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【One Story】叩き上げの語学スキル!――海外パートナー企業とクライアントが"よし"とするものに向き合い続けて築いてきたキャリア

こんにちは!株式会社ギャプライズ HR推進室の川満です!

ギャプライズで活躍しているメンバーの『One Story』をお届けします。第4回は、ギャプライズで初めてビジネス英語を使用するようになり、また様々なスキルを身につけてきた天木 伸(あまき しん)との対談形式のインタビューです。「語学力をどのように仕事に活かしているのか、カスタマーサクセスの仕事にはどんな魅力があるのか」をイメージしながら読んでいただけたら幸いです。

参考:
YOTPO:https://www.yotpo.jp/
四半期MVP受賞時インタビュー:
https://www.wantedly.com/companies/gaprise/post_articles/205130

■心も身体もリフレッシュ!クライアントに真摯に向き合う毎日

川満:天木さん、よろしくお願いします!

天木:よろしくお願いします!

川満:本日は、面談や面接でお会いする候補者の皆さんから「語学力を活かして働ける環境ですか?」「ギャプライズのカスタマーサクセスの人はどんな働き方をしているんですか?1日の仕事の流れを教えてください」という質問をよくいただくので、語学力を活かしながらカスタマーサクセスとして奔走している天木さんのお話を聞かせてもらいたいと思います!

天木:私で良ければ何でも聞いてください!

川満:何でも…ですか?

天木:あ…許容範囲内でお願いします(笑)。

川満:では、ギリギリを攻めていきたいと思います(笑)!

天木:お手柔らかにお願いします!


――まず1日の仕事の流れの前に、天木さんの朝の始まりを教えてください!

天木: まずは起きたら部屋の掃除をして、ラジオを聞きながら簡単な筋トレをします。その後に朝食を食べて、プロテインやコーヒーを飲んで一息ついたところで仕事を始めるようにしています。

川満:朝から筋トレですか!?すごい健康的ですね…始めたきっかけは何かあるんですか?

天木:2018年頃に福利厚生の一環で、ギャプライズに「ニンジャ先生」という整体師の人が来てくれていたことがあったんです。その人が「心の健康は体の健康とイコールです!」という話を熱弁していて。体の調子を整えるのがすごく大事なことだと理解してからは、特に健康を意識をするようになりましたね!

川満:健康を意識するようになったのは、整体師さんの影響だったんですね。

天木:はい、でも筋トレはもともと休みの日や平日の夜にやっていました!

川満:朝に変えたのは何か理由があるんですか?

天木:仕事を始める前に筋トレをすると気持ちがすっきりするんです!朝から体を動かすことで、何事にも耐えられるような気がしますし、もちろんストレス発散にもなります。仕事にも効果は出ていますが、どちらかと言えば仕事のためというよりは自分のためにやっていますね(笑)。

川満:確かに!朝から体を動かすとリフレッシュして仕事に挑めそうなイメージがありますね!ちなみにラジオは決まった番組を聴いているんですか?

天木:決まった番組ではなく、その日の気分に合わせて色んな番組を聴いています。ラジオと言えばニュースや音楽のイメージが強いと思いますが、他にもインタビューなどたくさんのコンテンツがあるんですよ。

川満:朝に新聞を読むという話はよく聞きますが、ラジオを聴くのは盲点でした!私も試してみようかなぁ…。

天木:仕事以外の情報を目からではなく耳から入れることで、すごく頭がリフレッシュするのでぜひ試してみてください!

川満:ありがとうございます!


――それでは本題に入りますが、カスタマーサクセスである天木さんの1日の仕事の流れを教えてください!

その日の状況によって変わることもありますが、大体こんな感じですね。


川満:クライアントとの打ち合わせがメインなんですね。

天木:そうですね、ツールを使ってもらうための改善提案や契約更新に関する打ち合わせがメインです。私がカスタマーサクセスを担当している『YOTPO(ヨットポ)』というツールは機能の1つにUGCを集める機能があります。そもそもUGCとは「ユーザー生成コンテンツ」と呼ばれていて… 具体的には個人のSNSの投稿や写真、ブログなどユーザー発信のコンテンツのことを指します。YOTPOはそれらをユーザーから収集してクライアントのマーケティングに活用することができるツールなんです。

川満:ふむふむ…クライアントはYOTPOを主にどうやって使っているんですか?

