【採用Tips】就活生必見!自己分析のコツについて解説 | 株式会社FYF
こんにちは。採用担当の錬金術師です。当社、FYFは、ITインフラの設計・構築から運用・保守までワンストップで対応できることを強みに、15期連続黒字経営継続中のITインフラのプロ集団です。25卒は...
https://www.wantedly.com/companies/fyf-h/post_articles/881638
こんにちは。採用担当の錬金術師です。
当社、FYFは、ITインフラの設計・構築から運用・保守までワンストップで対応できることを強みに、15期連続黒字経営継続中のITインフラのプロ集団です。
25卒は例年よりも、活動時期の早期化がさらに進んでいます。インターンシップに参加したり、
面接などの選考を受けていたり、既に就職活動を始めている学生さんも多いかと存じます。
▼前回のストーリーはこちらから
面接では、「なぜ」に対する明確な説明をした上で、入社後のキャリアを見据え、将来のビジョンを描き、アピールすることが重要です。
この学生はなぜ、当社に応募してきたのだろう?
なぜ、当社でなければならないのだろう?と、面接官は応募された理由を知りたいのです。
学生さんにとっては、同じ業界・職種であれば、他社でもいいと思うかもしれませんが、就職活動では、自らの志望動機を明確にして、企業に対してアピールしなくてはならない場面が沢山あります。
企業は志望度が低い学生よりも、志望度が高い学生を優先したい、さらには自社にマッチする人を採用したいので、「なぜ」に対して、明確に、的確にアピールする必要があります。
就職活動は、自分の価値観を大切にした上で、自分に合った選択をできるようになることが目的です。
普段の自分を偽り、取り繕う必要はありません。選考の場では、普段通りの自分で臨みましょう。
採用担当の錬金術のプロフィール
私は、大学院修士課程を修了後、大企業に技術系総合職として入社しました。その後は、中小企業やベンチャー企業を経て、2021年12月にFYFに入社しました。採用業務を中心に、総務などのバックオフィス業務も担当しております。さまざまな業種や職種での就業経験があるので、自らの経験を基に採用人事側の目線も踏まえて、学生さんのお悩み事を聞いてアドバイスをしております。
プロフィール:https://www.wantedly.com/id/fyf_saiyou_s
就職活動の前半で参加する面接やグループディスカッションでは、緊張してしまって上手く話せなかったり、思うように自己アピールができなかったりするでしょう。
それは、圧倒的に『自分の言葉で話す経験(アウトプットの経験)』が足りないから。
面接では、自分が話したい内容を話すことや、自分をアピールすることばかりに意識を囚われず、面接官がどういう意図で質問をしているのか、どういう回答が求められているのかと、常に思考を巡らせながら会話をすることが重要です。
面接官は、あなたが社内外の人に対して、どのように立ち振る舞うのかを想定しながら、あらゆる質問を投げかけています。
①話し方
表情、目線、言葉遣い、声のトーンや大きさ、話す速度を調整しましょう。
<よくあるNG例>
表情が硬い、相手の目を見て話していない、敬語で話せていない、
声に覇気がない、声が小さい、緊張で早口になってしまう
②内容
質問の意図に沿った内容を話しましょう。
<よくあるNG例>
質問に対して、的外れな回答をしてしまう
③構成
結論・理由・結論の順番で話しましょう。
<よくあるNG例>
結論から話さず、エピソードの最初から最後まで説明する
④分量
相手の反応を見ながら、時間を意識して適量で話しましょう。
<よくあるNG例>
質問に対して、一言で返す。
エピソードを2つ、3つと続けて話す。
面接対策が不十分な学生との面接でよくあるケースを基に、面接官が学生に対して、どのような印象を抱き、どのように学生を評価しているかについてご紹介します。
・質問を意図を理解できず、的外れな回答をしてしまう
→ 質問内容を理解していないな。お客様の求めている内容を上手く汲み取れるかな。
的外れな回答をしてしまい、お客様に不快な思いをさせてしまうかも。
