したり、社内の人ならクスッと笑えるような内輪ネタを入れてみたりと、大会の盛り上がりに貢献していました。
今後は、ユーザー同士がスコアを競い合えるランキング機能や難易度ごとのゲームモード追加、管理画面の機能充実など、様々なアップデートを検討しています。
いつか社外にもリリースするかもしれません。皆さまお楽しみに!