天木:主にクライアントの自社サイトへレビュー(口コミ)を掲載するために、商品を購入してもらったユーザーに対して、レビューやInstagramの動画、写真などを収集をするためのメールを送っています。

川満:私もインターネットでお買い物したときにレビューのお願いメールがよく届きますね。

天木:それです!そのメールを送信するにあたって、「本文」「タイトル」「送信元アドレス」など、たくさんのユーザーにレビューを投稿してもらうための内容をクライアントと決めています。

川満:なるほど!レビュー収集の裏側ではそんなことが起きているんですね(笑)。

天木:すごく大事なところなんですよ!その後はクライアントが持っている自社サイトへ収集したレビューやInstagramの動画、写真を掲載するための案内をしています。

川満:他にはどんなやり取りがありますか?

天木:機能に関する問い合わせや運用サポートもしていて、主に細かい設定方法や機能の利用方法を説明することが多いです。他にもトラブルが発生した場合やクライアントからのご意見への対応もしていますよ。

――クライアントからのお問い合わせにはどんなものがありますか?

天木:「もっと有効な活用方法を知りたい!」や「効果が出たので新しいサイトにも実装したい」など、今よりもっと効果的に使える方法はないかといった前向きなお問い合わせをいただくことが多いですね!

川満:確かに!せっかくならツールをより有効に使いたいですよね!

天木:そうですね。ただ必ずしも良いことばかりではなく、トラブルもあるのでそれに対する問い合わせや修正、報告をおこなうこともあります。

川満:トラブルのお問い合わせはどんな対応をするのでしょうか。

天木:まず発生している事象を確認し、過去に発生した事象への対応方法をまとめたものがあるので、ギャプライズ内で完結できるかどうかの判断をします。こちらで判断や完結が難しい場合はYOTPO社に問い合わせて、適切な判断をもらってから対応していますね。

川満:対応方法のまとめがあるんですね!迅速な対応ができそうですね!

天木:クライアントからのお問い合わせは、とにかくスピードを意識して対応しています!

川満:他にはどんなお問い合わせがありますか?

天木:お問い合わせではないのですが…クライアントがYOTPOの機能を100%使いきれていないことがあります。もちろん契約のタイミングでクライアントの"実現したいこと"のヒアリングをおこなっていますが、一部の機能しか活用できていないことがあるんです。その場合は、他の機能について改めて説明をしながら有効な活用方法を案内しています。また別途、クライアントへの改善提案を3ヵ月ごとにおこなっていますよ。

川満:機能が100%使いきれていないのはもったいないですよね。

天木:そうなんですよ!効果的に機能を活用してほしいと思っています!YOTPOはレビューなどの収集以外にも機能がたくさんあるがゆえに、クライアントがすべての機能を上手く活用できているわけではないんですよね…。

川満:機能が多いと理解するのも大変そうですよね…。

天木:そうですね。なので、私たちカスタマーサクセスがクライアントの"やりたい"を実現できるように、積極的に他の機能を提案したり、YOTPOをより効果的に活用するための打ち合わせをすることが重要だと思っています。

川満:しっかり伴走してくれる頼もしいカスタマーサクセスなんですね!

天木:まだまだこれからですが…たくさんのクライアントの"やりたい"に応えていきたいですね!

川満:たくさんのクライアントの"やりたい"を実現して、幸せいっぱいの天木さんを見れるのを楽しみにしています!

■英語を用いて業務に邁進、イスラエルと日本の文化の違いに苦心した日々

――業務の中で、英語は日本語と比べてどのくらいの割合で使いますか?