・質問の意図は理解しているが回答が長すぎる。ダラダラ話していて、何を言いたいのか分からない。
→ 結論から話してほしいな。理屈が合っていないし、要約できていないな。
自分の話し方や話す内容を客観的に分析できていないな。時間に対する認識が甘いな。
・質問の意図は理解しているが回答が短すぎる。何を聞いても一言で回答する。
→ 説明能力や表現力が足りないな。自分で話を広げることをしてこなかったのかな。
自分の伝えたいことが、相手にちゃんと伝わるように意識して話せていないな。
応募書類では印象が良かったけど、面接で話すと印象があまり良くなかったな、
応募書類では印象が悪かったけど、面接で話したら意外と印象が良かったな、
というケースはよくあります。職種や仕事内容に関わらず、コミュニケーション能力は必要なスキルで、後天的に伸ばしていけるスキルでもあります。
自己分析のコツにて、客観的思考力を養うために、接客・サービス業のアルバイトをすることをお勧めしましたが、面接の場でも、接客・サービス業のアルバイトの経験が活きてきます。
学生時代に接客・サービス業のアルバイト経験がある学生は、自分の言葉で話すことに慣れており、面接の場でも落ち着いて、自分をアピールすることができている学生が多い印象です。
常連さんがいらっしゃる場合もありますが、全く同じ条件下で接客することはありません。
お客様や状況によって、臨機応変な対応が求められるので、瞬発力や対応力が鍛えられます。
また、接客スキルを向上させるうちに、さまざまなビジネススキルを複合的に養うことができます。
接客・サービス業のお仕事を経験すると、以下のスキルが養われます。
・お客様が求めている内容をくみ取るためのコミュニケーション能力
・お客様がお話する内容を理解して、最適な回答をするための瞬発力や理解力
・お客様にご理解いただけるように説明するための論理的思考力や要約力
・クレームやトラブル対応における現状分析、問題解決能力や交渉力
学生からすると、企業は学生に対して、ビジネスマナーはそこまで求めていないと思われるかもしれませんが、就職活動の段階で、社会人としての基礎的なビジネスマナーは身に着けておく必要があります。
人事は学生とのメールのやり取りや届いた応募書類を見て、どの程度、ビジネスマナーが身に着いているかを判断しています。メールや電話でのコミュニケーション、面接時の立ち振る舞いなど、基本的なビジネスマナーが身に着いている学生は高評価を得ています。
せっかく書類選考を通過しても、面接の日程調整のやりとりで、印象が悪くなってしまうケースがあります。書類選考や面接といった選考ステップ以外の部分も、判断材料となっております。
ここで、よくあるビジネスマナー不備を紹介いたします。ビジネスマナーは、インターネットでもさまざまなサイトで紹介されているので、正しい手法を確認して覚えておきましょう。
・メールの件名が無い
メールの件名が空欄のままで届くことがよくあります。メールの件名には、
メールの受信相手が見た時に、誰がどのような用件でメールを送ってきたのか、
分かりやすい件名にしましょう。
・本文が用件だけで、宛名の後に挨拶と名乗りや署名が無い。
メール本文は宛名の後に、挨拶と名乗りを続け、用件を書きます。
メールの末尾には、署名を入れましょう。
・封筒の裏面に送り主の記載が無い
表面の宛名だけでなく、裏面に自分の住所と氏名を記載しましょう。
・黒色の油性ペンで書いていない
封筒の宛先や宛名、送り主情報は、黒色の油性ボールペンやサインペンで書きましょう。
ビジネスの場では、インクの色が黒色の物を使用します。
水性インクのペンは、雨でにじんでしまうので避けましょう。
・応募書類をクリアファイルに入れていない
ビジネスの場では、大切な書類を汚れ・濡れ・折れから守るために、クリアファイルに入れる
ことがマナーとされています。雨などで濡れてしまったり、折れてしまう可能性があるので、
応募書類を郵送する際は、クリアファイルに入れましょう。
・送付状を入れていない
応募書類を郵送で送付する場合は、送付状が必要となります。送付状は相手に挨拶を伝え、
送付物が正しいかどうか、相手が確認できるようにするものです。必ず同封しましょう。
