7月の社員旅行で発表された、フクロウラボのビジョン『かけがえのないパートナーになる』。発表されて4ヶ月が経った今、私たちの意識は変化したのか。
そもそもビジョンって?バリューって?これを元に行動して何が変わるんだろう...そんな疑問を紐解きつつ、フクロウラボのビジョンに込められた想いを探ってみました。
ビジョン/バリューとは?
会社の組織づくりに大切と言われる、ミッション/ビジョン/バリュー。言葉の定義には所説ありますが、私たちは下記のように設定しています。
ミッション=社会に対してどうあるか、存在意義
ビジョン=組織としてどうあるか、目的
バリュー=価値観の軸となるもの、行動指針
▼フクロウラボのバリュー
コトに向き合う
配慮し合う
期待を超える
バリューとは、様々なバックグラウンドの人が増えていく組織の中で、価値観や判断基準を揃えるために設定されます。フクロウラボでは平凡なことを非凡に取り組んで競争力の源泉とし、質の高い仕事をしていきたいという思いが込められています。
そして4ヶ月前に、組織の将来像であるビジョンが決定。
私たちはバリューを実践しようと試みてきましたが、何に向かって進んでいるのか不明瞭でした。ビジョンを設定することで、どうコトに向き合い、配慮し合い、期待を超えるのかを考え、より創造性の高い仕事をしていきたいと考えています。
▼ビジョン発表の際に行われたワークショップの様子。各チームに分かれて、『かけがえのないパートナーになる』を WHO(誰に) / HOW(どのように) / 何を(WHAT)という視点から深掘りして発表(COMMIT)しました。
なぜ、『かけがえのない』なのか?
辞書引用)かけがえのない:無くなったら他に代えるものがない・この上なく大切な。
いい仕事をしよう、世の中に価値提供しよう、お客様に価値提供をしなければいけないということが大前提にあって、それでも言語的に最大・最高ではなく、なぜ『かけがえのない』という言葉になったのか。
代表の清水さんに質問しましたが「覚えてない」の一言でした(笑)。合宿で、目指す方向性を考えディスカッションしていくうちに出てきた言葉だそうですが、そうなった経緯は忘れたとのこと。
しかし今回の記事で清水さんに質問をして感じたことは、相手を愛することがビジョンの奥にあるのだということです。数字やこれくらいまでという目に見えるものでもなく、相手への目には見えない配慮・愛することがフクロウラボのカルチャーの中にあったから、覚えてないくらい自然と出てきた言葉だったのだと思いました。(なぜ『かけがえのない』なのか?の答えになっていませんが...)
だからこそ『かけがえのない』という言葉を達成する難易度は高い...
先月行われた社内アンケートによると、ビジョンの浸透度は3.76(6点中)。バリューの浸透度は4.05でした。数字的には高得点に見えますが、点数の内訳を見てみると...
3点:理解している
4点:共感している
5点:実践しようと試みている
6点:実践している
共感よりの実践しようとしているという結果で組織として目指している『実践している』には遠い結果となりました。まだまだ伸びしろがある状況ですが、ではどうすればビジョンを実践していると言えるのでしょうか。
以前、清水さんがクライアント営業の佐藤さん(現在は退職されています)のお客様との向き合いが素晴らしいと何度も言っていました。佐藤さんは、なんと他社の相談までのっていたそう。これは佐藤さんがお客様との間に積み上げていった信頼関係があったからこそ、この人だから相談できるという関係値の上で成立するものでした。(佐藤さんが退職される際もお客様はすごく佐藤さんのこれからを応援してくださいました。)
「だれか」と信頼関係はどうやって築くのか。私たちは、シンプルにいい仕事を続けること。そして愛と配慮を持って自分の中で100%のところを200%、300%のクオリティーで期待を超えて向き合うこと、だと考えています。
とてつもなく難しく、苦しいですが、相手に向き合って仕事をしていれば自ずと『かけがえのない』存在になっていくと思います。
私たちはまだまだ、ビジョンに向かって進み始めたばかりです。できてないじゃないか!と思われるかもしれません。その時は遠慮なく指摘してください。私たちはビジョンを上辺だけの言葉にせず、日々成長していきます。
フクロウラボのビジョンやバリューに共感した方、興味を持った方は一度お話できたら嬉しいです。ご応募お待ちしています!
■関連記事