天木:日本語が6割、英語が4割くらいの割合ですね。クライアントは日本企業なので日本語がメインになりますが、YOTPO社をはじめとした海外パートナー企業とは英語でのやり取りになります。

川満:海外パートナー企業とは英語を用いてどんなやり取りをするんですか?

天木:チャットやメールでの進捗報告がメインで、他にも資料の翻訳やオンラインでの打ち合わせで英語を使っています。

川満:チャットやメールなどのテキストでのやり取りがメインなんですね。

天木:そうですね。打ち合わせとなると先方もイスラエルなので、どうしても時差が生じてしまいます。時間帯も考慮してテキストでのやり取りが多いんですよ。


――海外に留学して英語を習得した天木さんですが、仕事で英語を使う際に苦労したエピソードはありますか?

天木:私自身、留学こそ経験していてもビジネス英語を使った経験が無かったため、ギャプライズへジョインした当初はビジネス英語の壁にたくさんぶつかりましたね(笑)。例えば、入社してすぐにYOTPO社からツールの使用方法を直接トレーニングしてもらっていたときも、機能の説明をしてもらっても「YOTPOがそもそもどんな価値提供ができるのか」という"クライアントのメリット"を理解するのにすごく時間がかかりました。もう何を言ってるのか本当にわからない状態でしたね(笑)。

川満:何を言ってるのかわからない…その大変な状況はどうやって乗り越えたんですか?

天木:トレーニング資料を何度も読み返し、わからないところを「なぜわからないのか」まで落とし込みながら復習していました。また、わからないことはすぐにYOTPO社に伝えるようにして、ひとつひとつ解消していくことを地道に繰り返していましたね。私がYOTPO専任のカスタマーサクセス第1号だったので、もうやるしかないって感じでした(笑)。

川満:愚直に向き合ったからこそ今の天木さんがあるんですね!他に大変なことはありましたか?

天木:他には…コロナ以前はYOTPO社の方々が定期的に来日していたんですが、その際の打ち合わせで提案から議事録の作成、通訳を1人で同時進行でしなければならなかったことがありました。1人で3役くらいやっている感じでしたね。

川満:わぁ…さすがにその状況は天木さんが3人欲しいところですね(笑)。

天木:私もその当時は同じことを思っていました(笑)。ただ、大変ながらもとても良い経験だったと思っています。


――イスラエルと日本の文化にはどんなギャップがありましたか?

天木:YOTPO社をはじめとしたイスラエルの方々は「とりあえず始めてみよう」という感じで、とにかくスピードが早いんです。一方で、日本企業であるクライアントの方々は「細かいところをちゃんと決めてから始める」という傾向であることが多いため、お互いがスピード感にズレを感じてしまうことがありましたね。

川満:スピード感が合わないと衝突が生まれそうですが…。

天木:そのとおりで、クライアントからするとセキュリティ要件の確認や社内の稟議などでどうしても時間がかかってしまうことがあるんです。なので、最初はYOTPO社になぜクライアントの時間がかかっているのかを説明することが大変でしたね(笑)。現在は、とにかく早くYOTPO社にクライアントのステータス状況を伝えることを心がけています。

川満:イスラエルとクライアントの橋渡しとして奔走されているんですね。

天木:そうですね!他にもYOTPOのアップデートでクライアントが使えていた機能が急に無くなってしまい、YOTPOを継続利用するなら割引をして欲しいという依頼を受けたこともありました。その際にYOTPO社とクライアント両方に何度も説明と交渉をおこなったことは苦い思い出です(笑)!

川満:え!?急に機能が無くなるものなんですか?