・切手を貼らずに投函している
稀に、切手を貼らずに送付される方がいらっしゃいます。
切手を貼らずにポスト投函した場合、送り主の記載があれば、送り主宛に返送されますが、
封筒の裏面に送り主の記載が無い場合、お届け先の企業が送料(切手)を負担することになります。
・集合時間よりも早くに訪問する
事前に案内された集合時間を守りましょう。集合時間よりも早めに到着してしまった場合は、会社周辺
や最寄り駅周辺で時間を過ごして、訪問時間を調整しましょう。
< 受付時間が記載されている場合 >
会社説明会や集団面接、グループディスカッションなど、参加学生が多い場合、受付に時間を要する
ため、受付時間が記載されていることが多いです。受付時間を目安にして、訪問時間を調整します。
< 受付時間が記載されていない場合 >
個別面接の場合、受付時間が記載されていないことが多いです。受付時間が記載されていない場合は、
面接の5~10分前を目安に訪問時間を調整します。
・集合時間に遅れてしまう時に事前に連絡しない
交通機関の遅延など、集合時間に遅れてしまう場合は、必ず電話で担当者に連絡しましょう。
その際は、到着が遅れる旨の謝罪と、遅れる理由と到着時刻を伝えましょう。
・上着を着たままで来社している
コートなど上着を着ている場合は、会社に到着する前に上着を脱いで、きれいにたたんで腕にかけて
から、建物に入りましょう。
・待機スペースでずっと携帯を見たり、おしゃべりしている
面接までの待機時間では、担当者に案内されるまで、姿勢を正して待ちましょう。
社内で、社員とすれ違った際は、挨拶をしましょう。
・担当者に促される前に着席してしまう
選考会場に通された際、担当者から案内されてから着席しましょう。
ビジネスマナーは難しいというイメージを持たれるかもしれませんが、正しいマナーを知り、実践経験を積んでいくと、意識せずとも自然にできるようになります。
社会人になると、世代や立場が異なる相手と接する機会が増えます。
会社の同僚や先輩、上司、お取引先企業の担当者は、気心の知れた友人や家族ではありません。
学生時代、常識や暗黙のルールだと思っていたことが、相手にとっては非常識になることがあります。
相手に『伝わる』ように、どこまで心を込めて、相手に尽くせるか。
「これくらいいいじゃん」「この程度でいいじゃん」と思うこともあるかもしれませんが、それは相手に対して、自分が最善を尽くす相手ではないと、相手のことを見下していると捉えられ、誤解を招いてしまうこともあります。
中途採用では、学生と違って社会人経験があるので、さらに判断の目が厳しくなります。
応募書類に加えて、メールやメッセージのやり取りも判断材料になります。
応募書類をちゃんと書けない人が、お客様に納品するドキュメントをちゃんと書けるのか。
ビジネスメールもちゃんと書けない人に、大切なお客様の対応を任せられるのか、など。
社会人になると、メールや報告書、プレゼン資料やマニュアルなど、毎日、沢山の文章を書きます。
エンジニアの場合、設計書やパラメータシートといったお客様先に納品するドキュメントなど、論理的な文章を書く機会も多くなります。
ビジネスの場において、適切な表現、適切な内容で文章を書くことができることは、とても重要なスキルの一つです。就職活動中にビジネスマナーを学び、練習しておきましょう。
今回は、人事側の目線も踏まえて、就職活動で悩んでいる学生の方に参考にしていただけるように、
「面接で上手く自己アピールするコツ」について、解説させていただきました。
次回は「規模による働き方の違い」について、お届け予定です。
当社では、新卒で入社した方が、安心してエンジニアデビューできるように、入社後に6カ月間にわたって新人研修を行っています。長年の新人教育のノウハウを結集した独自の研修プログラムで、座学と実技演習を織り交ぜながら、ネットワークの基礎から順を追って無理なく学ぶことができます。
下記の【採用Q&A】のストーリーにて、新入社員・中途未経験者の研修内容について紹介しています。
また、新卒・IT未経験者の面接にて、よく聞かれる質問について回答していますので、当社への応募をご検討されている方は、是非、ご参考にしてください。