天木:常により良いサービスへと進化を目指すのがイスラエル企業の特徴なんです。機能のアップデートは頻繁におこなわれ、"昨日までできていたことが急にできなくなる"なんてことも発生することがあります。だからこそ、クライアントへ納得のいく説明をすることが大変なときもありますね。

川満:常に良いサービスを目指しているからこその頻繁なアップデートなんですね。

天木:そうですね。YOTPO社からのアップデート情報をただ伝書バトのように伝えるのではなく、自分でちゃんと状況や内容を理解したうえで、クライアントへ伝えることが重要なんだと気づきを得る機会にもなりましたね。そうすることがクライアントの安心感にも繋がると思っています。

川満:少しずつ試行錯誤しながら改善されていく様子が伺えて本当にすごいなと思います。

天木:改善という点においては、これからも常にバージョンアップしていきたいと思っています。


■他責から自責へマインドを変化させ、クライアントと海外パートナー企業と成長していく

――入社してから天木さんに起こった考え方やマインドの変化はありましたか?

天木:ありますよ!考え方の点では、色んな物事を"自分ごと化"して考えられるようになり、常に相手が自分の立場だったらどう考えるかを意識しています!

川満:すごい!具体的なエピソードはありますか?

天木:入社してすぐの頃はクライアントへ「良かったらこの機能も使ってみてくださいね」というような、少し控えめな提案をしていたんですよね。ただ、それだとクライアントは使ってくれず、なかなか成果が出ないことが続きました。なので、しっかりとクライアントの立場に立ったうえで「成果を出すために絶対にこの機能を使ってください!」というような、とにかくツールを使い込んでもらうための提案を心がけるようにしたんです。

川満:その考え方を変えたことでどんな変化がありましたか?

天木:こうした考え方の変化により、すべてはクライアントのためになると信じて、どんなに細かい内容でもしっかりとクライアントの"やりたい"の実現に繋がるかとセットで伝えるようになりましたね。

川満:相手の立場から考える…大事な考え方ですよね。マインドの方はどうですか?

天木:マインドの点では、相手に何かを求めたり疑問を持つよりも、まずは自分の行動から変えていこうと思うようになりました。入社してすぐの頃は目の前の業務に精一杯でしたが、2~3年経って業務にも慣れてくると、物事がうまくいかないときに…相手に対して「どうして?」「なぜ?」と思うことが増えるようになってしまったんです。

川満:できることが増えると、余裕が出て色々と見えてきますもんね。

天木:そうなんですよ。それではいけないと思って…まずは「自分がどう動いたら物事を前に進められるか」というように、他責から自責へとマインドを変化させていきました。

川満:変わろうと思ったきっかけはあったんですか?

天木:クライアントとのやり取りの中で進行が遅くなったり、連絡がなかなか来なくなってしまったことがあったんです。そうすると「なぜ?」と思うことが増えていって。その「なぜ?」を確かめるためにクライアントに事情をヒアリングしてみると、私の説明不足だったり、伝えている情報が不十分なことでクライアントも進めることができないと言われてしまって…すべて私に要因があることに気づきました。

川満:それはどのように改善されたんですか?

天木:とにかく情報に不足が無いように伝えたり、海外パートナー企業とクライアントの両者の意見を取り入れるようにしました。情報もただ伝書バトのように伝えるだけではなく、進めるために「こうしたらどうでしょう?」という提案を加えることでクライアントから感謝されることが増えたんです!

川満:どうしたら進むのかを考えるきっかけになったのはとても良い経験でしたね。

天木:そうですね、海外パートナー企業とクライアントと共に成長してきたなと感じています。それからは両方の意見をただ聞くだけでなく、こちらの意志もしっかりと伝えるように心がけています。

■得たスキルを活かしながら、キャリアを通じて目指す新たな挑戦

――ギャプライズではどんなスキルが得られましたか?

天木:色々ありますが…1つはイスラエルと日本という文化や考え方が異なる中で仕事をしてきたことで柔軟な対応力が養われたと思っています。

川満:天木さんの柔軟性はそこにポイントがあったんですね。

天木:いやー…実際は全然まだまだですけどね(笑)。また、クライアント対応の際に端的かつ具体的に伝える話し方も常に意識してきたことなので、伝達力も身につけられたと感じています。

川満:そういえば、先ほどから伝え方や調整に奮闘されていたエピソードが多かったですよね。

天木:そうですね。最後に海外最先端ツールに触れながら働くことで、ITやマーケティングに関する知識や海外のトレンド理解はすごく深まったと思います。

川満:色んな知見に触れられるのは業界からしてもやはり強みなんでしょうか?

天木:ここは圧倒的な強みだと思います。ただ一方で、海外と日本の考え方や文化のギャップをすごく感じるところだとも思っています。先ほども話しましたが、特に物事の進め方においての文化の違いは大きくて。イスラエルの「とにかくやってみる」スタイルは、私自身が何でもチャレンジしてみることが好きなので合っていますが、リスクヘッジを怠らない日本の進め方にも共感する部分はあります。

川満:海外と日本の考え方やギャップがある中で、どうやって両者に寄り添っているんですか?

天木:海外パートナー企業と協業できているからこその強みを活かしながら、いかにクライアントの"やりたい"に応えていくかを考えて行動しています。クライアントの"やりたい"を実現することが、結果的に海外パートナー企業のビジョン実現にも繋がると思っています。

川満:クライアントも海外パートナー企業も「よし」とするものを追い続けているんですね。

天木:はい!また、海外パートナー企業との折衝から語学力も鍛え上げられたと思っています。日常会話レベルからビジネ会話レベルへ成長するきっかけにもなったなと感じていて、ここは自身の実現したかったことの1つなので…とても嬉しいです!

川満:海外との折衝を繰り返し続けたことで語学力も鍛えられたんですね!

天木:ギャプライズと海外パートナー企業にはすごく成長をさせてもらったと思っています。


――仕事の面白い部分や、難しさを感じる部分を教えてください。

天木:難しい点からお伝えすると、当然かもしれませんが海外最先端のツールと言えど、それだけではクライアントの課題をすべて解決することはできないという点ですね。その中で「どうやったら解決できるか」「どんな手段を組み合わせれば解決できるか」という最適解を見つけることが仕事の難しさとしてあります。

川満:なるほど、面白さという部分ではどんなことがありますか?

天木:イスラエルの人たちと近い距離で仕事ができる点はすごく面白いと感じています。YOTPO社の人たちは特に頭の回転が早くて、しかも仕事とプライベートのオンオフがはっきりしている人たちが多いんです。切り替えがすごく上手にもかかわらず、成果を出し続けているので学ぶことが非常に多いですね。

川満:ちなみに天木さんはオンオフの切り替えはしっかりされているんですか?

天木:努力はしています(笑)。最近は仕事をするときとプライベートの時間にちゃんと区別をつけるようにしていますね。

川満:そうなんですね。区別をつけることで何か変化はありましたか?

天木:自分のやりたいことに時間が使えるので、勉強する時間も増えて新しい発見と知識が増えました。また、新しい発見によって違う方向から物事を見ることができるようにもなるため、その知見が仕事に使えることもありますね。

川満:ご自身でバランスを保ちながらも成長に励んでいるんですね。私も見習います!


――クライアントとの忘れられないエピソードはありますか?

天木:私が初めて担当したクライアントとのエピソードが特に印象に残っています。

川満:具体的にはどんなエピソードだったんですか?

天木:私のカスタマーサクセスデビューの際に、スーツケースを販売しているクライアントを担当をさせてもらったんです。スケジュールやこれからYOTPOをどう使用していくかのキックオフミーティングをおこなったんですが、その際にスケジュールの組み方を失敗してしまい、60分でするはずの説明を10分でしてほしいと言われてしまって…説明がまったくできなかったんですよね。

川満:それは悔しいですね…。

天木:めちゃくちゃ悔しかったですね。ただ最初の印象こそ良くないスタートになりましたが、挽回しようという気持ちから根気強く「もっとここを改善していきましょう」と積極的に提案をし続けていきました。その他にも、クライアントからの緊急な依頼に対して迅速な対応を繰り返していったら、YOTPOだけでなくカスタマーサクセスとしての私も評価していただけたんです!

川満:それはすごく嬉しいですね!

天木:その後のクライアントインタビューの際に「YOTPOの機能面については、まだまだ使いきれていないものも多いので…正直まだお気に入りとまでは言えません。どちらかというと、担当の天木さんをはじめとしたYOTPOチームのカスタマーサクセスがすごく気に入っています」とまで言ってもらえて…モチベーションがすごく上がったことを覚えています。また、もう少し後にクライアントがツールを使いこなして成果もちゃんと出ていることがわかったときは本当に嬉しかったですね。


――これから挑戦してみたい仕事はありますか?

天木:2021年6月からYOTPOのカスタマーサクセスと兼任で、次世代Eコマース向け画像認識AIテクノロジーの『Syte(サイト)』の立ち上げに挑戦しています。新規ツールの立ち上げに積極的に手を挙げて、経験を積むことで幅広いツールを取り扱えるようになり、多くのクライアントの"やりたい"を実現していきたいと思っています。

川満:具体的に新規ツールの立ち上げではどんなことをしているんですか?

天木:ファッションや家具のECサイトを持っている企業に対して、SyteのビジュアルAIを使った画像検索エンジン機能を新規提案する予定です。また立ち上げをするにあたり、まずはツールの理解をしながらWebセミナーの準備やメルマガ、広告の作成をおこなっていきます。

川満:商品の理解やWebセミナーの準備は具体的にどんなことをするんでしょうか?

天木:実際にSyteを導入している企業のサイトを見て、実際にユーザーとして機能を利用したうえでどんな提案をするかを考え、提案資料に落とし込んでしています。さらに次世代のツールということもあり、まだまだ認知度が低いツールなので、もう少し具体的な内容を発信するためのメルマガやWebセミナーの準備、事例に関しての記事作成もおこなっていきます。

参考情報:
https://syte.gaprise.jp/


――これからどんなキャリアを考えていますか?

天木:直近の目標だと2021年9月で17期が締まるため、チーム目標を達成できるように既存クライアントの更新はもちろん、新規サービスの立ち上げでとにかく貢献をしていきたいと考えています。立ち上げ中のSyteがチームの第2の柱として形になるように動いています。

川満:主軸のツールを増やしていくということですね。

天木:はい!新規ツールの立ち上げ経験を積むことでカスタマーサクセスだけではなく、インサイドセールスやフィールドセールスなど様々な視点から、サービス全体を捉えられるようになりたいと考えています。

川満:様々なポジションで活躍していきたいということでしょうか?

天木:そうですね!将来的にマネージャーを経験することも視野に入れているため、様々な視点で仕事ができるようになりたいと思っています。

川満:天木さんがオールラウンダーになれるよう、私たちHR推進室も全力でサポートします!

天木:ありがとうございます!よろしくお願いします!

■ギャプライズは向いているのは自走できる、折れない心を持っている人

――ギャプライズの良いところはどんなところですか?

天木:2つあります!1つは、手を挙げたら何でも挑戦できるチャンスがあるところです。既にあるものではなくて、新しく何かに取り組むことに前向きな人たちがすごく多く、キャリアアップを望んでいる人にとって「厳しいけど挑戦できる環境」であることはすごく良いところかと思います。

川満:挑戦したい人にとっては良い環境ですね!もう1つの良いところも教えてください!

天木:もう1つは、取り扱っているツールの豊富さですね。ここはギャプライズならではの独自性や強みの部分だとも思っています。取り扱っているツールの数が多いことで、クライアントへの提供価値が増えることはもちろん、常に新しいツールに触れることで驚きの連続というか…働いていてなかなか飽きが来ないと思います(笑)。


――ギャプライズの伸びしろがあると思うところはどんなところですか?

天木:むしろ伸びしろしかないと思っています(笑)。挑戦的な風土や組織としての瞬発力がある一方で、物事への持久力がまだ足りていないなと感じる部分はありますね。持続させるための仕組みづくりをこれからしていきたいと思っています。

川満:持続させるための仕組みづくりとは具体的にどんなことですか?

天木:着手中ではありますが、職種ごとの教育体制に関して…自走していくためのマニュアルが圧倒的に少ないことが業務の属人化に繋がっていると捉えています。会社として「日本のデジタルマーケティングを世界標準へ」とビジョンを掲げていますが、チーム単位で見たときに、マニュアルの作成や共有など各ポジションの役割によって目指す目標に差が起きているなと感じていますね。

川満:教育に関してのマニュアルは作成が進行しているものもありますよね。

天木:そうですね。そのうえで全体目標に向けてチームの目標を統一させる必要があると思っていて、今はそれを基にした教育制度を作っていく段階にあると考えています。また、年間を通してある程度やることが決まっているにもかかわらず、チームによってやり方が違ってしまっている点も問題として捉えています。どの所属部署のメンバーでもできるように管理していった方が幅広くツールを取り扱っていくうえでは、個々人が幅広く対応可能になるのではないかと考えています。

川満:最近では部署横断で事例の共有とかもされていましたね?

天木:そうですね。そういったものをどんどん仕組み化していく必要があるなと思っています。

川満:伸びしろを埋めても、また次の伸びしろが出てくると思いますが…HR推進室も尽力していきます!


――ギャプライズはどんな人が向いていると思いますか?

天木:「どうやったら物事を前に進めていけるか」を前向きに考えられる人は大歓迎ですね。また、何か大きな問題に直面した際に心が折れずに、しっかりそれに向き合って行動できる人も向いていると思います。問題なんて起こって当たり前ですからね(笑)。

川満:反対に向いていないと思うのはどんな人ですか?

天木:指示待ちタイプの人はもちろん、仕事を進めていくにあたって他責にしがちな人はギャプライズには絶対に向いていないと思います。ここはキッパリ言いますが…そんな人は応募しないでほしいです。

川満:確かに…何事も自責と捉えられる人がギャプライズには多い印象ですね。

天木:そうですね。物事をちゃんと"自分ごと化"して行動できている人が活躍しているなと感じます。自由に挑戦できる分、同時に責任もついてくるため、他責にするような人はギャプライズで活躍するのは難しいでしょうね。


――最後に、未来のメンバーへメッセージをお願いします!

天木:自ら考えて動きたい、何かに挑戦したいと思っている人は大歓迎です。今はそうではなくても、そうなるための覚悟がある人や、何かを切り開きたいと思っている人にはとても魅力のある環境だと思いますよ。私も最初はメールの使い方もわかりませんでしたが、今は問題無くクライアントや海外パートナー企業と折衝ができているので…最終的には本人のやる気次第だと思います(笑)。

川満:まぁ結局はやる気次第ですよね(笑)。

天木:そうですね!ただ決して楽な仕事ではないですし、厳しいと思う瞬間も多々あります。やる気のあるメンバーたちと時にはぶつかり、切磋琢磨しながら「自分で物事を動かす力」を身に付けたい人には最高の環境だと思います!

川満:ありがとうございます!語学を活かしたいという人向けにも、何かメッセージをお願いします。

天木:基本的にクライアントは日本企業なので、使う言語は日本語がメインになりますが、海外パートナー企業とのコミュニケーションはすべて英語です。言語の壁だけでなく、主張の強い手ごわい海外パートナー企業ばかりなので、海外パートナー企業側の意見をただ聞くだけではなく、自分やクライアントの思っていることや"やりたいこと"をしっかりと伝えられる人、伝わるまで諦めずに粘れる人でないと正直難しいと思います。そこは覚悟しておいてください(笑)。トライアルアンドエラーを恐れない、熱いキモチで物事に立ち向かえる人にぜひ来ていただきたいです!

川満:私もそんな人にぜひ来ていただきたいです!天木さんならではの色々なお話が聞けました!ありがとうございました!

天木:私で良ければ、またいつでもご相談ください!

川満:これから入社してくるメンバーも、きっと頼もしい天木さんに会えるのを楽しみにしていると思います!これからもよろしくお願いします!

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